今日は、精神的なお話をしてみましょう。
エネルギーを出して、なおかつ覚悟を決めて行動できる、そんな考え方のお話です。
「一生貧乏してもいいから、これをやりたかったんだ」
作家で講演家に本田健氏という人がいるんですが、この人のメルマガでいい内容があったのでご紹介。
普通の人と、世界的に活躍している人の何が違うのかなぁと、TLCのメンバーの話を聞きながら考えていました。
あるとき、TLCのメンバーのひとりが、ランチを食べながらの世間話の中で、ハッとすることを言ってくれました。「一生貧乏してもいいから、これをやりたかったんだ」
それを聞いて、電流が体中を走りました。
一生貧乏してもいいから、やりたい!
これこそが、ライフワークです。
上手にできそう、仕事になりそう、世間に認められそうだからやっているのではないのです。
まさにこれだと思うんですよ。
「一生貧乏をしてもいいから、これをやりたい」
そういうものを持てるかどうかなんですよね。
私も似たような考え方を持っていて、私なりの言葉で言うと、こんな感じです。
「これを作れれば、もう思い残すことはない」、その時々で、そういうものをどんどん作っていく。
今までの私の作品全てで、これは当てはまります。
だから、今まで作ってきた作品では、失敗作もありますが、作ったことそのものには後悔はしていないんですよ。
その時々で、私の中にある全てを出し切って生きてきたからですね。
「死ぬまでに絶対にやりたいこと」を、今から始める
これは言い換えると、「死ぬまでには絶対にやりたいこと」だと言えるでしょう。
「死ぬまでにやりたいこと」ってあるかと思います。
それをもったいぶらずに、今からやる、ということです。
そんな「死ぬまでに絶対にやりたいこと」に着手していると、死ぬことですら怖くなくなるんですよ。
そりゃそうで、それをやりきれたら、安らかに死ねるんですから。
たとえ道半ばで倒れたとしても、「自分はやれるだけやった!」と納得できて死ぬことができます。
死ぬことですら怖くなくなるんですから、「一生貧乏をする」なんて、いくらでも受け入れられるものです。
もちろん、「一生貧乏をする」なんてことはないんですよ(笑
むしろ、それぐらい情熱を傾けられることをしていると、逆に豊かさはどんどん舞い込んできます。
エネルギーがある人には、「貴方を応援したい!」という人が次々と出てきて、支えてもらえるようになるんですよね。
だから、「一生貧乏をしてもいいから、これをやりたい」というような「大好きなこと」を持てた時点で、もう成功したも同然なんだと。
もったいぶらずに、今の「全て」を出す、という生き方
私が幸運だったのは、そういう情熱を傾けられるものを持てたことかな、と思います。
大学時代にゲーム制作と出会ってから、今まで一日たりとも「暇だ」と感じた日はありませんでしたからね。
そしてゲーム制作やアニメ制作、本制作、そしてこのブログにしろ、ほぼ常に「死ぬまでには絶対に言い残しておきたいこと」から順番に書いています。
私は、ブログでネタをもったいぶることはしないんですよ。
常に、「この記事を書けたら、もうこのブログを更新できなくなってもいい」というものから書いています。
(いや、まあ、時にはそうではないこともありますが(笑
でも、そういうのを作っているからこそ、次々と新しい世界が見えてくるわけですね。
「全てを出し尽くす」というのは、「現状から出る」ことを意味しますからね。
そうして一つの場所にとどまらずに、ゲームやアニメ、写真加工技術、本、プロット技術みたいに、どんどんいろんな世界を巡って、作り続けていると。
なぜそんなことができるのかというと、それが私にとっての「一生貧乏をしてもいいから、やりたいこと」、「死ぬまでに絶対にやりたいこと」だからですね。
だから、こんな長文を、毎日書けているんじゃないかなと思います。
そして、覚悟を決めて、後ろを振り返ることなく進むことができるんだと。
まとめ
そんな風に、現状が動かない場合、「一生貧乏をしてもいいから、やりたいこと」、「死ぬまでに絶対にやりたいこと」というものに着手してみるといいかもしれません。
実際にこれができると、体の内側から、膨大な勇気とエネルギーが出てきます。
そして、貧乏をすることどころか、死ぬことですら怖くなくなりますから。
「できるようになったら、エネルギーが出る」んじゃないと。
「それに着手するから、エネルギーが出る」んだと。
そういうアプローチも、いいんじゃないかと思います。
ということで、今日はエネルギーを出して、なおかつ覚悟を決めて行動できる、そんな考え方についてお話ししてみました。
今日はここまで~。