今日も精神的なお話です。

失敗を乗り越えるプロセスって、こういう流れですよね、というお話です。

 

テント暮らしをしている面白い人

Twitterを見ていると、まさやさんという面白い人がいたんですよ。

この人は、山の土地を入手して、そこでテント暮らしをしているという。

 

この人が言うには、「できるだけ働かず、いくらでもこもっていられて、周囲に誰もいない空間が欲しかった」というようで。

おそらく「できるだけ働かず」=「できるだけ嫌なことをせず」だろうと思います。

 

そういう「低コストで、安心して一人でいられる拠点が欲しい」ってこと、人によってはあると思うんですよ。

ちなみに私はこういう低コストライフって、「すごく面白そう!」と感じる人だったりします。

いやまぁ、さすがにテント暮らしは男性にしかできないとは思いますが(笑

 

小屋作りのミスが面白かった

それで、この方は今、「小屋を建てよう!」ということで、現在進行形で小屋を作り始めていて。

そしてその中で、「こういうミスをした」という動画があって、これが興味深かったので、ご紹介。

 

 

ミスを乗り越えるプロセス

実際に動画を見ると分かるんですが、「ミスを乗り越えるプロセス」って、まさにこういう流れですよね。

 

まずは「こうしたいな」という願いがあって、実際に何も分からない中でも、調べたりして素人状態から少しずつ始めていきます

この人の場合、「テントじゃなくて、小屋で暮らしたいな」という願いがあって、「それじゃあ実際に、小屋を作ろう」と始めたと。

私の記憶では、確か3畳ぐらいの広さまでなら、建築資格とかなくても小屋を作っていいらしいようで。

そうやって、ネットや本などで調べつつ、ど素人の状態から始めます。

 

問題にぶつかった瞬間の反応

で、進めるんですが、あるときうまくいかない問題にぶつかるわけです。

上記動画の場合、基礎を作る段階で、サイズを確認していると、「誤差では済まされない長さの違いができた」と発覚します。

 

それで、頭を抱えるんですよ。

というのも、なぜそういう風になったのか、原因がすぐには分からないからですね。

 

それで、原因が分からないから、ひとつひとつチェックして、どこがおかしいのかを分析して、原因を推論してゆきます

「本当ならもっと先に進めなきゃいけないのに」と、スケジュールに焦りながらも、原因究明に時間をかけなきゃいけなくなると。

上記動画の場合、再度長さを計測してメモして、どこがおかしいのか、なぜそういう現象が起こるのかを考えてゆきます。

 

焦り、落ち込みつつも、対策していく

で、対応してみても、今度は「大枠からずれている」となって、「なんでやー!」と頭を抱えて。

だけど、「ここは重要な部分だから、時間がかかっても確実にしないと」と、重要な場所は見極められているんですよね。

とはいえ、「やばいよこのペース、予定通りに進まないよ」とか、「やり直しなの?」、「どうしよう、Twitterで人に聞いてみようか」とか落ち込んで。

そうして、焦り、落ち込みつつも、対策していくと。

 

そして最終的に、原因が判明するわけです。

今回の場合、「糸に貼っていたテープの位置が、ずれてしまっていた」というもので。

そうやって「こんなミスがあるのか」と落ち込みつつ、「まぁ仕方ない。スケジュールも遅れたけど、ようやくうまくできたから、進めよう」と受け入れて、失敗を乗り越えると。

 

焦って悩んでの連続でいい

これ、何かに挑戦している人なら、「あるある。分かる!」と、共感しまくりなんじゃないかと思います。

もう、何か新しいことをしようとする場合、こういう「焦って、悩んで」の連続でしょ(笑

 

「こうすればうまくいくだろう」と思って、計画して進めても、うまくいかない問題が出てきて。

で、原因を探して、スケジュール通りに行かないことに焦って、悩んで、ようやく原因を見つけて、対策をして、学んで、ため息をつきつつ先に進むと。

 

好きなことだから乗り越えられる

これ、好きなことだから乗り越えられるんですよね。

実際に、こういうミスをしたとしても、「私はどうしていつもこんなミスをするんだ!」と自分を責めることはありません。

というのも、「自分で決めた目標に進む」という場合、問題は目の前のものであり、自分を責める要素がなくなるからですね。

だから自分を責めることなく、問題をうまく分析して乗り越えられるわけです。

 

一方で、嫌なことをしていると、こういう問題が出るたびに自分を責めてしまうんですよ。

「どうしてこんなミスをするんだ!」、「だから私はダメなんだ」と感じて、自己否定してしまうと。

それは、自分で決めた目標ではない方向に向かっているからですね。

 

自分を責めるのは、正しい判断

ある意味、「問題の本質は、目の前の問題を解決することではない。本当の問題は、自分の決断部分にある」と心の奥底で分かっているから、自分を責めるんじゃないかと思います。

だって、自分が欲していないものを実現しても、自分は嬉しくないし、豊かにならないんですから。

だから「問題を責める」のではなく、「自分を責める」になると。

 

すると、「自分を責めるのは、悪くないことだ」と分かります。

それは、自分の目標選択部分から間違っているからですね。

多くの人が「自分を責めちゃダメだよ」とか言いますが、本当は「どんどん自分を責めなさい。それは、自分の決断を見直しなさい、という意味ですよ」と伝える方がいいのかもしれません。

そして自分の中にある、根底部分の間違いに気づくことで、「目標を変えると、自分を責めるのではなく、問題に集中できる」とできるように思います。

 

まとめ

そういう風に、失敗のプロセスを見ると、「これは本当に、自分が望んでいることなのか」が分かるかもしれません。

望んでいることなら、結構忍耐強くできるんですよね。

一方で、望んでいないことなら、すぐに自分を責めてしまうと。

 

そういう判断基準が見えると、より望む方向が分かるかもしれません。

 

ということで今日は、失敗を乗り越えるプロセスって、こういう流れですよね、というお話でした。

今日はここまで~。

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