今日は、魅力のお話をしてみましょうか。
誰しも、「もっと魅力的な自分になりたい」って思うものですよね。
でも、魅力的になる方法って、実は「頑張ってこうなる」ではできないんですよ。
今日は、そのお話をしてみましょう。
ありのままの自分を受け入れると、魅力が生まれる
結論から言うと、魅力って、「ありのままの自分を受け入れる」ことで生まれます。
「頑張ってこの欠点をなくして、こう変わって、こんなことができるようになる」ことでは、その人の魅力は失われます。
そもそも、魅力と醜さって、表裏一体のものなんですよ。
つまり、魅力と醜さは、同じものです。
例えば私の場合、短く文章をまとめるのが苦手ですが、それは裏を返すと長文が得意ということですよね。
私は協調性がありませんが、それは自主性があるということでもあって、どんどん自分発で何かを仕掛けられるってことですし、リーダーとしての素質があるということです。
自分が醜いと思っている点っていうのは、実は武器でもあるわけです。
「長所と短所」とか言いますが、それは適切な表現ではないと思うんですよ。
適切な言い方は、「特徴がある点か、平凡な点か」でしょう。
短所は長所と同じものですからね。
それで、「頑張って欠点をなくす」というのは、ほとんどの場合「特徴をなくす」ということです。
長所をも殺すことになるので、それがその人の魅力を高めるはずはありませんよね。
同じように、「できないことをできるようになる」というのは、「平凡な点を何とかしよう」ということです。
平凡な点は、どうあがいても平凡なものなんですよ(笑
平凡な部分をいじっても、時間の無駄です。
特徴を強めると、魅力が出る
だから、魅力をつけたければ、「長所短所」で判断するのではなくて、「特長を強める」ことです。
欠点があれば、それを直すのではなくて、「潔く強烈に強めちゃいなさい」ということです(笑
「私、協調性がないんです」というのであれば、潔く協調することを全てやめちゃって、単独でやりまくると。
「私、しゃべりがうまくないんです」というのであれば、潔くしゃべるのはやめて、文章とか他のことをやりまくると。
すると、特徴が目覚めて、短所が伸びると同時に長所が目覚めるんですよ。
だから、魅力を作る感覚としては、「頑張る」よりも、「手放す」ことですね。
普通は、坂道を一生懸命に努力して上って、苦しんだ末に得たものが、魅力だと思うじゃないですか。
でも実際は、坂道をすーっと転げ落ちていって、楽して得たものが、魅力なんですよ。
山を登るのではなくて、楽をして下り降りちゃうことです。
私は、ツイッターの1ツイートを書くのでも、120文字でまとめられずに、20分悩むとか平気でありますからね(笑
でも、ブログとか本ならアホほど書けるわけです。
これは、私にとっては坂道を楽に転げ落ちている感覚なんですよね。
まとめ
だから、魅力を作りたければ、まずは「違う特徴を持つ自分になる」ではなくて、「特徴を伸ばすこと」です。
別の特長を伸ばそうとしても、ムダです。
逆に、潔く特徴を伸ばそうとすると、魅力に気づいて、魅力を発揮できるようになります。
ある意味、「欠点は、吹っ切れると長所になる」ってことですね。
ってことで、今日は魅力の作り方についてお話してみました。
今日はここまで~。