いい記事だったので、ご紹介。

サソリのさとり(水野敬也オフィシャルブログ「ウケる日記」)

記事の中では、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の中から「サソリの火」の内容を引用していて、その別解釈が素晴らしいので、是非どうぞ。

 

昔、バルドラの野原に一匹のサソリがいて、小さな虫を殺して食べていました。
でも、ある日、イタチに見つかって食べられそうになり、サソリは必死で逃げました。
すると、サソリは井戸に落ちてしまい、おぼれ始めました。

そのときにサソリは思ったわけです。
「あぁ、どうして自分はこの体をイタチにくれてやらなかったのだろう。そうしたら、イタチも一日生き延びられただろうに」と。
そして、「神様、どうか次は、この体をみんなの幸せのためにお使いください」と。

すると、サソリは火に包まれて、今でも夜の闇を照らしている……というお話です。

 

もし神様からの返事があって、私なりに言うならば、神様はこう答えたことでしょう。

「貴方が今生きていることに感謝しなさい。すると、次とは言わず、今すぐにでもみんなの幸せになりますよ」と。

 

詳しい解説は、ここ(供養のお話)に詳しく書いていますので省略します(笑

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