今日は、ものを捨てるお話でもしてみましょうか。
不要なものを捨てて、身軽になるコツについて、説明してみましょう。
ものを捨てると、変化を起こせるようになる
新作の電子書籍「お金は『最もやりたくないこと』から使いなさい」でも触れましたが、ものを捨てるのって、すごくいい効果を生むんですよ。
それが、「ものを捨てるとライフスタイルを変えやすい」ということですね。
というのも、「もの」って、ライフスタイルに直接影響するんですよ。
例えばスマホを持っていると、ついつい休み時間とかに触っちゃうものですよね。
すると、自然と休み時間の過ごし方とか、コミュニケーション方法とかがスマホに影響されてしまうわけです。
これは車でもバッグでも服でも靴でも、何でも私たちが「持っているもの」に、私たちのライフスタイルが影響されてしまうわけです。
他にも、ブラウザのブックマークやスマホのアプリ、約束とか契約みたいなものも「もの」に含まれます。
なら、現状を変えたければ、それらの「もの」を一度捨てればいいんですよ。
すると、ライフスタイルが一度クリアされて、いわゆる「惰性」とか「現状維持」を無理矢理断ち切ることができます。
そうすることで、「私はこういう生き方をしたかった」というスタイルを実現しやすくなります。
でも、なかなか捨てられないものですよね。
じゃあ、何をどう捨てればいいのか。
以下で、「これを捨てるだけでも、大きく変わる」というコツを3つほど書いておきます。
- 一年使わなかったもので、30分以内に入手できるものは捨てる。
- 思い出のものは、写真に撮って、実物は捨てる。
- ブックマークはとりあえずほぼ全て捨てて、不便なら戻す。
以下で、詳しく説明してみましょう。
一年使わなかったもので、30分以内に入手できるものは捨てる
手っ取り早く捨てるには、「一年使わなかったもの」かつ「30分以内に入手できるもの」をさっさと捨てることですね。
例えばコンビニに行けばすぐに手に入るようなもので、一年も使わないものなら、持っておく必要性なんかありませんよね。
このときに、多くの場合、「もったいない」と「いつか使うかも」という二つの思いが生まれるんですが、実はこれらはクリエイティビティーを発揮するようになることで、すぐに解決できます。
「もったいない」というのは、いつかそれを使うかもしれない、と思ってるからですよね。
ですが、何かが必要になって、手元にないものであれば、まず最初に「他のもので代用できないだろうか?」と考えるんですよ。
だから、最初はものは少ない方が「他のもので工夫できないかな?」というクリエイティビティーが育つわけです。
すると、少しのものだけで、いろんな多くの問題を解決できるようになります。
すなわち、それを持っていなくても、他のもので解決できるようになるわけです。
で、本当に他のもので代用できずに、必要になれば、30分かけて買いに行けばいいだけです。
全く困りませんし、不便でもありませんよね。
だって、一年も使わないようなものなんですから。
一年どころか、「こんなもの、この家にあったのか」なんて記憶にもないようなものは、即処分して構いません。
高価なものについては、最初は「2000円以下で買えるものは捨てる」という風に、境界線を設定するといいでしょう。
そして、捨てる勢いが出てきたら、次第にその値段を上げてゆくといいでしょう。
思い出のものは、写真に撮って、実物は捨てる
はっきり言って邪魔なものって、「思い出のもの」ですよね。
誰かからもらった旅行のお土産とか、思い出のものとか、いろいろあるかと思います。
それらは写真に撮って、アルバムという形で残せばいいでしょう。
そして実物は捨てると。
すると、すごくスリムにすることができます。
アルバムは電子媒体の方がスリムになりますが、私は本の方がいいんじゃないかと思っています。
というのも、本のアルバムっていうのは、保存しやすくて、しかも取り出しやすく、使いやすく、思い出しやすい媒体です。
よく、電機メーカーは「思い出を動画で」とか言ってビデオカメラを売ろうとしますが、思い出に関しては写真が最強です。
というのも、動画はメディアとして場所を食いますし、メディアもどんどん入れ替わってゆくわけです。
8ミリとか、VHSのビデオテープとか、それがCD-Rになり、DVDになったり、今ではブルーレイやHDDになったりするわけです。
そして、再生するには専用の機器が必要なわけで。
これは保存性としても、再生の手軽さという点でも、本当に面倒ですよね。
「思い出」ってのは、保存ができて、手軽に、すぐに再生できるものでなきゃ意味がないんですから。
でも、本のアルバムってのは、誰でもすぐに取り出せて、しかも劣化しにくくて、さらにはあまり場所も取らないと。
「思い出」っていうものは、「もの」が重要ではなくて、「記憶」が重要なんですよ。
その記憶を思い起こせればそれでいいわけで、しかもそのときの出来事は、話して相手に伝えることができるわけです。
記録資料ならまだしも、思い出の場面や情景を、わざわざ動画で正確に残す必要なんかありません。
むしろ、写真の方が、相手に「語って伝える」という楽しさを実現できます。
だから、写真が一番いいんですよ。
で、やっかいなのは、親や祖父母の形見のものですよね。
これも、写真でいいでしょう。
だいたい、親や祖父母から受け取った最大の形見というのは、「貴方の体」です。
だから、自分の体を大切にしていれば、それが最大の形見を大切にすることになります。
それ以外に大切な「形見」や「思い出のもの」なんか、必要ないように思えます。
ブックマークはとりあえずほぼ全て捨てて、不便なら戻す
「ネットサーフィンに時間を費やしてしまう」ってのはよくありますよね。
これへの対策は、まずは「絶対に必要」というもの以外のブックマークを一度全部削除してみるといいでしょう。
そして、必要になったら、その都度検索してたどるようにするわけです。
あまりにも不便なら、再度ブックマークに入れます。
これで、不要なものを一斉処分できます。
私は以前、毎日20~30サイトぐらいの巡回ページを見ていたんですが、これで一気に減って、今では本当に毎日見たい5サイトぐらいに絞り込みました。
すると、自然と自由時間が増えて、好きなことができるようになったんですよ。
私たちは、自然と「暇つぶし」みたいなものは増えているものですよね。
なので、その「暇つぶしつぶし」をすればいいわけです(笑
そうすれば、一日の有効な時間が増える、すなわち「一日の時間を増やす」ことができます。
まとめ
ということで、とにかく「ものを捨てる」というのは、ライフスタイルを変えたい場合、とても有効なものになります。
どんどん捨てると、どんどん変化を起こせるようになるので、気持ちよくなるんですよ。
本当に楽しいので、やってみるといいでしょう。
ということで、今日はものを捨てる3つのコツということで、お話ししてみました。
今日はここまで~。