今日は精神的なお話です。
「社会のレールから外れて生きる人の、新年の目標設定方法」というお話です。
新年の目標を設定してきました
新年ですが、私は今日から平常運行です。
ゴールデンウィークとかお盆みたいな、休日の人混みを避けたいタイプなので、多くの人が休日な時は制作をしていることが多かったり。
特に新年前後、お盆前後なんて、普段運転しないような人まで運転しているので、普通と違ってだいぶ車が怖いでしょ(笑
そして昨日、新年の目標も設定してきました。
で、私が新年の目標として最初に挙げたものはというと。
「今年一年、生き抜くこと」だったり(笑
「それって目標かいっ!」とツッコミが入りそうですが、まぁ私の話を聴いてください(笑
目標通りに行かなかった生き方
今まで新年の目標として、いろんな「今年はこれをこうする、あれをこうする」みたいに具体的に設定していたんですが、私の場合、多くの場合で目標通りに行かなかったんですよ。
それどころか、目標なんて実現しないことがほとんどで。
例えば前作のプロットシステムでも、当初は3~4ヶ月で仕上げたかったものが、結果として3年近くにもなってしまって。
最近でも、「新作本を2020年の12月中には出したい」とか言っていたのが、まだ思いっきりできていませんからね(笑
すると、「1ヶ月後の目標ですらうまくできないのに、1年の目標なんて分からんわっ!」ってなるわけです(笑
それに、私の人生を振り返ってみると、例えば「大学生時代に、自分が未来にこういう状態になることを見越せていたか」と言うと、全くそうではありませんでしたからね。
まぁもちろん、今の状態は、当時私が「こういう生き方ができればなぁ」と願っていた、ほぼそのものではあります。
当時はゲーム制作にはまっていて、「誰にも雇われずに、こういう大好きな制作ばかりをして、自由に生きていけたら最高だな」と思ってました。
そして今は、ほぼそれを実現できている状態で。
でも、その道順は全く予想すらできませんでしたからね。
それに、「今何をしているか」という内容も、当時では全く予想できなかったものばかりです。
まさか、自分が本を書いていたり、ブログを書きまくっていたり、ストーリープロットにはまっていたりとか、全く予想できませんでした。
「社会のレールから外れて生きる人」の目標
これは特に、社会のレールから外れて生きている人ほど、「正解の道順なんて、今から分かるはずがない」と感じるんじゃないかと思います。
すなわち、そういう人ほど、「これをこうして、これを実現する」なんて道順を見越すことは、強烈に難しいことだと。
だって、「こうなりたい」という目的地のイメージはあっても、道が分からなかったり、行き止まりだったりすることがほとんどなんですから。
このブログを読んでいる方でも、昔の自分が「こういう経路で、今の状態になる」というのを完全に予想できた人なんて、だいぶ少ないんじゃないかと思うんですよ。
特に、願っている状態をある程度実現するまでは、「どうしたらいいんだ」と頭を抱えたり、「未来が見えない」と不安を感じたりと、暗闇の中を迷って、疑って、苦しんでばかりですよね。
失敗して、落ち込んで、それで途中で他の道を見つけて、「こうすれば抜けられるのか!」と新たに学習して、今まで持たなかった知恵を身につけて、進んできたわけで。
そもそも本当に道順が分かっていれば、「うまくいくのは時間の問題だ」と分かって、元気も出るしわくわくが止まらないわけです。
ならば、もし今の状態がゴール近辺ではないなら、道順を決めることなんて、ほとんど意味がないように感じたりもします。
最初から道順を設定するのは、さして意味がない
なら、レールから外れて生きる人ほど、今の自分で「これをこうして、こうなる」という道順や、その目標を最初に設定するのは、さして意味がないように感じたりもします。
むしろ、「とりあえず今年も一年、生き抜こう」というのを最初に設定するぐらいで、いいように感じます。
で、「今年一年、生き抜くこと」を一番の目標とすると、無駄な見栄とか世間体、しがらみを手放せるんですよ。
だって、生き抜けさえすればいいんですから(笑
そしてそういう土台を大切にすると、安心できる拠点を得られます。
「他の表面的な目標がダメでも、一番最初の『生き抜く』という目標は達成できれば大丈夫」みたいに。
すると、その拠点を元に、いろんな策を練ったり、アイデアを出せて、新たに挑戦し続けられるかと思います。
最初から「遠回りでいい」と受け入れるのもいい
もちろん、多くの「レールの上を歩く人」にとっては、具体的に道順を決める方がいいかと思います。
それは、すでに地図があるし、目的地までのレールも通っているからですね。
でも、レールから外れて生きる人ほど、具体的な目標や道順なんて重要ではなくて、目的地さえ見えていればいいように感じます。
その上で、いろいろと試行錯誤できるように、時に回り道も考慮するぐらいでいいかなと。
新年の目標では「最短で実現する」としがちですが、そういう風に、最初から「遠回りでいい」と受け入れるのも、一つの発想かと思います。
その方が、結果的に早く「今の自分も気づかない、意外な解決への道」が見えやすくなることもあるかなと。
まとめ
なので、レールから外れて生きる人ほど、基礎的な目標を最初に設定するぐらいでもいいように感じます。
ちなみに私の場合、今年は次のような優先順位を設定してみました。
- 今年も一年、生き抜くこと
- 希望を持ち、心身ともに健康であること(心身の健康を損なうような嫌なことは、できるだけしないこと)
- 等身大の自分で生きること
- 意味あることに、どんどん着手している
- 新しいものを、どんどん味わっている
- …(そしてもっと具体的な目標を作っていく)
もちろん、後半になるほど優先順位は落ちるので、変えることもあるでしょう。
でも、先頭にあるものほど、とにかく最優先して実現すると。
すると、自分軸を保ちつつ、いろんな方向性を模索しながら、目的地に進めるかなと思ったり。
とにもかくにも、去年に引き続き、今年も激動の時代になりそうなので、基礎部分を大切にしてみるのもいいかもしれません。
すると、しっかりした土台を作れて、少しずつでも着実に未来を変えてゆけるかもしれません。
ということで今日は、「社会のレールから外れて生きる人の、新年の目標設定方法」というお話でした。
今日はここまで~。