今日は他の記事を書こうとしていたんですが、うまくまとめられなかったので、短めのお話で。
「稼ごう」として難しいなら、「人助けだと思ってやってみよう」というノリで進めるのもよさそう、というお話です。
収益を作りたい場合の視点変更
「収益を作りたいけど、なかなかうまく作れない」みたいなことって、ありますよね。
それで、「今、一番稼げる手法を学ぼう」として、ブームになっている方法論やジャンルに手を出しやすいんですが。
で、結局独自性なんて何もない競争と体力勝負の方法論になっちゃって、苦しんだりして。
そういう場合、「稼ごう」とするよりも、「人助けだと思ってやってみよう」というノリで進めるのもいいように思います。
すると、うまくビジネスの種を見つけられるかもしれません。
ビジネスは基本的に人助け
というのも、ビジネスというのは基本的に人助けだからですね。
相手が何かで困っていたり、苦しんでいたり、悩んでいたりすることを解決してあげることで、その対価としてお金を得るんですから。
もしくは、相手が「面倒だな。やりたくないな」と感じていることを、私たちがうまく肩代わりしてあげることで、お金を得ると。
例えば、「料理を作るのが面倒だなぁ」という人のために、いろんな料理屋とか弁当屋があったり。
「会計が分からない。困った」という人のために、会計事務所があったり。
「何か面白い、こういう物語がないかな」という人のために、脚本家とか小説家がいたり。
「元気が欲しい、希望が欲しい」という人のために、可能性を教える人がいたり。
そんな風に、何らかの負担を背負ってあげることが、ビジネスになるわけです。
そして、「普通の人には負担でしかないけど、私はそれを好きでできる」とか、「普通の人は持たないけど、私だけはそれを多く持つ」という個性を生かすと。
すると、自分の個性や強みを生かしたビジネスができそうだと分かります。
「人が困っていること」は、普段はなかなか気にしない
そういう場合、「お金を得よう」とするよりも、「人助けだ」と思う方が効果的なこともあるように思います。
それは、「人助けだ」と思う方が、「助けられる分野(他者の負担を背負ってあげられる分野)」に目を向けられるからですね。
そもそも私たちは「他者が困っていること」って、なかなか普段は気にしないものです。
私たちはいつも、「私が困っていること」とか、「他者のうらやましい点」ばかりを見ているものですから(笑
なので、「他者が困っている点」、「他人が抱える悩みや苦しみ」は、基本的に私たちには関係ないので、スルーしていることが多いんですよ。
すると、そういう「人助けだと思ってやってみよう」という視点で意識して見ると、相手を助けられるヒントが見つかりやすくなると。
「工夫で解決しやすいもの」を選ぶ発想
そしてこの「人助け」には、いろんな尺度や度合いがあります。
私の中では、「少数の人が深く困っているけど、工夫で解決しやすいもの」と「多くの人が困っているけど、工夫では解決しにくく、政治的な力が解決しやすいもの」とで分けるのもいいかと思います。
で、個性を持っていたり、工夫ができる人ほど、「少数の人が深く困っているけど、工夫で解決しやすいもの」を選ぶ方がいいかなと思います。
というのも、世の中には結構、工夫できない人が多いんですよ。
多くの人が、現状維持ばかりをしているものです。
だから現場に入ってみると、結構工夫の余地があったりして。
なら、工夫ができる人ほど、その工夫力で新たな解決策を作ると、改善できることが多いものです。
すると、ビジネスとして成り立ちやすいようにも思います。
失敗しやすい発想
一方で、「多くの人が困っているもので、政治的な解決方法が必要」な場合、それは避けた方がいいように思います。
というのも、工夫ができる人ほど、政治力は乏しいことが多いですからね(笑
また、「稼ごう」とすると、どうしても「今、最も稼げそうな方法やジャンル」に目が向きます。
でも多くの場合で、そういう「最もブームな稼げる方法やジャンル」というのは、「今がピークで、これからどんどん落ちていく方法やジャンル」です。
そしてそういうのを選ぶと、将来的に苦しくなるだけで。
だから私の中では、あまり「稼ごう」とお金を追いかけない方がいいようにも思います。
まとめ
なので収益を作りたい場合、「人助けだと思って、やってみよう」とするのもいいように思います。
すると新たな発想が得られるし、今何かをしているとしても、「こうすれば、もっと人助けになるかな」と改善しやすくなるかと思います。
そしてそういう積み重ねが、独自ビジネスにつながるかもしれません。
ということで今日は、「稼ごう」として難しいなら、「人助けだと思ってやってみよう」というノリで進めるのもよさそう、というお話でした。
今日はここまで~。