今日は、気楽になれる考え方について、一つアイデアをご紹介しましょう。
「今の命は儲けもの」と思えると、気楽に生きられる、というお話です。
「命があるだけで儲けもの」という考え方
明石家さんまさんの「生きてるだけで儲けもん」じゃないですが、「命があるだけで儲けもの」っていう考え方って、いいですよね。
というのも、「当たり前」のレベルを限りなく下げられるからですね。
幸せってのは、結構相対的なものなんですよ。
「ないのが当たり前」と思うか、「あるのが当たり前」と思うのかで、全然幸せ度が変わってくるわけです。
「あるのが当たり前」だと思えば、「あれもない、これもない」となって、ないものを嘆くようになるんですよ。
でも、「ないのが当たり前」だと思えれば、「あれもある、これもある」となって、あるものに目を向けられて、あるものを十分に使うことができると。
そこで「命があるだけ儲けもの」と考えれば、「命以外はないのが当たり前」にできて、豊かさに目を向けられるようになる、ということですね。
誰でも一度ぐらい、「死」を感じたことがあるもの
で、誰にも一度ぐらい、本気で死のうとしたこととか、死にそうになった出来事とかあるかと思います。
なら、とりあえず「そのときに既に死んでいた命だ」とするわけです。
すると、今の命は「本当は死んでいたはずなのに、運良くまだある命」になって、儲けものになっちゃうんですよね。
だったら、気楽にいろんなことができますよね。
命ってのは、道具です。いわば、「使うもの」です。
「保存しておくもの」ではない、ということですね。
これは野球のグローブとかバットと同じで、「ずっと新品のままがいい。傷つけたくない」とか思って使わなかったら、何の意味もありませんよね。
野球をして楽しんだら、グローブもバットも傷がつくし、痛んでゆくわけです。
でも、それでいいんだ、ということです。
どのみち、使わなくても痛んでゆくものなんですから。
「自分の命は大切だ。傷つけてはいけない」と思えば思うほど、実は動けなくなります。
逆に「自分の命は儲けものだ。どのみちあと何十年で滅びる命。傷ついてもいいから、やりたいことをやろう」と思うほど、命を使うことができるようになります。
使えば使うほど、精一杯楽しめるということですね。
まとめ
だから、「私の命は、どうせあのときに死んでいた命だ。今の命は儲けもの」だと思うと、楽に挑戦できるようになれるでしょう。
しんどい時は、こういう考え方で乗り切ってみるのもいいかと思います。
ってことで、今日は「今の命は儲けもの」と思えると、気楽に生きられる、というお話でした。
今日はここまで~。