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もうちょいお待ちくださいませ。
では、今日は「頑張らない」というお話をしてみましょうか。
カモは優雅に浮かんでいるように見えて……
私はウォーキングが趣味で、いろいろ歩いているんですよ。
近所に大きな川があるので、その川沿いをよく歩くんですが、この季節はカモが多くいるわけです。
それで、ふと思ったんですよ。
「カモは優雅に浮かんでいるように見えるけれども、水面下では激しく足を動かしているんだ」
って言葉がありますよね。
私は、カモを見ていて思うんですよ。
奴ら、激しく足なんか動かしてませんから!(笑
だいたい、奴らは逃げる時は、ちゃんと「翼」っていうすごい移動手段があるから、足を必死で動かす必要なんかないんですよ。
やばくなったら飛んで逃げればいいだけなので、必死で泳ぐ必要なんかないわけです。
すなわち、「カモは優雅に浮かんでいるように見えて、実際に優雅に泳いでいる」わけです(笑
実はこの言葉の根源は、「巨人の星」で作者が勝手に作ったことわざで、それが勝手に広がったものらしいです。
(「巨人の星」では、カモではなくて「白鳥は、水面下で~」となってるようですが)
だから、ほんとつい最近の言葉なわけですね。
貴方が頑張ることで、一体誰が儲けているのか
アメリカの投資家でロバート・キヨサキという人がいるんですが、彼がこんなことを言っていたんですよ。
最も犯罪的な組織とは、「学校」だ。
そこでは超富裕層のための、「雇われ人間」を作っているのだから。
まさにこれだと思うんですよね。
「雇われでなければ生きていけない」という人を作り、彼らには「頑張ることが素晴らしい。嫌いなことでも文句を言わずに、黙ってやりなさい」と教えるわけです。
で、頑張って得するのは一体誰なのか、頑張って損するのは一体誰なのかに気づくことです。
少なくとも、「頑張っている本人」は幸せにはなれませんよね。
だって、幸せって、「頑張らない状態」ですから。
「貴方は嫌なことをしなさい。それが美徳ですよ」
そんな風に喧伝して、誰が得しているのか。
「もしかして私って、いいように使われていただけ!?」
それに気がついたとき、「頑張り」から抜け出せます。
その原型が、家族での「親」なんですよね。
親が怠けたいがために、子にできもしないことを押しつけて、操ろうとしたのかもしれません。
「頑張ることが美徳だ。誰かに喜んでもらえる。受け入れてもらえる。だから頑張れば、私は生きていける」
その思い込みから外れることですね。
だって、もう頑張らなくても幸せに生きていける大人になったんですから。
まとめ
だから、疲れたら手を抜いてみるといいでしょう。
嫌なものは嫌だと言ってみるといいでしょう。
カモと同じぐらいの「ユルさ」で、人間はちょうどいいんですよ。
「いいように使われる」から「自分をいいようにする」ということですね。
頑張らずに幸せになれれば、最高に「いいよう」になってますよね。
そういう状態を目指すのもいいんじゃないかと思います。
ということで、今日は「頑張らなくてもいい」というお話をしてみました。
今日はここまで~。