ちょっと自分のすごさについて考える、いい出来事があったのでお話しましょうか。
今日は、自分で結構すごいことをしていながら、すごさを気づいていないだけ、というお話です。
「ブラインドタッチができて、すごい」
私はいろんなことをしているので、「すごい」と言われることは結構あるんですよ。
それで慣れていたんですが、久しぶりに予想外のところで「すごい」と言われたんですよ。
それは何かと言うと、「ブラインドタッチができて、すごい」ってことですね。
文章をよく書く人って、ブラインドタッチはできて当たり前じゃないですか。
私はタイピング速度は早い方なので、全く意識していなかったんですが。
でも、普通の人から見れば、ブラインドタッチができるって、すごいことなんですよね。
キーボードを見ていないのに、指先がすっごい動いて、しかもミスがほとんどなく正確に打てるわけです。
言うなれば、私たちがプロのピアニストの指使いを見るようなものでしょうか。
「プロのピアニストって、あの指の動きはすごすぎる」って思う気持ちが、まさに普通の人がブラインドタッチできる人に感じるイメージと同じかなと思います。
私たちには、そういう「自分で気づいていないだけだけど、実はすごい点」っていうのが結構あるように思えます。
普通の人からすると、「小説を一本書き上げた」というだけでも、実はすごいことかもしれません。
だいたい、文章を書ける人って、普通はいませんからね。
その上、自発的に書いているのであれば、そのモチベーションはすごいことですよね。
「業界内」で見るのではなく、「普通の人」から見ると、すごさが分かる
業界内で見てしまうから、すごさが分からないんですよ。
業界外部の人から見たときの「すごい」を実感すると、実は自分のすごさや力を再認識するんじゃないかと思います。
言うなれば、「普通の人から見ると、超一流のピアニストと、普通のピアニストの指の動きは、どっちもすごい」と感じると。
すると、「私は超一流じゃないから、全然ダメだ」なんて思う必要ないわけです。
普通の人からすると、超一流のピアニストとは別の感動を味わうことだってあるんですよね。
ならば、自分のすごさを認めて、それを発揮すればいいかなと思います。
すると、超一流ではなかったとしても、楽しくできて、自信を持って、十分に周囲の人を喜ばせて、しかも「すごいでしょう」と胸を張れるんじゃないかと思います。
「向上心を忘れるな」とか「自分はまだまだだと思え」とか言いますが、好きなことなら向上心は自然と出ますからね。
好きでもないことをしているから、「向上心」とか言わなきゃいけないわけです。
好きなことをしている人は、「すごい」と言われて、「ありがとう」と答えて、胸を張っていればいいんですよ。
それでいいんじゃないかと思います。
まとめ
そんな風に、自分にはすごい点が実は結構あって、気づいていないだけってことは多いんですよね。
そして、業界ではなくて、お客さんとか普通の人の立場から見ると、実は私たちが考えている「全然ダメ」というのは、ただの勘違いなのかもしれません。
自分のすごさに気づけば、それをどんどん発揮できて、喜んでもらえるようになるかと思います。
それが、自分なりのビジネスとか、お金になって戻ってくるものなんですよね。
ほとんどの場合、お客さんは超一流の人ではなくて、普通の人なんですから。
ということで、今日は「自分で結構すごいことをしていながら、すごさを気づいていないだけ」というお話をしてみました。
今日はここまで~。