本日、最新作の電子書籍「前向きスピリチュアル―もっと気楽に生きるための考え方」をリリース&無料配布開始しました
今回も、期間限定で無料配布をしています。(12月16日(火)午後5時まで)
なお、新作リリース記念として、「落ち込んだ時に読む本」も同時に無料配布中です。
期間限定なので、お早めにダウンロードしておいてくださいませ。
今回は、スピリチュアルなお話です
本のタイトル通り、スピリチュアルなお話をメインにしています。
神様とか進化とか言っていますが、まぁ私が言うような内容なので、ちゃんと解説はしているので安心してください(笑
劣等感を持っていたり、「私はダメな人だ」って思っている人でも前向きになれるような、そんな考え方を詰め込みました。
なかなかこのブログでは書けないような内容を入れているので、人によっては新鮮に感じるかもしれません。
あとがき
今回のジャケット絵は、ちょっと女性向けっぽく仕上げてみました。
タイトルロゴが、なんか西洋風の学園恋愛ノベルっぽいデザインですが、気にしないでください(笑
実は、今回のロゴは結構気に入っていたりします。
私はこういうデザインも好きなんですが、いいロゴができたりすると、もうすっごい嬉しくなるんですよね(笑
ジャケットデザインも、最初の頃に比べるといいデザインになってきたな~と思っていたりします。
これも、場数を踏めば、スキルは上がるものなんですね。
この本で今年14冊目の電子書籍となりましたが、今年の作品リリースはここまでで一段落かなと思います。
いや~、「今年は本を書く」と表明はしていましたが、ここまで書くとは思っていませんでした(笑
結構書けるものなんだなと思ったりもしますが。
まぁ今年はここまでということで、次は来年ですかね。
ただ、最初に出した本がたった2日で仕上げたということもあるので、ひょっとすると勢いに任せて何か書くかもしれませんが(笑
とにもかくにも、今回はチェックやらなにやらで、白井さん、西岡さんにお世話になりました。この場を借りて、お礼とさせていただきます。
思想について、ちょっと語ってみますかね
今回は、私の考えるスタンスについて、少しお話してみましょうか。
私は基本的に、宗教とか思想には寛容な方なんですよ。
宗教や思想で人を差別することは、基本はしないと。
だいたいシナリオライターなんてすっごい変な人ばかりで、彼らの方がよっぽど変な趣味趣向を持ってるものですからね(笑
それぐらいおおらかな心を持ってないと、制作監督なんかできませんから(笑
で、宗教についても、ある程度教義を見てみると、それなりにまともなことを言っていることが多いんですよ。
まぁ新興宗教では頭おかしいのはちらほらありますが、伝統宗教のメインストリームでは、やっぱり時代を経てきただけのことはあって、いいこと言っていることが多いわけです。
そういう「使えるもの」は、どんどん使えばいいんじゃないかというスタイルですね。
心理学者であり、臨床心理科医のユングが「科学で人を助けられずに、宗教でそれができるなら、宗教を使えばいいと思う」と言っているんですが、私も似たような考え方です。
科学で助けられないなら、宗教を使っていいじゃないかと。
それで周囲の人が迷惑にならずに、本人も安らかになれるのであれば。
科学も宗教の一つ
とはいえ、「科学」という思想も、究極を言うと宗教になっちゃうんですよ。
ここでは宗教を「真とは証明できない事象を真と仮定して、論理的に組み上げた体系」だと定義しましょう。
すると、科学ではその根本で「真と証明することができないこと」があるんですよ。
例えば、ヴェルナー・ハイゼンベルクの不確定性原理があります。
これは簡単に言うと、電子の位置を特定しようとしても、最終的には確率でしか求められないんですよ。
というのも、観測しようとすると、観測するためには何らかのエネルギーを観測系に入れて使わないといけないわけです。
例えば宙を浮いた電子を観測するには、その電子よりもさらに波長が短い光を当てて、反射で位置を測定するわけです。
でも、その「光を当てる」こと自体が、電子の位置に影響を与えるじゃないですか。
だったら、最終的に電子の位置は確率でしか得られないと。
つまり、最終的に「ここにある」とはっきり言えないものって、「真」とは言えませんよね。
確率をベースに、論理を組み上げているんですから。
