「肝心な時にうまくいかない」という人がいますよね。
それは、「無意識がそうさせている」と見ると、原因が分かることが多いでしょう。
無意識は、時に意識を越えて、人を操るものです。
私が知っている、ある作家志望の人が、仕事を受けた直後、無意味に壁を殴って、指の骨を折りました。
彼は、高校時代に「友人が小説を書いていて、みんなから『すごい!』と言われていた。だから自分も『すごい』と言われたいがために、書き始めた」と言っていたんですよ。
つまり、彼は小説やシナリオを書くのが、全く好きでも何でもなく、逆に苦痛でしかなかったのです。
だから、無意識がそうさせて、わざと「嫌なことをしたくない」がために、指の骨を折ったわけです。
こだまゆうこさんという私の同郷の先輩が、あるブラック会社に入りました。
彼女は入社後から毎朝、そのビルのエレベーターのボタンを、一階間違えて押しました。
それが、入社から一週間、ずっと続いたといいます。
これは、無意識がわざと「そこに行っちゃいけないよ」と警告を発して、そうさせたわけです。
通勤中に、車で事故を起こす人がいました。
彼は一度や二度ではなく、七度や八度も事故を起こします。
それは、「その会社に行ってはいけないよ」という無意識が、そうさせたと考えられるでしょう。
同じように、肝心な時に、忘れ物をする。
出社前や重要な会議、〆切前に、ものがなくなる。見つからなくなる。急用が入る。体調を崩す、病気になる……
そういうのが不自然に続く場合、「無意識が、そっちに行ってはいけないよ」と言っている、ということです。そう考えるといいでしょう。
もし本当に大好きなことなら、天職なら、そんなことが続くことはありえません。
「肝心な時にうまくいかない」という人は、今やっていることが、本当に自分の人生にとって、楽しいことかを再確認するとよいでしょう。
生き方は、どんな状態からでも、作り替えることができます。
「そんなのできないよ」と言った瞬間に、できなくなります。
「できる」と思った時から、次第にその道が見えるようになるものです。
トラブルや病、困ったことや苦痛は、「そっちじゃないよ」ということを教えてくれている道しるべでもあるのです。
(補足)
ポエム形式を、ですます調で書いてみました。
う~む、今日のは少し、読みにくいですかね。
最近はブログでも、いろいろ表現方法を試行錯誤してるところです。
楽に書けて、読みやすいような、そんないい形式が見つかるといいですね~。(*´д`)