まず最初に、業務連絡です。

新作の誤字脱字チェックについては、受け取った報告分については全てレスをしました。

もし送ったのに私からのレスが届いていない方がいましたら、お手数ですが、再度お送りくださると助かります。

いや、昨日、なんかメールソフトが妙な挙動をしたので、一応確認ということで。

 

今日は、私の知り合いのお話でもしてみましょうか。

「夢を叶える人」のお話です。

 

初の単行本リリース

以前から私の活動を知っている方ならご存じでしょうが、晴十ナツメグさんっていう絵描きさん、というか今は漫画家さんがいるんですよ。

うちでは、「アルフール小国物語」、「アルフール小国物語I.V」、「千の夏と、ひとつの冬」でイラストを担当してくださっていたり。

あ、あと、このブログの一番上↑にある画像の犬も、実はナツメグさんに描いてもらってます(笑

で、そのお方が漫画家として、初の単行本を出されるということで、ご紹介~。

 

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「青春オカルティック怪奇まんが」と題されているように、怪奇・ホラー系な内容がメインの物語です。(期間限定で、こちらで試し読みできるようです)

このお方は「漫画家になりたい」という夢を叶えたわけですが、私から見たナツメグさんのイメージとか、夢を叶える人ってこんな人なんだ、というお話をしてみましょうか。

 

私がナツメグさんと知り合ったのは、「アルフール小国物語」の完成前ぐらいですかね。

イラストが必要になって、それで絵描きさんを探したんですよ。

当時、私はpixivで1週間ぐらいかけて、何千人という絵描きさん、何万枚、何十万枚というイラストを見て、イメージに合う絵描きさんを探したわけです。

で、商業同人全てひっくるめて、そんな中から一番イメージに合った絵を描かれていた方が、ナツメグさんだったわけですね。

だから、そんな第一志望の人に描いてもらえて、私はすごい運がよかったというか、幸せ者だと思っていたりもするんですが。

 

私がナツメグさんに持った第一印象は、「誠実で、真面目そうな人だな」って感じでしたね。

ブログとかでも、信頼できそうな人柄が出ていたので、安心でした。

 

当時のナツメグさんは、同人メインで、漫画を投稿していたりしてたんですよ。

ご本人は、「漫画家になりたい~なりたい~」と、ブログでもTwitterでもよく言っていましたが(笑

私は「あんたがプロになるのは時間の問題だから、安心すればいいよ」と言ってたんですが、やっぱり本人は信じられないものなんですよね(笑

でも、あれから数年で、着実に連載を持って、プロになって、今回は初単行本を出されたと。

 

「成功する素質」とは?

私は、このお方は成功するに十分な素質を持っていると思うんですよ。

そして、これからも大丈夫なんじゃないかと思っています。

というのも、実力があるのは当然ですが、このお方、「怪奇系が大好き」なんですよね(笑

もうね、ほんと大好きそうに、怪談話とか、怪奇系のことを語るんですよ。

見ていて、「あんた本当に好きやな!」と思うぐらいに(笑

 

成功してゆく人って、それぐらい「大好きなもの」を持っていますよね。

三度の飯よりそれが好き、みたいな。

ナツメグさんは、たとえ億万長者になって遊んで暮らせるようになったとしても、まぁ多少は遊びつつも、怪奇系漫画を描いていると思うんですよ。

それぐらい、怪奇系が好きで、かつ漫画も好きだと。

 

今はまだ新人ですが、20年後とか、早ければ10年後ぐらいにでも、「漫画界の稲川淳二」みたいなポジションになっているんじゃないかと思っていたりもします。

さらに時間が経てば、稲川淳二さんの方が、「怪談界の晴十ナツメグ」と呼ばれているかもしれません。

これぐらい好きで、かつ特異な性質を持っていると、業界では目立たざるを得なくなりますからね。

まあ、私はまさか電撃大王みたいな一般向け路線で行くとは思いませんでしたが(笑

 

私の周囲では、不思議なことにプロになってゆく人が多く出ているんですが、確実にプロになっていく人って、そういう「三度の飯よりそれが好き」みたいなものを持っているように思います。

そしてそれを使って勝負している、みたいな。

どんなにお金持ちになっても、どんなに成功しても、それをやり続けているだろうな、みたいな。

逆を言うと、「お金持ちになって遊べるようになったら、やらない」とか、そういう程度の人は、すぐにダメになっているように思えます。

 

それだけのやる意味とか、好きとか、情熱がある、ということですよね。

だから、学べる。だから、試行錯誤できる。だから、力が伸びる。

そういう「好き」を育てられるか、という部分が重要そうな気がします。

 

まとめ

まあとにもかくにも、うちのチームに関わってくださった方が活躍していくというのは、嬉しいものです。(*´д`)

クリエイターの中には「この人10年後は大丈夫だろうか」みたいな人は多いんですが、ナツメグさんの場合は、とても安心して見ていられるというか、そういう安心感があるんですよね。

まあ、もちろんどんな世界でも、一時的な浮き沈みはあるものですが、その中でも安心感が強いというか。

 

そんな感じで、今日はうちで関わってくださった絵描きさんである、晴十ナツメグさんについてお話ししてみました。

初単行本のリリース、おめでとうございます。

ってことで、今日はここまで~。

 

余談

どうでもいいんですが、ナツメグさんの漫画って、時々手塚治虫を彷彿とするようなコマ使いがあって、懐かしい気持ちになるんですよね。

第2話の中盤で、「いかに相手に攻撃がばれないよう、攻略していくかを考えるようになったのさ」というコマとか、なんか手塚治虫をイメージしてしまったり(笑

新しいけど、なんか懐かしい、そんな感覚があったり。

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