今日は日記です。

梅がらみの日記ということで、つらつらと書いてみましょう。

 

生まれて初めて梅を買ってみました

梅の時期ですね~。

梅(少し見た目が悪いもの)がざるいっぱいで100円という値段だったので、生まれて初めて買ってみました。

 

いやぁ、梅干しとか梅ジャム、梅酒造りは、ずっとやってみたかったんですよ。

今までは制作に必死で着手できなかったんですが、最近はいろいろ余裕があるので、初挑戦してみました。

時間もあるし、初期投資が100円なら、失敗しても痛くはありませんからね(笑

 

ちなみに多くの人が、最初から「しっかりお金をかけて、最高の材料と道具で、絶対に成功する方法で」みたいなスタイルでやりますよね。

でも私の場合、そういう「最初から最高で完璧なものを」というスタイルは、あまりしなかったりします。

むしろ、「できるだけお金をかけずに、安い材料を仕入れてきて、とにかく簡単に自分が満足できる、シンプルなものを作る」というのが好きだったりします。

そしてその方が、満足しつつ、よりディープな世界へと足を踏み込めるように思います。

 

シンプルに梅干しを作る

例えば梅干しでも、市販のような最高のものでなくてもいいから、「簡単に満足できる、シンプルな梅干しを」として、作ります。

すると、いろんな余計な手間を省けて、簡単に作れるんですよ。

 

この場合、シンプルに考えてみると、梅干しって結局は「漬け物と同じで、塩と圧力で余計な水分を出して、最後に干して乾燥させただけ」ですよね。

シソとかハチミツは風味付けなので、なくてもかまいません。

そして、塩は「浸透圧で、余計な水を出す効果」と「防腐効果」があるので、それが実現できればいいと。

 

なら、最初から専用の塩とか、梅干しを漬けるための樽、風味付けの赤シソなんて必要ないと分かります。

フリーザーバッグに料理用の塩と、消毒用の焼酎を入れて、スーパーの食品トレイで挟んで、適当なもので重しをしておけば、それでOKだと分かります。

新品のフリーザーバッグを使えば消毒は必要ないし、焼酎の防腐効果はネットで調べて「これは使える」と判断して使いました。

そんな風に、どれも身近なもので代用です。

 

梅酒をシンプルに考えてみる

梅酒も同じように、最初なので原理を元に「満足できるものを、最高にシンプルに」とします。

で、梅酒の場合、「アルコール度数の高いお酒につけて、梅の風味を出す」ですよね。

度数が高いアルコールにするのも、砂糖も、共に防腐用です。

 

ちなみにウイスキーのつけ込み酒では、香草とかスパイスで香りを加えるだけで、砂糖を加えないものもあるんですよ。

「梅は水分が多いので、お酒に漬けるアルコール度数が落ちる。だから防腐用に砂糖を追加で加える」という事情はありますが、一度開封して飲みきる形なら、砂糖は省略したり、少量でもいいと分かります。

なら、飲みきれるほどの小さな瓶とか、小さなフリーザーバッグで熟成する場合、砂糖はさして重要な要素ではないと分かります。

 

原理から、短期間で簡単なものにする

で、梅に限らず、芋系でも豆系でも、食べ物は冷凍すると、煮汁がしみこみやすくなる性質があります。

冷凍することで水分が膨張して、繊維がうまく破壊されるので、味がしみこみやすくなるし、エキスも出やすくなると。

なら、梅を一度冷凍させることで、梅のエキスを出しやすくできて、短期間で仕上げられそうだと予想できます。

 

実際に検索してみると、冷凍した梅を使って、短期で作れる梅酒もあったんですよ。

なので、「今回は短期決戦だ!」ということで、砂糖も控えめにした少量の梅酒も仕込んでみました。

 

そんな風に、最初は手元にあるものだけで、シンプルに、というスタイルでやってます。

 

「最初から専門のものを」とすると、続かない理由

こういう工夫って、梅干しや梅酒作りだけでなく、制作でも同じように思います。

例えば漫画でも、最初は学校で使うような線入りのノートに、適当に描いて満足したりするものじゃないですか。

 

つまり、最初はシンプルなもので十分なわけです。

そうやって満足しつつ、「もうちょっと深く味わいたいな」で、少しずつディープな世界に踏み込んでいくと。

 

でも、最初から「専用の原稿用紙を買って、専用のペンをそろえて」なんてすると、しんどいし、なかなか続かないんですよ。

それは、満足が得にくいからだろうと思います。

 

本来なら、簡単に満足は得られるもの

本来なら、目の前にある学習帳に描けば、簡単に「漫画を描ける楽しさ」が得られるものです。

なのに、そこで「必要なものを調べて、買い物に行って、準備して、構図を学んで、デッサンを学んで」とかしていると、「しなきゃいけないこと」が多すぎて嫌になりますよね。

だって、面白いのは「自分好みのイメージを膨らませて、実際にそれを形にすること」なんですから。

 

だけど、多くの人が、「最初から完璧なものをそろえなきゃ」、「収益にしなきゃ」としているように思います。

ブログでも、最初からアフィリエイトを加えたり、文章や記事の書き方を学んだり、「毎日更新して、1年間続けよう」とかしたり。

学習でも、「1日1冊読んで、1年間続けよう」としたり。

本当は、面白さはもっと別のところにあるのに。

 

満足をしつつ、ディープな世界に踏み込んでゆくスタイル

だから私の場合、「満足するまでやればいい」というノリです。

普通は「満足したら、飽きてやりたくなくなる。それじゃ続けられないじゃない!」と思いますよね。

でもそうではなくて、「満足をしつつ、ディープな世界に踏み込んでいく」というスタイルもあるわけです。

 

これは昨日の記事でも触れたように、物事を波のようにとらえると、解釈が変わります。

「満足したら、飽きる」は確かにそうなんですが、「満足したら、短期的にはやりたくなくなる。だけど満足(快感)を味わえたので、しばらくすると、またやりたくなる時期が来ることが多い」です。

状態で考えるから、「飽きちゃダメ。続けなきゃダメ」と思ってしまうわけです。

でも波でとらえると、そういう「しばらくしたら、またやりたくなる」というサイクルが来ることが分かるんですよ。

 

自然のリズムに乗るスタイル

なら、しばらく待って、その「やりたいな」というタイミングで再びやれば、また面白さを味わえます。

すると、実力も少し上がっているし、もうちょい手を加えて、イメージ通りに仕上げられるようになって、さらに満足が得られます。

 

そうやって、波のように面白さをステップアップさせてゆく流れですね。

人にはその人なりの波やリズムがあるので、その自然のリズムに乗る、というイメージです。

「リズムは自分の意思で決めるもの」ではなくて、「自分や自然のリズムに合わせて、うまく活動を組み込んでゆく」という感覚ですね。

「毎日続けようとして続けた」のではなく、「リズムに合わせてやっていたら、それがたまたま毎日のリズムだった」とも言えるでしょう。

 

まとめ

まぁ梅干しと梅酒はしばらく時間がかかるので、このまま様子見です。

 

ちなみに梅ジャムも作ってみたんですが、作ってようやく「梅干しの方がメジャーになるわけだ」と納得できたように思います。

梅って、甘いものに使うよりも、塩気がある方が風味がよくなるんですね。

「甘いものに使うなら、梅よりも桃の方が香りも強くて、合うな」みたいな。

ま、こういうのも経験と学習で知ってゆくことかなと。

 

そんな風に、いろいろと楽しみつつ作ってます。

 

ということで今日は、梅がらみの日記でした。

今日はここまで~。

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