今日は精神的なお話です。
「合わない人とは、付き合わなくてもいい」、というお話です。
「合わない人とは付き合わない」という生き方
「合わない人」っているじゃないですか。
その人と一緒にいると疲れたり、嫌な気分になったり、劣等感を味わったりだとか。
でも、世の中では「多くの人と仲良くできる方が優れている」とか、「分け隔てなく付き合いなさい」とか、「誰とでもやっていける方がいい」とか言いますよね。
それで、どんどんストレスを抱えていったりするんですが。
私の場合、もう「合わない人とは付き合わない」と決めてます(笑
すがすがしいでしょ(笑
もし付き合わなければならない状況なら、とにかく短時間で済ませるように知恵を絞ります。
こんな突拍子もない生き方をしていたんですが、これが結構面白くて、いいんですよね。
短い人生で、嫌なことをしている暇はない
よく思うことがあるんですよ。
それは、そもそも人生はとても短いものなのに、どうして嫌な人に時間を割かなければならないのか、ということです。
私の実感では、小学校の6年間はあっという間で、中学校も高校もあっという間に過ぎ去って、その後の大学時代だとか、独立してからもあっという間でした。
すると、「残りの人生なんて、過ぎ去ってみれば本当に一瞬だろうな」と思うんですよね。
そんな中で、「嫌なことをして貴重な時間をつぶすような暇はないな」と思うようになりました。
自分からストレスを感じるようなことに飛び込むのは、もうやめようと。
それよりも、残りの人生をどう花開かせるかを考える方がいいな、みたいに思うんですよね。
起業家みたいな「悔いのないように生きたい」という人ほど、時間の概念が強い人が多いように思います。
私もまさにそういうタイプで、何をするのかを、「自分の死」を基準に考えてしまうんですよね。
私は大学時代から、ずっとこういう感覚で生きていました。
なら、「無意味なことはやめよう」と感じるようになりました。
で、その筆頭にあるのが、「嫌な人と付き合うのはやめよう」ということでした。
「一匹狼的な生き方」もある
これはやってみると分かるでしょうが、嫌な人と付き合わなくなると、確実に一匹狼になります(笑
ただ、そういう「一匹狼的な生き方」もいいんじゃないかなと思います。
群れるのが好きな人には想像もできないでしょうが、一匹狼が性に合っている人って、結構いるように思います。
実際、私は一匹狼の状態がすごく楽でした。
一匹狼の特徴としては、「命令されてやりたくない」、「しがらみが嫌」、「自由が大好き」という人が多いように思います。
自発的に好きなことをやるならすごいエネルギーが出るのに、命令されると急にモチベーションが落ちる、みたいな(笑
で、周囲が「これがブームだ!」とわーっと飛びついていても、全然気にせずに自分が好きなことをしている、とか。
後は、ものを捨てるのが得意な人が多いように思います。
多くのものを持つよりも、身軽になって、嫌ならすぐに移動できる方が、しがらみから逃れられますからね。
で、ごく少数の信頼できる人たちと、密度の高い時間を過ごすと。
嫌な人と付き合わなくても、なんとかなる
こういう生き方をしていて思うのが、「結構こういう生き方も、アリだな」ということです。
嫌な人と付き合わなくても、なんとかなりますよと。
それは当然、「大多数の人たち」からの助力は得られなくなって、ある程度の力を身につける必要があります。
その辺の、最初の段階はしんどさはあります。
でも、そういう一匹狼で生きている先人とか、経営者たちから学べば、力は身につけられます。
私の場合、そういう人たちが書いた本を読みまくることで、その力を身につけました。
そしてそういう「生きる力」を身につけられれば、一匹狼同士でつながり合うことができます。
一匹狼はそれぞれが自立しているので、無理に一緒にいる必要がありません。
でも、「共に協力し合えば、より大きなことができるぞ」と利害が一致したときに、自発的に協力できるようになるんですよ。
これはお互いに「好きで一緒にいる」ということなので、とてもストレスがなくて、相手のメリットもしっかりと考えて、思いやりがあふれているんですよね。
奪い合うことがなく、競争もなく、分かち合うことができると。
一匹狼の成功と、群れている人の成功の感覚は、結構違っているように思います。
群れている人の成功って、よくある「大金持ちで、全世界を旅して、多くの人から『社長』とか『先生』と呼ばれてチヤホヤされて、高笑いしている状態」かと思います。
でも一匹狼の成功って、「自由でいること」なんですよね。
そもそも「大多数の社会」からは切り離されているので、周囲に見栄とか張る必要もありません。
だから、自分から質素な生活ができて、本当に大切なことにお金をかけられると。
まとめ
そんな風に、合わない人とは付き合わない、という生き方も十分にできると思います。
その場合、一匹狼になればいいと。
確かに、群れから出た直後は孤独ですし、力をつけるまではしんどいんですよ。
でも、一度力をつければ後は気楽に、自由に生きられます。
そして一匹狼同士が出会って、打ち解けると、とてもいい「仲間」になります。
そういう生き方も、十分にアリのように思います。
これは自分の信念に従って、すがすがしく、潔く生きることができるので、そういう生き方が好きな方にはおすすめです。
ということで、今日は「合わない人とは、付き合わなくてもいい」、というお話をしてみました。
今日はここまで~。