今日は、精神的なお話をしてみましょう。

「努力せずに豊かさを得る」という考え方のお話です。

 

新居の風景

少しずつ、新居の片付けを始めています。

量が量なので、まだ当分はかかりそうですが。

 

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↑PC部屋の風景。

私はあんまりごちゃごちゃと置かないタイプです。

 

自力を捨てると、短期間で夢が叶うこともある

私はずっと「引っ越ししたいなあ」っていう夢を持っていたんですが、実は今回の引っ越しでは、驚くほどすぐに新居への移動が完了したんですよ。

以前も触れましたが、家をもてあましている親類に、私が「私が家賃タダで維持&片付けをする」という提案をしたわけです。

その提案も、だめもとですからね。

その提案から1ヶ月ちょい後、私も忘れていた頃に、「それでお願いできませんでしょうか」と返事があったと。

そこから引っ越し完了まで3週間ですからね。

ネタ帳制作がなければ、もう1週間は早められていたかと(笑

 

普通、夢を叶える場合には、「10年で実現しよう」とか「5年でこう形にしよう」とか計画するじゃないですか。

でも、夢が叶う時って、こんな風にするするっとうまくいくこともあるんですよね。

いわゆる、「計画を立てて努力する」という道筋を決める方法と、その一方で「なんか知らないけど、周囲の助けで持ち上げられた」みたいな道筋があるんですよ。

 

以前の私は、独立するにしても制作をするにしても、計画を立てて地道にすることばかりでした。

「そうやって努力することが、人には大切なんだ」とか思っていて。

 

でも最近の私は、「どっちでもいいな」と思うようになりました。

努力も好きなのでやるんですが、助けてもらう領域を増やしてもいいな、という感じですね。

好きな方を選べばいいと。

いわゆる、「努力をせずに、人に頼ってもいい」ということです(笑

 

「豊かさを余らせて困っている人」もいる

この引っ越しの件で、いろいろ気づいたんですよ。

それが、「豊かさを余らせて困っている人がいる」ということですね。

そういう人は、もらい手が出てくるだけで大喜びすると。

 

言うなれば、庭に野菜ができすぎて、消費しきれずにこのままだとダメになりそうな場合と同じです。

そのときに、「もらうよ!」と言う人が現れると「どうぞどうぞ、いくらでも持って行って!」と言いたくなるでしょ。

そこで、もらう側は、お金を払う必要なんてないんですよね。

もらう側は「ありがとう」と喜んで受け取るだけで、相手は「野菜を腐らせて、お金と体力をかけて処分する必要がなくなる」というメリットがあるんですから。

 

「野菜という価値をもらったら、それに見合う対価や謝礼を払わなければならない」というのは、もらう側の勝手な思い込みでしかないんですよね。

相手側からすると、「余りすぎて困っているので、もらってくれるだけで嬉しい」という状態もあるわけで。

そしてそういう「余りすぎて困っているので、もらってくれるだけで嬉しい」というものは、実は結構あるように思います。

 

今では、家も土地も余る時代

よくよく考えてみると、今は少子高齢化なので、家とか余らせている人とか多いと思うんですよね。

それだけでなく、高齢化した人が使い切れない豊かさとか、あるわけです。

 

例えば私には、父方に叔父伯母が5人もいるんですが、以前に親類で集まったときに、その中の一人もこう言っていたんですよ。

「家が余っていて、でも土地柄で貸すこともできないし、貸す場合は綺麗に修繕しないといけないからお金もかかる。売りに出しても買い手が付かない。固定資産税だけはしっかり取られるから、馬鹿らしい。市に寄付しようとしても、市は固定資産税欲しさに引き取ってくれない。もう嫌だ」みたいな。

そのときは「ただの愚痴だな~」とか思っていたんですが、今思えば、それって大きなチャンスだったんですよね。

 

そういう近い人に頼る、というのも一つの豊かさだなと思うようになりました。

すなわち、私は「家を余らせている親類」を「豊かさ」だと思えるようになったと。

以前の私は、全然この豊かさに気づいていなかったわけです。

 

すると、固定資産税の肩代わりと家の維持をするだけでも、相手は大喜びなんですよね。

私自身も、家賃がほぼタダになるという、最高の状態で。

そういう「身内の余りすぎて困っている問題」というのも、一つの豊かさなんだと。

 

まとめ

そういう価値に気づいてアクセスできるようになると、「自力」以外の部分から、どんどん豊かさを得ることができるようになります

だから、「計画を立てて努力する」ではできないようなことが、するするっと簡単に実現したりするわけです。

これが、周囲の助力を得て成功する一つの方法じゃないかな、と思います。

 

新しい家は結構いい家で、もうすっごい満足していたりします。

実は私が高校時代の一時期、親とは別の家で暮らしていたんですよ。

そのときにこの家で住まわせてもらっていたので、少しだけ懐かしかったりもします。

 

いや~、人生どう変わるか分からないものですね。

「自力」以外の価値にもアクセスできるようになると、こんな風にするするっとうまくいくことがあるので、意識してみるといいかもしれません。

 

ということで、今日は「努力せずに豊かさを得る」という考え方についてお話ししてみました。

今日はここまで~。

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