今日は、最近気づいたことについて、お話ししてみましょうか。

題して、「なぜ貧乏人ほど、かかとを地面に擦って歩くのか」です。

 

貧乏人ほど、音を立てて歩く?

お金持ちになる系の本とか見ていると、時々「貧乏人はかかとを地面に擦って歩く」、「貧乏人ほど、音を立てて歩く」みたいなことがありますよね。

これは、ヒールの「カツン、カツン」という打撃音ではなくて、スリッパのような「じゃっ、じゃっ」という摩擦音だと思えばイメージがつくかと思います。

ポケットに両手を入れて、上半身を後ろにそらせるようにして歩くと、かかとから地面に足をつけるじゃないですか。

そのときに出る音だと思えば分かりやすいでしょう。

そういう摩擦音を立てる人ほど、貧乏人なんだと。

 

で、私は「ほんまかいな」とか思いつつも、確かに相関関係はありそうに感じたんですよね。

実際、いかにも貧乏人に見える人ほど、足音を立てて歩くんですよ。

逆に、身なりがきちんとしていて、しっかりしていそうな人ほど、リズミカルに歩くわけで。

何でだろうと思ってたら、ようやく分かったんですよね。

これ、足が「そっちに行きたくない」って言っていたんですよ。

 

なぜ、音(摩擦音)を立てて歩くようになるのか

少し前に、私はすっごい行きたくないけど、行かなきゃいけない用事があったんですよね。

「あぁ~、嫌だなぁ」とか思いつつ、歩いていたわけです。

で、ふと気づいたんですよ。

私自身がいつの間にか、かかとを地面にすりつけるようにして、音を立てて歩いていたことに。

 

私はウォーキングを趣味にしているので、歩き方とか意識するんですよね。

で、もちろんシューズもウォーキングシューズなので、歩きながら音を立てることってまずないわけです。

ウォーキングをしている人のそばに寄ってみたら分かりますが、きちんと歩いていると、ヒールの「カツン、カツン」という打撃音はあったとしても、基本的に「じゃっ、じゃっ」という「摩擦音」は出ないんですよ。

だって、摩擦するってことは、無駄に足が地面上を移動してることになりますからね。

砂利道とか土の上なら摩擦音は出るでしょうが、少なくともアスファルトや舗装道路上で摩擦音が出ることはありえないんですよ。

 

でも、そのときの私は摩擦音を立てて歩いていたんですよ。

それは言うなれば、「行きたくない」ってことで、無意識のうちに足がストップをかけていたんですよ。

足を踏ん張って、「そっちに行きたくない!」みたいな感じで。

体は時々、そういう無意識の反応を引き起こすものだったりします。

 

「行きたくない」から音を立てるようになる

それが分かって、ようやく「あ、行きたくないからあんな風に歩くんだ」と理解できるようになったわけです。

実際に、「さあ、これからデートに行くぞ」とかいう気合いの入った格好をした人で、今から待ち合わせ場所に向かっているような人を見てみるといいでしょう。

足音(摩擦音)を立てて歩いている人なんか、一人たりともいませんから。

彼らはうきうきしていて、リズミカルで、もう軽やかなステップで歩いているものです(笑

同時に、体幹も筋が通っていて、体の揺れが少ないものです。

 

でも逆に、明らかに行きたくなさそうな仕事に向かっている人とか見ると、違いは歴然ですから。

もしくは、自分が心底「行きたくない」と思う状況があれば、足下に注意を払ってみるといいでしょう。

摩擦音を立てて、足がまさに「行きたくない」みたいな振る舞いを起こしてますから。

そんな状況では、体幹の筋がずれていて、体の揺れが大きくて、バランスを失いやすい状態になってます。

 

だから、かかとをすりつけるようにして歩く人というのは、「行きたくない」をベースに動いている人なんじゃないかと思います。

そういう方向ばかりに足を向けているので、自然と足をこするようにして歩く癖がついたんだと。

逆に、足音を立てずに歩く人は、「行きたい」をベースにしているから、そういう習慣がつくようになったと。

 

で、「行きたい」とか「やりたい」をベースにやっている人ほど、喜びが生まれて、エネルギーが生まれて、人を喜ばせられるので、だからお金持ちになったんじゃないか、ってことですね。

一方で「行きたくない」、「やりたくない」っていうマインドだと、力なんか出せるはずがありませんよね。

だから、自然と人を喜ばせることができずに、価値を作れずに、貧しくなっていくんじゃないかと。

 

まとめ

こういう流れを考えると、あながち「貧乏人ほど、音を立てて歩く」というのは、見当違いなこととは言い切れないような気がします。

もちろん全てがそうではありませんが、結構当たっている傾向のように思えたりもします。

 

でも、だからといって、「足音を立てないように歩いたら、お金持ちになれる」とは言い切れないでしょう。

足音は、「そっちに行く方がいい」、「そっちに行っちゃダメ」という、判断方法として用いる方がいいかなと。

 

そんな感じで、自分の足音に注意を払ってみるといいでしょう。

もし「じゃっ、じゃっ」という足音(摩擦音)を立てていたら、「そっちには行きたくない」という体からのメッセージかもしれません。

だいたい、そういう方向に行くと、ろくなことがないんですよね。

直感ってかなり敏感で、正しいことが多いですからね。

 

でも一方で、足音を立てずに歩けるような方向へは、どんどん進んでみるといいでしょう。

そっちは楽しいことがあふれているので、元気になって、喜びがあふれてきて、お金もやってくるようになるんじゃないかなと思います。

そういう尺度で考えてみると、面白いかもしれません。

 

ということで、今日は足音とお金の関係についてお話ししてみました。

今日はここまで~。

この記事をシェア:
Share