今日は、昨日の記事に引き続いての、後編です。
簡単に昨日の話をおさらいしておくと、バニラアイスを食べたきっかけで突然ぶっ倒れてしまって、食物アレルギーだったことが発覚したわけです。
それで、「どうせだし、何の食べ物がダメなのか、調べてみよう」ということで、自宅でできる食物アレルギー検査をすることになりました。
自宅でできる食物アレルギー検査をしてみた
昨日も触れましたが、私が受けたのは、アメリカのUS BioTekという会社が提供しているアレルギーチェックキットです。
Amazonで売ってるこの商品を買いました。
これはどういうものかというと、指先を少し切って、試験紙のようなものに血を少ししみこませるんですよ。
で、その試験紙を、血液検査する研究所に送ることで、後日、結果が返ってくる、というものです。
3万円ぐらいするんですが、日本人が日常的に口にする、96品目もの食品を調べられるということで、「一生のことだし、やっておくか」ってことでやってみました。
↑こんな感じで届きます。
パッケージは小さくて、DVDケースを2枚重ねた程度ぐらい。
↑中身はこんな感じ。
詳しい説明書と、指先を傷つける専門の医療器具と、血をしみこませる試験紙と、返信用封筒が入ってます。
説明書をじっくり読んで、準備をして、採血をして、終わるまで、多分1時間半ぐらいだったでしょうか。
実際に準備から採血までは、30分もあればできます。
いやぁ、でも、自分で「指先を傷つけて血を出す」っていうのは、最初はビビるものなんですよ(笑
でもやってみると、全然痛くないんですよね。
しかも、さすが専門の医療器具だけあって、まだ採血しきってないのに傷がふさがるぐらいで(笑
ちゃんと血は出るのに、傷がふさがるのが異様に早いんですよ。
もしこれをやる方がいたら、ビビらずに思い切ってやる方がいいでしょう(笑
で、2時間ぐらい試験紙を乾かして、郵送すれば終わり。
私の場合、ポストに投函した日から数えて、2週間と1日で結果が届きました。
で、結果はというと……
検査結果
↑こんな感じで、結果が届くわけですが……
↑卵の反応が出てないやんっ!(笑
実はこの時点で初めて分かったんですよ。
私は、卵アレルギーではなくて、乳アレルギーだったんだと。
私は結構、論理的思考には強いタイプなんですよ。
だから、原因を推測することとか、結構自信があったわけです。
そんな私が、思いっきり外してるんですよ!(笑
確かに、バニラアイスって、生クリームを使いますよね。
しかも、私はちょっと高級な、脂肪分の高い生クリームを使ったんですよ。
だから、あれは卵で反応したんじゃなくて、大量の生クリームで反応したんだと。
しかも、私は「アレルギーは、数時間後から半日後ぐらいに出る」と思っていたんですよ。
でも私の場合、実はそうではなくて、24~48時間ぐらい遅れて出てくると分かったわけです。
こういう「未知の時間差」が含まれると、「食べて判断する」みたいな原因の推測方法では極めて難しくなるものなんですよね。
ふと思ったのが、「大人になったらアトピーは治る」って言いますよね。
これ、実は乳アレルギーで、毎日学校で牛乳を飲まされていたからじゃないかと。
実際、高校になってから牛乳が出なくなると、自然とアトピーはなくなりましたから。
今さらながら、その因果関係に気づいたような気がします。
まとめ
いやほんと、やってみてよかったと思いましたよ。
今では完全に乳成分を排除していて、食事を楽しめてます。
アレルギーが発覚して結果が出るまでは、アレルギー疑いの食べ物は全て排除していたんですよね。
だから、「卵が食べられる」とか、「ナッツもOK、なすもピーマンもOK」と出ると、ほんと安心して食べられたり。
そして、おかげさまでかゆみとかアレルギー反応もなくなって、元気に活動できてます。
アレルギー持ちの人は、一度やってみるのもいいかなと思います。
遅延型の場合、自分で考えている予測とは違う結果になることも多いんじゃないかと思います。
少なくとも、「アレルギー対策をしているはずなのに、アレルギーが出る」場合、必ず何かしらの「誤認」があると思います。
そういう場合には、こういうチェックはいい指針になることでしょう。
ちょっとお金はかかりますが、一生のことですしね。
ということで、今日は昨日に引き続いて、アレルギー検査をしてみたことについてお話してみました。
今回のアレルギーの件で、少しだけ思うところがあったので、明日はその内容になるかも。
今日はここまで~。