今日は2016年初めということで、目標設定についてお話ししてみましょうか。
「過去を受け入れられる、目標設定の考え方」というお話です。
私が大晦日に感じたこと
年始ということで、目標設定をする人も多いんじゃないかな~と思います。
ちなみに私は今日、一年の目標設定をしました。
もうずっと毎年続けているので、習慣みたいなものですね。
で、年末からいろいろ感じることがあって、そのお話です。
結論から言うと、「過去っていうのは、未来への希望次第でいくらでも変わる」ということです。
今日はこれをちょっと詳しくお話ししてみましょう。
大晦日の夜、私は「いい一年だったな~」と布団に入ったんですよ。
ちなみに私は毎日、寝る前には「これで寝て、次の日に目が覚めなくても満足できるような一日を送ったか?」と自問するようにしています。
で、その日も「もし明日に目が覚めなくても、後悔はない。今日だけでなく、今年も、これまでの自分の人生も、十分に満足した」みたいなことを思ったんですよね。
それで、「終わりよければ全てよし」みたいな言葉があるじゃないですか。
まさにそのとき、「たぶん人生が終わる時も同じで、終わりに幸福感を味わえていれば、今までの苦しみも全部帳消しに感じられるんだろうな」と感じたんですよね。
今がよければ、過去は全て受け入れられる
で思ったのが、「終わり」っていうのは、より正確に言うと「今」のことですよね。
だって、今がよければ、過去は全部受け入れられるものですからね。
これは直感で分かりますよね。
どんなに過去が苦しくても、それで報われた瞬間とかは、「しんどかったけど、よかった!」と感じるものです。
じゃあ、その「今」の善し悪しは何が決めるのかというと、「未来」なんですよね。
より正確に言うと、「未来への希望」ということです。
人は、「これから自分の未来はよくなっていく」と思えば、どんなに状況が悪くても、希望が出て、パワーを発揮できるんですよ。
でも、「これから未来はどんどん悪くなっていく」と思えば、どんなに恵まれた環境でも、不安になって、恐れを抱くようになると。
すなわち、「過去」の善し悪しは「今」が決めて、「今」の善し悪しは「未来への希望」が決めていることになります。
ならば結局のところ、「過去を受け入れられるかどうかは、未来への希望が決めている」ということですよね。
で、「未来への希望」なんてものは、ただの思い込みですよね。
「これからよくなる」か、「悪くなる」かなんて、どっちにしても、まだ起きてもいないことを、「今」思い込んでいるだけなんですから。
クリエイティビティーが、未来の「あり得ない跳躍」を可能にする
で、その未来も思い込みでしかないので、理屈抜きの思い込みでいいんですよ。
「そんな未来はありえない」みたいな思い込みで構いません。
根拠とかなくても大丈夫で、「そんな未来の跳躍、今の現状からはありえないだろう」というもので構いません。
というのも、クリエイティビティーを発揮していれば、そんな「ありえない跳躍」が頻繁に起こるようになります。
例えば私の場合、去年に「プロット教材を作っていたけど、インフォグラフィックと出会って、未来が開けた」って出来事がありました。
これは、たった一つのアイデアが、私の未来を開いたわけですね。
当然、「プロットインフォグラフィック」なんて希望は、それまで考えたことすらなかったものです。
それと同じで、クリエイティビティーというのは、「今までの過去からでは予想もできない未来」という、未来への跳躍を可能にします。
逆を言うと、「競争」や「見える道」にこだわっていると、そんな「予想もできない跳躍」ができなくなります。
「競争」や「見える道」というのは、過去からの延長線上にあるものですからね。
だから、競争の世界にいると、未来への跳躍ができなくなるわけです。
なので、クリエイティブに生きていると、「『ありえない』ってことは、ありえないな」と、自然に信じられるようになります。
たった一つのアイデアが、大きな希望と変化をもたらしてくれるんですから。
未来を劇的に変えるアイデアは、クリエイティブに生きていれば、どんどん起きるようになります。
「こんな生き方ができたら、最高なのになぁ」、「でも、今までの自分からは、そんなのありえない」というような、そんな「信じられない」、「ありえない」を実現する力を持っている、ということです。
過去を受け入れたければ、未来に希望を持ちなさい
だったら、簡単なことです。
「過去を受け入れたければ、未来に希望を持ちなさい」
ということですね。
その「未来の希望」というのは、クリエイティビティーがもたらしてくれます。
過去に後悔や執着を持つのは、今の状態(気分)が悪いからですよね。
で、そこで多くの人が、条件反射的に「過去が原因なんだ」と思ってしまうんですよ。
「あのときにこうしてしまったから、今がこうなんだ」とか、「あのときに、あの人がこうしてくれなかったから、今がこうなんだ」と思ってしまうと。
そう思うことでさらに気分が悪くなって、今の状態(気分)を悪くして、さらにもっと「過去が原因だ」とドツボにはまってしまうわけです。
その負のスパイラルから外れましょう、ということです。
今が悪い原因は、過去側ではなく、未来側なんですよね。
未来側を修正すれば、過去は書き換えられます。
そして、今も過去もよくできる、ということです。
まとめ
そういう考え方ができれば、「過去」に対する対処法は「未来」にあるんだと分かるでしょう。
そして、希望が持てれば今がよくなります。
今がよくなれば、過去もよくなります。
クリエイティブに生きることで、「未来への希望は、突然降ってわいてくる」と信じられるようになります。
そういう考え方で、目標を設定してみるといいんじゃないかと思います。
「過去を受け入れるために、未来の目標を作る」ということですね。
ということで、今日は「過去を受け入れられる、目標設定の考え方」というお話をしてみました。
今日はここまで~。