今日は、ファン作りについてお話ししてみましょうか。
「○○が好きすぎる人」は愛される、というお話です。
好きなことを出し過ぎる人ほど、好かれる
昨日の話に少し関連するんですが、「自分の好きなことでファンを作る」というのは、「自分軸で情報を発信していく」ということです。
でも、「自分が好きなことは、他の人には受け入れられない」とか思いがちですよね。
それどころか、「自分が好きなことを出しすぎると、人から嫌われる」という恐怖を持つ人が多いかもしれません。
でも実はこれって、正反対なんですよ。
「好きなことを出し過ぎる人ほど、好かれる」という現実になります。
ほら、よく「これが好きすぎる人」っていますよね。
私の周囲では、「スターウォーズが好きすぎる人」がいるんですよ。
だから最近のスターウォーズブームでも喜んでいて、さらにはなんかすごいチケットを入手したようで、狂喜乱舞していたんですが(笑
そういう人は、スターウォーズを本当に面白そうに語るから、私まで「そんなに面白いのかな?」とか興味を持ってしまうものなんですよね。
他にも、昨日紹介した漫画家さんみたく「イタリアが好きすぎる人」とかいて、イタリアのいい部分をすっごい情熱的に語るとか。
うちでイラストを描いてくださった漫画家さんで言うと、そのお方は「怪奇系が好きすぎる人」で、もう怪奇系物語を情熱的に語るわけです。
すると、やっぱりその情熱は伝播してきて、ふいにスーパーでイタリアンフェアとかあったり、書店で怪談特集とかあったら、「ちょっと見てみようかな」とか思いますからね。
「これが好きすぎる人」が好かれる理由
じゃあ、なぜ「これが好きすぎる人」って、好かれるのか。
それが、分かりやすいからなんですよね。
人は、相手のことを理解できるほど安心します。
同じ家族とか同じ出身地、同じ国家出身の人って、信頼関係が芽生えやすいですよね。
というのも、それは同じ環境で育ったから、相手の考え方とか感じ方が理解しやすいからなんですよ。
逆に、「こいつはいつ何をするか分からない」という人ほど、警戒しますよね。
で、「他人軸でばかり動く人」って、周囲からその人の本心が見えないんですよ。
「あんたは何がしたいの?」と言っても、その人の意見を出さないってのは、心の底で何を考えているのか分からないと。
だから、他人軸ばかりで動いている人とか、その代表例である八方美人は信頼されなくなるわけです。
他の人のために自分を殺して生きるほど、信頼されなくなって、見放されてゆく。
これって最悪でしょ。
でも、多くの人が「信頼されたい、受け入れられたい」と思って、そこで「もっと自分を殺して他の人のためになれば受け入れられる」と思い込んでしまって、どんどんドツボにはまっていっているわけです。
実際は、逆なんですよ。
自分を出せば出すほど、信頼されて、好かれてゆくと。
本当に信頼されるには、自分を出す必要があるんですよね。
すると、ありのままを出せて、信頼されて、受け入れられていく、ということです。
まとめ
だから、「これが好きすぎる人」というのは、周囲を安心させるわけです。
そして、周囲からどんどんその好きなことを与えられるし、「これが苦手」と表明すればするほど、周囲はそれを避けてくれます。
むしろ、「少しだけ出そう」とか、「ほとんどを周囲に合わせよう」という人ほど、信頼されなくなります。
確かに昔の日本は、「周囲に合わせるほどいい」という価値観でした。
でもインターネットで全世界がつながった今では、そういう価値観はほとんど消えつつあるように思います。
特にファンを作る場合だとか、自分の好きなことを発信していく場合、出し過ぎるぐらいの方がいいでしょう。
「自分の好きなことを発信していく」のって、裏を返すと「周囲がまだ好きではないことを発信してゆく」ってことですからね。
周囲とは違うことを発信するからこそ、目立つし、好かれる、ということです。
私も普通の人とは違うことばかり言ってるでしょ(笑
世間一般からすると、私は「変人」なんですよ(笑
それでも「こういう生き方って最高だよ!」と、クリエイティブに生きることが好きすぎる人だからこそ、応援されてるんじゃないかな~と思ったりもします。
ということで、今日は「○○が好きすぎる人」は愛される、というお話でした。
今日はここまで~。