今日は、アトピーとか、アレルギー持ちの方向け記事です。
自宅でできるアレルギー検査を受けてみたので、そのお話をしてみましょうか。
ちょっと長くなるので、記事を2回に分けます。今日は導入編、ということで。
超健康体だった私が、突然倒れちゃった
以前、バニラアイスを作ったじゃないですか。
実はこれを食べた後、ぶっ倒れてしまったんですよ。
もう突然立ち上がれなくなって、呼吸もぜいぜいと荒くなって、息がしにくくなって、関節がすっごく痛くなったり、全身がかゆくなったりして、ベッドに倒れ込んでしまったわけです。
今まで私は超健康体だったんですよ。
糖質制限の効果もあって、絶好調で。
でも、それがいきなり倒れてしまい、自力では起き上がれないぐらいの状態になっちゃったわけです。
翌日には楽になったので、「何でだろう?」と考えたり、調べてみたんですよ。
その日に特別なことをしたのは、バニラアイスを食べただけで。
それがきっかけで判明しました。
「食物アレルギー」だったわけですね。
実は私は、幼い頃にアトピー性皮膚炎を持っていたんですよ。
すっごく体がかゆくなる、アレですね。
で、高校ぐらいから消えていたんですが、最近少し出ていたんですよ。
そして、糖質制限を始めたこともあって、卵とかチーズ、乳製品を特によく食べるようになったわけです。
同じものばかりを食べていたら、アレルギーが出やすい
人は、同じものばかりを食べていたら、腸内で抗体ができて、アレルギーになる場合があります。
これについての詳しくは、ここ辺りでも読むと分かるでしょう。
ほら、よく「違うものを食べましょう」とか、「旬の食材を食べましょう」とか言いますよね。
あれは栄養が偏らないように、という事情もあるんですが、アレルギー対策でもあったんですね。
元々人間は、500万年間も狩猟採集生活をしていたので、「同じものを毎日食べる」という習慣はなかったんですよ。
肉や魚にしろ、大昔は骨髄食や昆虫食もあったでしょうが、同じ獲物を毎日ずっと捕るわけではありませんよね。
草だって、季節ごとに取れるものが変わるわけで。
よくある「毎日少しずつ食べましょう」というのは、それは多分に商売的な側面が強くて、実は人間の生物的な習慣からしたら、明らかに不自然なわけです。
「季節外れのものを、毎日、年がら年中食べ続ける」なんて、500万年も生きてきた人間の歴史の中で、たったこの数十年ぐらいなものです。
だから、ここ数十年でアレルギーが増えたんじゃないかと、私は予想しています。
まあ、米や小麦みたいな、保存できる穀物は別ですが。
で、私の場合は糖質制限を始めて、卵とか安くて栄養があるので、毎日食べていたんですよ。
チーズもよく食べるようになって。
すると、腸内で抗体が作られて、アレルギーが再発してしまったわけですね。
そして、バニラアイスでは、生卵を多く使うんですよ。
卵は、加熱すればアレルギー物質は壊れやすいんですが、生卵の卵白には、アレルギー物質がてんこ盛りで。
そしてタイミングが悪いことに、その日の私は、すき焼きを食べたんですよ!(笑
昼食で卵焼きを食べて、夕食にすき焼きで生卵につけて食べて、デザートにバニラアイスを食べちゃったと。
偶然が重なって、一気に爆発してしまったんだと、そのときの私は気づいたわけです(笑
「アトピーは、アレルギーが原因だったんだ」と今になって気づく
それで、「ああ、私は食物アレルギー持ちだったんだ」とようやく気づいたんですよ。
幼い頃にアトピーだった原因は、卵アレルギーだったんだ、と。
こんな大人になって、やっと気がついたという(笑
しかも、私の場合は「遅延型」と言って、食べてすぐに症状が出るわけではないんですよ。
何時間とか、半日とか遅れて出るもので。
だから、気づかなかったわけですね。
で、ネットで調べたり、自分でも食べているうちに、「卵アレルギーだけではないかも?」と感じるようになったんですよね。
牛乳とか、ナッツとかも怪しい感じで。
糖質制限をしていると、この辺の「食べられるもの、食べられないもの」は、結構大きく影響するんですよ。
糖質制限をしているだけでも多くのものが食べられなくなるので、これ以上食べられないのを増やすわけにはいかないと。
糖質制限そのものは手放すつもりはさらさらないので、ちょっと調べてみようということになったわけです。
そういう経緯があって、調べてみると、自宅で受けられる最先端のアレルギー検査があったんですよね。
まぁ病院で受けたとしても、同じものを受けることになるんですが。
それが、アメリカのUS BioTekという会社が提供しているアレルギーチェックキットですね。
96品目の食物で、どれにアレルギー反応を示すかを調べてくれるというものです。
で、こういうのが、Amazonで普通に売られているんですよ!(笑
「なんかすごい時代になったな」とか思うんですが。
およそ3万円ほどするんですが、「一生のことなので、やっておこう」ってことで受けてみました。
まとめ:続きは明日
ってな感じで、今日は前編の導入編ということで、ここまでにしておきましょうか。
検査内容と結果については、また明日にでも。
今日はここまで~。
余談
どうでもいいんですが、このチェックキットを日本で提供している会社名が、「アンブロシア株式会社」って言うんですよ。
バイオハザードとかやっていると、なんかいかにも悪の先端バイオ研究会社っぽい響きに聞こえたり(笑
あ、もちろん中身はまともな会社です(笑