今日は、精神的なお話です。
「今までの生き方全てを捨てなくても、やりたいことはできる」、というお話です。
会社を辞めなくても、やりたいことはできる
ちょっとした記事を見つけたので、ご紹介。
厚切りジェイソン「年収2000万の勉強法」(PRESIDENT Online)
芸人で、厚切りジェイソンさんって人がいるんですよ。
この人は出世を目指して、日本に来てIT会社の社長にまでなったけれども、実際に社長になってみると「ああ、この程度のものなのか」と思ったと。
で、彼は「もっと人生を幸せにできるような、やりたいことをやろう!」と決めて、日本でお笑いを始めたという。
理知的な社長になった後で、全く正反対の感情的なお笑いを始めるのが、なんかいいですよね(笑
で、印象深かった部分を引用してご紹介。
何か新しいことをやりたい、習いたい時に、日本人は「今までの人生をすべて捨てないといけない」と勘違いしている人が多いんですよ。
「芸人になりたい=会社を辞めないといけない」と考えてしまう。(中略)
勉強なんて、いつでもできるんです。
「大好きなこと」だけで、十分な生活費を稼ぐ必要はない
これ、確かによくありますよね。
私は「大好きなことでお金を稼いでいこうよ」と情報発信をしているんですが、ほとんどの人が「これで十分な生活費を稼げるだろうか」と不安に思ってしまっているんですよ。
私からすると、「大好きなこと」だけで全部の生活費を稼ぐ必要なんかありません。
独立できればそれに越したことはありませんが、ちょっとしたバランスを変えるだけでぐっと毎日の状態がよくなったりするんですよね。
例えば半分ぐらいは好きなものからお金を得て、もう半分ぐらいは別の仕事をしたっていいわけです。
「一日中やりたくない仕事に拘束されるのは嫌だけど、午前中だけなら全然問題ないかも」、「一週間ずっと仕事は嫌だけど、週に2~3日ぐらいならちょうどいいかも」みたいな場合だって多いんですよ。
これは特に安定指向な人で、「一日中漫画を描くよりも、午前中は普通の仕事をして、午後は漫画を描いて収益を得る。もし漫画がうまくいかなくなっても、普通の仕事でリカバリーできる」みたいな形の方が、安心してできる人もいるかもしれません。
すると、逆に毎日にメリハリが出て、やりたいことにも打ち込めたりするんですよね。
全部を変えなくても、たった3~4時間程度を変えるだけでよかったり。
なら、思い切って会社を辞めなくても、勤務形態を変えてもらうぐらいで実現できることもあると。
好きなことも、一つに絞り込む必要はない
そして「好きなこと」も、一つに絞り込む必要なんかありません。
好きなら、いろんなことをしていいと思います。
それで、いろんな場所から収益を得ればいいと。
今は変化が激しい時代で、人の一生よりも、会社や業界の一生の方がはるかに短くなってきました。
昔あれだけあった呉服屋はほとんど消えていて、CDショップも消えて、レンタルビデオ屋も消えて、八百屋さんも魚屋さんも肉屋さんも消えて、町の姿はがらりと変わりました。
今では本屋さんも消えつつあり、手元のスマホのような小型端末に集約されてきました。
それに代わって、今ではネット上が賑わっていたり、観光業が盛んだったりしているんですが。
そういう変化の激しい時代では、「一つで十分な額を稼ぐ」なんて必要はなくなります。
むしろ、収入源はいくつも持っているぐらいの方が、安全ですよね。
好きなことなら、思い切っていろんなことをすればいいんですよ。
全く非関連のものでも、いろいろなところから収入を得ていくといいでしょう。
すると、全く非関連の業界でも、共通するところが見つかるかもしれませんし、新たな発想が得られるかもしれません。
「一つに集中する方が、優れたパフォーマンスを発揮する」という価値観ですら、もはや通用しない時代になってきたんですよね。
まとめ
そんな風に、今までの生き方を大きく変えなくても、小さいところから好きなことは始められます。
そして、少しずつ収益を得てゆけばいいかと思います。
で、いろいろやっていたら、ヒットするものが出てくるんですよ。
なら、そのヒットしたものの比率を増やしていけばいいんじゃないかな、と思います。
私もいろんなことをして、それで手応えがあったものに集中してきてますからね。
最近は他の人のプロットを作ってますが、これも試しにやっている、という程度です。
少しずつ進めてゆくので、いいと思いますよ。
ということで、今日は「今までの生き方全てを捨てなくても、やりたいことはできる」、というお話をしてみました。
今日はここまで~。