最近の私は、「受け入れられる、受け入れられないは置いておいて、とにかく自分の持っているノウハウや知識を、いったん全て出し尽くしてみよう」ということで動いています。

このブログも毎日できるだけ濃い内容で書くようにしましたし、これから電子書籍やいろんな形態で、いったん出せるだけ出して、みんなと分かち合うようにしてみようと。
今年から私は、「できるだけ愛情や優しさを出していく」っていう方向で動いているんですが、実際に何をしたらいいのか分からないんですよね(笑

なので、とりあえず私にできることは、全てやってみようと。
喜んでもらえるかどうかは分からなくても、とにかく出してみる。
そこから判断してもいいかなと。

ということで、明日、電子書籍「運をよくする方法」をリリース予定です。
こちらはそれなりに力を入れたものなので、お楽しみに。

 

さて、昨日、電子書籍「落ち込んだ時に読む本」で今回初めて電子書籍を作ったんですが、結構簡単にできたんですよ。

実は、「こういう本を作ろう」と思ってからたった1日半で、本が仕上がって、出版が完了してしまったという。
しかも、ツールはフリーソフトを使った上に、出版費用は無料でできるので、全てノーコストで。
さらには、ほんと簡単なので、誰にでもできる難易度で。

なので、ちょっと電子書籍の作り方が分かったので、その流れの概要を説明してみようかな~と思います。
題して、「電子書籍を作る4つのステップ」です。

 

1.書く内容を決める

まぁ当然と言えば当然なんですが、まず最初に何の本を書くかを決めます。
好きなことの話でも、趣味の話でも、話したい内容があればいいかと思います。

「本ってしっかりしたテーマがないといけないんじゃないの?」とか思うかもしれませんが、そんなことないと思うんですよ。
例えば新書コーナーとか行ってみると、「もうこれ作者の趣味でしかないやん」みたいなマイナーな本がずらりと並んでますから(笑

「巫女さん好きのための本」とか、「この作家のよさを熱く語る本」、「○○についてひたすら語る本」みたいな、そういうのでも全く問題ないかと思います。
もちろん小説でもエッセイでも大丈夫ですし。

私の場合は、今回は「落ち込んだ時に読む本」というテーマで書いたわけですね。
この本は原稿用紙換算で(びっちり積めて)40枚程度のもので、このブログの長文3~4回分ぐらいの分量でした。

電子書籍は一般書籍と違って、ページ数は相当柔軟にできて、価格も柔軟にできるので、分量は気にしなくていいかと思います。
というか電子書籍の場合、逆に安くて短い方が好まれるかなとも思います。
というのも、スマホやタブレットPCで見るので、本のようにみっちり読む媒体ではないですからね。

 

2.文書作成ツールを使って執筆する

次は、実際の執筆です。

文書の作成には、Microsoft WordとかOpenOffice WriterSigilなどの文書作成ツールで執筆するといいでしょう。
Kindleで出版する場合、ここのサイトに掲載されているサポートされているファイル形式で作るといいでしょう。

私はもう、Sigilで直接執筆してます。
これは電子書籍専門のフリーの文書作成ツールで、日本語にも対応していて、とても便利で使い勝手がいいのでオススメです。(縦書きが正常に表示されないのが玉に瑕(きず)ですが)
使い方も、詳しい解説サイトもありますし、直感的に分かるかなと。

ここはもう、情熱の赴くまま書きます。
今回の「落ち込んだ時に読む本」は、5時間ちょいぐらいで書き上げました。

 

3.文章のスタイルや表紙を作る

文書のスタイルというのは、行間の幅とか、どんな風に表示するのか(縦書き、横書きとか)、後は目次とかもこの段階で作ります。

この辺はツールを使いこなしてスタイルを設定する必要があるので、最初は時間がかかるかと思います。

今回は、1時間半ぐらいでページのスタイルとか表紙とかを作りました。
これは既に作ったスタイルを流用したので短くて済んでますが、最初はスタイルだけで半日とかかかった記憶があります。

最終形は、Kindleプレビューツールがあるので、それで確認できます。
この辺は、多少ツールを使いこなすスキルが必要になるので、ここが技術的には一番の正念場かと思います。
でも、少しずつ一般の電子書籍に近づいていくのは、一番面白かった部分でもありましたね~。

で、3~4回ぐらい通してチェックして、完成と。

 

4.Amazonに電子書籍を登録する

後は、Amazonに登録するだけです。

ただ、最初の登録には2つほど書類を作る必要があって、そのうち一つは源泉徴収税の免除手続きとかでアメリカ政府の内国歳入庁にFAXで書類を送るとか、多少手間がかかります。
でも、やり方は探せばWebに山ほど掲載されているので、1~2日ぐらいかければできると思います。

私が出版したようなノウハウ系の本だけでなく、小説とか漫画とかでも使えると思います。

登録したら、2時間後ぐらいには既に日本サイトでは販売開始されていました。

 

実に、「これ書こう」と思って、その日のうちに本ができて、次の日の午前にチェックして、午後に登録して、夕方には販売開始できていたんですよ。
もはや驚きでしょ。

そういうのが可能な時代になったんですよね。

ってことで、何か本を作ってみたい方には、電子書籍はとても簡単にできるので、オススメです。
ツールとかノウハウは、調べれば山ほど出てくるので、技術的な問題は少ないかなと思います。

実際、私が知っている同人屋さんでも、イベントのみに本を出している人ばっかりなんですよね。
「この人の本とか電子書籍で、100円とか200円とかであれば買うのにな~」とか、そう思うことも多いですし。
イベントに行けない人は、そういう手段があると便利かなとも思ったり。

まぁそんな感じで、もはや誰にでも本を作って出版できる時代が来たわけで、これは面白い世の中になったものですね。

興味がある方は、是非挑戦してみてください。(*´д`)ノ

この記事をシェア:
Share