別の例で言うと、私たちがボールの速度を計測しようとしても、風が変化しつつ吹いていたら、そのボールの速度は「真である」とは言えなくなりますよね。
風で影響されているんですから。
なら、風を含めた、より「外部の系」から観察する必要があるわけです。
でも、「地球が動いていること」から、なんか宇宙風みたいなもので、「風を含んだ系」への影響があるかもしれないじゃないですか。
すると、さらに外部の系から観察しなきゃいけなくなって、太陽系だって、銀河系だって動いていますし、宇宙だって膨張していたりするわけです。
だったら、「宇宙よりも外の系から、計測しなければ真とはいえない」となって、永遠に「真」は導き出せないんですよ。
まぁそんなことを言わなくても、「あんた一人が全ての論理で証明確認をしたのか」と言われても、できないでしょ。
「自分以外の他者(科学者)が証明したことを真だと仮定した上で、自分の論理を構築している」わけですから。
その時点で既に、「自分には真だとは証明できていないことを真だと仮定している」ってことになるんですから。
だから、科学は宗教の一部になってしまうと。
究極的には「真」だとは言えない事象を真と仮定して、論理や体系を組み上げているんですから。
まぁとはいえ、科学はその辺の宗教よりかはよっぽど客観性を持っているのは事実ですが。
それでも、「科学がいい、宗教はダメ」っていうのは、私はちょっと違うんじゃないかなと思ったりもします。
科学もどのみち、真とは証明できないものに立脚して体系立てているんですからね。
「客観性がある論理がいい、客観性に乏しい論理がダメ」っていうのなら分かるんですが。
だから、私は「科学でできないなら、少しぐらい客観性が落ちたとしても、宗教を使えばいい」というスタンスなんですよ。
日本人は無宗教というより、神道がベースになっている
日本人は無宗教とか言いますが、基本は神道なんですよ。
神道を宗教に入れていいかどうかはさておき、日本人は特定の宗教をしていたとしても、ほぼ神道が浸透しています。(いや、このシャレを言いたかったからではなく(笑
神道は八百万(やおよろず)で、神様が山ほどいる考え方ですよね。
だから、キリストが来ようが仏陀が来ようが、既に八百万もいるので、一人二人増えてもあんまり違和感ないですよね(笑
そしてクリスマスとか除夜の鐘とかお葬式とかでも、日本人はすごい変わり身の術をしてしまうわけで、そのベースは神道があるからなんですよ。
そういう思想だからこそ、結構柔軟に思想を取り込むことができるんじゃないかと思います。
フランスの思想家にジャック・アタリという人がいますが、彼は「これからの宗教は、レゴのように『いいとこ取り』をして、組み合わせた思想を持つようになるだろう」って言っているんですよ。
キリスト教圏のヨーロッパ人がそう言うぐらいなので、日本人はなおさらですよね。
実際、今でもパワースポットとか風水とか、流行ったりしてますよね。
テレビをつけたら、朝のニュース番組で、星占いとか、血液型占いとか、もはや宗教でしかないことを扱っているわけです。
神社に行けばおみくじを引いて、受験前には神頼みをして、試験前日にはカツ丼とか尾頭付きの鯛を食べて験(げん)を担ぎ、試験にはお守りを持って行って、合格発表前にも手を合わせて願いながら発表を見るわけです。
とんでもなく宗教的でしょ(笑
でも、私たちは普通にそれを受け入れていて、全然それを「宗教だ」なんて思わずに、いいとこ取りして上手く使ってますよね。
そういう柔軟性があると思うんですよ。
そして、そういう一つの考え方として、今回の「前向きスピリチュアル―もっと気楽に生きるための考え方」は伝統的な思想と、客観性のレベルを適宜変化させた論理を元に、いろいろ話を発展させてみました。
この本は、真実を言っているわけではありませんが、論理はしっかりと組み立てました。
より柔軟な考え方や、思想の「使い方」を知れば、より楽に生きられるんじゃないかと思います。
まとめ
今回の本は、そんな「客観性を変化させた本」になります。
それを一言でまとめて、「スピリチュアル」と表現しています。
まぁ以上の小難しい説明を究極に分かりやすく言うと、「ろくな根拠もなしに、言いたい放題言った本です」ということです(笑
とりあえず、新作リリースということで、最新作「前向きスピリチュアル―もっと気楽に生きるための考え方」是非よろしくお願いします~。
是非お楽しみくださいませ。