今まで「電子書籍を読みたいけど、スマホを持ってない」という方に朗報です!
ようやくAmazon公式で、PC(Windows)で電子書籍が読めるようになりました!
Windows 7以上で対応していますので、是非ご利用くださいませ。
実際に動かしてみた
実際に動かしてみたら、こんな感じになります。
おおーっ、ちゃんと綺麗に表示されるっ。
あと、実際に漫画も無料版をダウンロードして見てみたんですが、すごく見やすいですね~。
PCだと、漫画とか雑誌でもすごく読みやすくて、むしろ漫画や雑誌をPCでどんどん読みそうな予感。
数日前にリリースされていたようですが、私はとあるお方から情報をいただいて知りました。
私は11月の記事で、「あと半年もすれば、ブラウザでも読めるようになる」と予測していましたが、ブラウザではないとはいえ、ちゃんと予測通りにPCで読めるようになりましたね~。
よくよく考えてみると、ブラウザだとフォントとか容量の問題が出そうなので、OS別のアプリにせざるを得ないのかも。
個人でも、本をリリースできる時代に
ある意味、これで、漫画家や同人誌作家、雑誌を作る人にも、「個人で電子書籍を販売する」という道が完全に開けたような気がします。
特に同人誌は、電子書籍で販売するのはアリなんじゃないかなと思います。
これで完全に、30代以下の人向けの作品で、集客できる人であれば、出版社に持ち込む意義がほとんどなくなったと思っていいでしょう。
自分の実力次第で本を出版できて、読んでもらえて、しかもほぼノーコスト、ノーリスクでできるわけです。
そして、これでKindle Unlimited(定額で読み放題)が日本に導入されたら、ますます勢いがつくかと思います。
同時に、「情報」という価値が急激に落ちてゆくことも予想されるんですよね。
これは実際に音楽業界やゲーム業界では既に起こっていて、音楽って昔はCDやゲームパッケージという媒体を買うものでしたよね。
でも、それがダウンロードで購入するようになって、今ではYouTubeとかで公式に無料で公開するようになっているわけです。
そして、コアなファンの人に有料で買ってもらうと。
ゲームも、バンドル形式といって、5作品とか10作品とかを合わせて、普通に全部買えば1万円とかするのを、1500円とか2000円とかで売ったりするようになってきているんですよ。
こうすることで、「興味が少ない人にも手にとってもらえて、遊んでもらって、別作品で収益を上げる」ということができるわけです。
私が電子書籍を無料配布するのも同じで、無料配布して話題になることで、過去作という別作品が売れるわけですね。
Kindle Unlimitedは、そういう「無料配布をずーっとする、宣伝作品」みたいな、そういう位置づけになるでしょう。
どんどん電子媒体に移ってゆく時代
そんな風に、「無料で配布して、別部分で収益を上げる」というスタイルになってゆくでしょう。
「別部分」には、他にも「リアルの体験」にも価値が置かれるようになるでしょう。
アニメなら「聖地巡礼」とかありますし、漫画なら原画展とか、本ならセミナー、音楽ならライブとか、そういう実体験ができるものにも価値が置かれるようになってゆくかと思います。
まあ、体験版と同じ感じですかね。
その体験版が、ゴージャスになってゆくと思えばいいでしょう。
体験版だけでも十分に満足できるような、そんな世界ですね。
昔は音楽1曲に1000円とかかけていたのが当たり前でしたが、今では数十円、数百円ですよね。
それと同じように、本一冊に1000円とかかけていたのが当たり前だったのが、未来には100~200円とかで買うのが当たり前になるでしょう。
だって、著者に入る印税って、どっちでも大差ないんですから。
よっぽど「紙で読みたい」というような、「取っておきたい本」を除いて、コミックとか、一度読んだらそれっきりのような本は、電子媒体で読むようになるでしょう。
だって、本そのものとか、邪魔ですよね。
音楽CDを何十枚と持つのが嫌なのと同じように、本当に好きな本以外は、データで持つようになるでしょう。
スマホとかだって、より薄く、軽くなって、ディスプレイはどんどん改良されていくでしょうし、未来はもっと読みやすくなるのは明白ですしね。
今は、そういう「個人で本を売る」という部分に上昇気流が生まれている、というところでしょう。
特に、固定ファンを持っている同人作家さんは、チャンスなんじゃないかと思ったり。
一度登録したら、後は全自動でしてもらえるので、不労所得にもなりますしね。
そして、売る内容も、個性的であればあるほど、ニッチでキワモノなものであるほど、チャンスはあるかと思います。
まとめ
ということで、PCでも電子書籍を読めるようになったので、今まで読めなかった方は是非どうぞ。
これで、Kindleでコミックレンタルとか始まったら、すっごい使ってしまいそうです(笑
ほんと、時代が変わってきましたね~。
ちなみに、アメリカAmazonではMac版もあるので、日本でもいつかはMac版はリリースされることでしょう。
Macユーザーの方はもう少しお待ちくださいませ。
ということで、今日はKindleと電子書籍のお話をしてみました。
今日はここまで~。