今日は、精神的なお話です。
とあるヘアスタイリストの「我が道を行く生き方」が面白かった、というお話です。
とあるヘアスタイリストの生き方
興味深い人の紹介動画があったので、ご紹介。(ただし英語版)
見たら分かるんですが、このチャンネルは毎回ゲストを紹介して、その生活とか、お金の使い方について語っている内容なんですが。
で、この回は、とあるヘアスタイリストの紹介だったんですよ。
そして、この人の「自分の個性をうまく使う生き方」がよかったので、紹介してみましょう。
「女性的な男性」という個性
上記動画で紹介しているのは、アレックス・パラドーというアメリカ人です。
この人は、「誰かが変身するのを見るのが大好き。それで自分に自信を持つのもすてき」ということで、ヘアスタイリストになったと。
で、この人はとても「女性的な男性」なんですよね。
見ると分かるんですが、なんだかとても柔らかいし、しゃべり方も女性的で。
そしてヘアスタイリストとして、いろんな女性の髪を整えたり、美しくしたりしていると。
女性的な性質を、強みとする生き方
この人の素晴らしいところが、そういう自分の個性を強みとして使っていることですね。
普通、男性が「女性的なことが好き」とか、「女性のように生きたい」というと、批判されやすいものです。
特に、自由を知らない固定概念ばかりの人たちからは、「けしからん。男らしくしろ」みたいに言われると思うんですよ。
でも、この人はヘアスタイリストとして活動することで、女性客に親近感を持たれることで、喜んでもらっているわけです。
そして、性別的には男性なので、「女性のヘアスタイリストにはないもの」を持っているように思います。
「その個性」を好む一部の層もいる
言うなれば、「その個性」を好むような、一部の層もいる、ということです。
その存在に気づくと、世界が変わるように思います。
とあるところで見たことがあるんですが、女性でも、一部の層では「好きになる男性は、みんなゲイだった」みたいな人がちょいちょいいるようで。
おそらく、「精神的な男性性」が苦手だったり、そういう「女性的な感覚が分かる男性が、心地よくなるし、信頼できる」という層もいると思うんですよ。
すると、このヘアスタイリストさんは、そういう女性層から絶大に安心されるし、信頼されるわけです。
「自分はこれでいい」という安心感
そういう風にお客から支持されると、「自分はこれでいいんだ。むしろこれがいいんだ」って分かりますよね。
周囲とは違う個性があるけれども、だからこそ普通のスタイリストにできないことができて、喜んでもらえるんですから。
すると、「自分の好みを全開に出していい」と分かって、圧迫感が消えます。
それに、独自スタイルと独自ポジションができるので、変に批判されることがなくなります。
だって、その人の店に来る人は、そのヘアスタイリストを信頼している人ばかりなんですから。
そして少数のお客から特別に喜んでもらうことで、高い収益も作れると。
まとめ
そういう風に、自分を殺して周囲に合わせようとするのではなくて、自分の個性を生かして、我が道を進む生き方もいいですよね。
そして、そういう生き方は、自分の周囲には前例がないものです。
これは私の予想ですが、このヘアスタイリストさんでも、生まれてからハイスクール卒業まで、「自分はこう生きればいい」という実例なんて出会わなかったと思うんですよ。
「女性的なファッションとか、美しさがいいな。好きだな」と漠然と考えて、そして「ヘアスタイリストもいいな」とイメージして、そして自分なりにお客を作ったんじゃないかと思います。
ある意味、最初から自分を偽らないわけです。
「私はこういう人間なの、ごめんね」で、自分の道を突き進むわけですね。
すると、そういう性質を信頼する人が出てくるので、うまく自分の個性を受け入れてくれる人に囲まれ始めると。
まぁ、アメリカだからその辺に寛容なのかもしれませんが。
とはいえ、そういう「私はこういう人間なの、ごめんね」みたいな我が道を進む生き方もいいように思います。
ということで今日は、とあるヘアスタイリストの「我が道を行く生き方」が面白かった、というお話でした。
今日はここまで~。