今日は、劣等感と心のお話をしてみましょうか。

「劣等感を解決して一年経った今、感じること」というタイトルでお話ししてみましょう。

 

劣等感を解決して、どうなったのか

去年のちょうど今頃、私は劣等感を解決した、という大きな事件がありました

それがこの日の出来事だったわけですが。

で、この時に私が実際に劣等感を解決した方法は、「たった二日で劣等感を解決して、幸せになる方法」という本にまとめてます。

それから一年経って、どうなったのか、簡単にお話してみましょうか。

 

とりあえず、変化を列挙すると、こんな感じでしょう。

  • 「過去の苦しみ」は、ゼロではないが、以前の1/100程度でほとんど思い出さなくなった
  • その分、エネルギーを今と未来のために使えるようになった
  • 親とは普通に付き合えるようになった
  • 「嫌なものは嫌」と、自分の特性を受け入れられるようになった
  • 不安はある。ただしそれは未来から起因するもののみになった

 

一言でまとめると、「過去に対してエネルギーを使わなくなった」ということでしょうか。

あまり過去を思い出さなくなりましたし、フラッシュバックもゼロではありませんが、ほぼなくなりました。

以前は、散歩をしていたとしても、ずーっと過去に悩まされていたんですよ。

でも、今は「何も考えない」という時間を作れたり、「気持ちいいなー」と、今の状態を感じられるようになったんですよね。

 

で、昨日、親とバーベキューをしてきたんですが、あれほど親の前だと表情が出せなかった私が、普通に笑って冗談を言えて、明るく接することができるようになってました。

今まで抱えていた「許せない」という気持ちが、すっきり消えちゃった感じですね。

 

ただ、劣等感を解決すれば聖人君子になるかというと、そうではないようです(笑

私は「劣等感を解決すれば、誰も嫌わないような、聖人君子になる」と思ってたんですよ。

でも実際は、劣等感を解決しても、嫌な人はいますし、不安もあります。

ただし、「嫌な人がいる」、「不安がある」という現実に悩まなくなった、ということですね。

「嫌な人がいていいや」、「不安があっていいや」と、受け流せるようになった、という感じでしょうか。

 

そういえば、マザー・テレサも「笑顔なんかとても向けられないような人にも、5回は微笑みましょう。それは(自分の心の)平和のためにするのです」と言っていたんですよ。

ってことは、彼女のような聖人にも、「嫌な人」はいたと。

ただ、自分の中で解決できるかどうか、ということなんですね。

 

劣等感は、試行錯誤で解決すること

ちなみに、私はこの劣等感を解決する方法を、このブログとか本でも書いてきたんですが、実際にこの方法で劣等感から抜け出た人は、この一年間で一人だけでした。

リリースして少しして、感謝のメールや反響をいくつかもらったんですよ。

で、あるお一方の感激メールの内容では、私と同じ、劣等感を解決した感覚だっていうのが分かったので、これは間違いないと。

他はそうとは言えないものだったので、おそらくこのお一人だけで確定かなと思います。

 

いや、私はブログとか本を書いていた時、「こりゃーすごい! これで全世界の人の劣等感が解決するやん!」とか思ってたんですよ(笑

でも実際のところは、この方法では、私ともう一人しか達成できなかったと。

本のトータル売り上げ数は分からないんですが、このブログを読んでくださった方と含めてでこの数だということですね。

そう考えると、私は自分に合った独自の手法で、解決を導き出した、ということでしょうか。

そして、私と境遇や条件が同じだったもう一人の人が、それで解決できたと。

 

そういうことから考えると、自分の劣等感は、試行錯誤で解決するものなのかな、とも思います。

私は、「私の心」しか知りませんからね。

そして他の劣等感を解決した人も、「その人の心」しか知らないものなんですよね。

カウンセラーのような人なら、もっと普遍的になるかもしれませんが、それでも「全ての人を癒せるカウンセラー」なんて、現状ではありえないわけです。

 

そうなると、劣等感を解決するには、多くの人の心を知って、そこからいろいろとヒントを得て、部品として組み上げて、自分へと適応するのが一番かなと。

すなわち、劣等感を解決するのも、クリエイティビティー次第だということですね。

多くの人から小さくてもヒントを得られた人ほど、うまく劣等感を解決できるんじゃないかと思います。

逆に、「完璧に自分に合う方法」を探そうとする人ほど、ずーっと劣等感は持ち続けることになるかな、とも思います。

 

まとめ

劣等感を解決したら、どんな状態になるのか。

それは、言うなれば「エネルギー漏れがなくなる」という感じでしょうか。

今までは、「過去」という方向に膨大なエネルギー漏れがあったんですが、それがなくなったことで、すっきりと、低燃費で、楽に前進できるようになります。

「やるぞ!」とか、「エイエイオー!」とかかけ声を出さなくても、気合いを入れなくても、少しの燃料で、すーっと進める感じですかね。

そして、気楽に、自分が好きな方向に進める、ということです。

 

未来への不安は当然ありますが、エネルギー状態が高いので、以前のように深く悩むことはなくなります。

「これぐらいのエネルギーがあったら、身軽に対処できるだろう、大丈夫だろう」と、何となく自分の力を感じるんですよ。

だから、不安はありますが、対処の方に意識を向けることができるようになると。

 

そんな感じで生きられるようになりました。

 

ってことで、今日は劣等感を解決しておよそ一年ということで、現在の気持ちについて話をしてみました。

今日はここまで~。

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