最初にご連絡です。
「お金は『最もやりたくないこと』から使いなさい」の99円セールは、早期終了させていただきました。
いや、99円にしたら売り上げどころか販売部数まで落ちちゃったので、こりゃダメだなと(笑
実際に多いんですよ、価格を下げたら販売数や満足度が落ちることって。
安くすれば多く売れて満足度が上がるわけではなくて、満足度は価格が高いほど上がる傾向にありますし、販売数も「適切な価格帯」というものがあるんですよね。
なので、いろいろ試しているところです。
さて今日は、「自分らしい生き方」について、お話をしてみましょうか。
「自分らしい生き方」は、真似してできるものではない、というお話です。
その成功像は、他者の価値観なのか、自分の価値観なのか
「自分らしく生きたい」って思う人は、多いと思うんですよ。
でも、「じゃあどんな状態で過ごしたいの?」と言われると、イメージがわかない人が多いんじゃないでしょうか。
人によっては、「億万長者になりたい」とか、「お金持ちになりたい」、「幸せに生きたい」、「苦労なく生きたい」とか言うと思うんですが、それは「自分らしい」ではありませんよね。
だって、それらは「世間一般で言われている幸福像」なんですから。
思いっきり他者の価値観でしかなくて、全然自分らしい成功ではないわけです。
「自分らしい」ってのは、他の人から見ると、「なんでそんなことするの?」とか、「そんなの、損な生き方じゃない」って言われるようなものなんですよ。
よく私が言う例でも、わざわざアフリカにまで言って、医療を行う医者がいるわけです。
そんなの、はっきり言って損な生き方ですよね。
不便だし、日本に比べると劣悪な環境だし、伝染病にかかったり、死ぬリスクまであるんですから。
私でも、今でこそ収入になっているからいいものの、ゲーム制作とか本作りだって同じです。
「世の中にこれほどまでにたくさんゲームや本があって、一流作家やクリエイターがいて、優れたものが多くあるのに、なんでそんなことするの?」
「自分らしい生き方」って、そんな世界の話なんですよね。
他者の価値観で動くほど、道を決めてしまう
私がよく感じるのは、動けない人って、「この道で行くべきだ」っていう風に、道を決めちゃってるんですよ。
動画を作りたい人なら「YouTubeで成功する」とか、小説なら「投稿して新人賞を取る」とか、お金を稼ぎたいなら「会社に雇われる」もしくは「独立する」とか。
私は、そういう「明快な道」っていうのは、ないと感じてます。
すなわち、そんなはっきりとした道なんて、最初から分からない、ということですね。
むしろ、はっきりとした道というのは、とても危険なような気がします。
だって、そういう「明快な道」ほど、「他の人の生き方」であることが多いんですから。
自分らしい生き方っていうのは、実はひっそりと目立たない場所にあって、どこかにあるそれを見つけ出す、っていうイメージですかね。
「この道で頑張る」というよりも、とにかくいろんな道に入って、抜けられるかどうかを確かめるようなものなんだと。
ある人が、「二十代にいろんな道に入って、多くの行き止まりにぶち当たって、行き止まりを塗りつぶした人ほど、三十代から楽になる」って言っていましたが、まさにこれだと思います。
自分らしい生き方っていうのは、そんな風に、「誰も通らないけれども、自分ならちょうど上手い具合に抜けられる道具やスキル、考え方が備わっていて、抜けられる道」かなと思います。
例えばお金を稼ぐことにしても、「雇われか独立か」なんてことはないかと思います。
半分ぐらい雇われで、残ったうちの、そのまた半分を独立で、残りを不労所得で、みたいなスタイルだって十分にアリだと思うんですよ。
で、そういう方が、実は自分の理想とするスタイルだったりするんですよね。
しかも、持てる能力の全てを使うことができるので、やりがいもあって、毎日が充実していると。
まとめ
だから、自分らしい生き方をしたい場合、明快な道よりも、細い道を選ぶ方がいいんじゃないかと思います。
そして、そういう道に慣れることですよね。
「先例がない、誰も成功していない道」を歩くことに慣れることだと。
確かにそれは、先が見えなくて不安もあるわけですが、その不安が自分を育ててくれる、ということもあるんですよ。
私もずっと、不安があるからこそ、自分で自分を励ましたり、モチベーションを上げるスキルを身につけたわけですからね。
安心で快適な場所に居続けたら、そんな能力は伸びませんからね。
なので、真似をするのではなくて、「いろんな道を試す」という感覚の方が、やりがいも出て楽しく道を歩けるんじゃないかなと思います。
実際にやってみると分かりますが、こういう生き方は結構ワクワクドキドキして、楽しいですから(笑
旅行で見知らぬ土地を、宿の予約もなしに歩くような感じですね(笑
そういうスタイルで生きていると、自分の中にある野生が芽生えて、感覚が鋭くなり、生きている実感が得られるものですからね。
ってことで、「自分らしい生き方」は、真似してできるものではない、というお話をしてみました。
今日はここまで~。