新作本「ストーリー作家のネタ帳」は、明日22日(水)の夜に正式リリース&無料配布開始予定です。

無料配布が開始されたら、このブログやサイトで情報公開します。

お楽しみに!

 

ってことで今日のお話です。

今日は、心理面についてお話ししてみましょうか。

「なぜ、ブログをこんなにも書いているのか」、ということについてお話ししてみましょう。

 

「どうして、ブログをそんなにも書いているのですか?」

以前、ある人からこういう質問をされたんですよ。

そんなに毎日ブログを書いていて、サイトを見たところ広告もアフィリエイトもなくて、なぜ毎日書いているんでしょうか?
儲けが出ているんでしょうか?

 

ある種の人たちからすると、こういう疑問を持つようで。

実際、このブログって、広告は一切ありませんよね。

私の本の紹介があるぐらいで。

毎回商品を紹介しているわけではないのでアフィリエイトもありませんし、まああるとすれば、ここでの支援募集があるぐらいでしょうか。

すると、「なぜそんなに毎日、しっかりとした長文を書くのか理解不能」みたいな人もいるようで。

 

とりあえず、回答を結論から言いましょうか。

これは、とてもとてもシンプルで単純な回答です。

なぜ、私は毎日ここまでブログを書いているのか。

 

それは、「好きだから」です(笑

 

単純でしょ(笑

書くのが好きだから、表現したいことだから書いているだけです。

だから、特に広告とかアフィリエイトみたいな特別な報酬がなくても、十分に精神的な報酬が得られているので、続けられているということです。

 

クリエイターの人とか、大好きなことを持っている人なら、この感覚、すぐに分かりますよね。

「なんでそんなに小説を書くの?」、「なんでそんなに漫画を描くの?」、「なんでそんなにゲームを作るの?」

答えはこれですよね。

「好きだから」、なわけです。

 

「好きだから」以外にはありえない

むしろ、それ以外はありえないですよね。

「それ以外に、何のためにこんなタフで大変で面倒な作業するねん!」とか言いたくなりますよね(笑

稼ぐなら、もっと他にいい方法はたくさんあるでしょうと(笑

好きだから、お金を払ってでもやりたいことなんですよね。

だからやっているんだと。

 

実際、文章を書くのが嫌いな作家とか、ありえないでしょ(笑

物語とか内容を考えるのが大好きで、だから物語とかもよく「こういう展開っていいよなぁ」とか「こういうシチュエーションっていいよなぁ」なんて妄想なんかして、想像では飽き足らないから、「気がついていたら書いていた」みたいなノリですよね。

「魂の導きに従っていたら、なんかこれをしていた」みたいな。

同じように、絵を描くのが嫌いな漫画家とか、ゲームが嫌いなゲームクリエイターとか、ありえないわけです。

最初の動機はただ単純に、「好きだから、それをやるんだ」と。

 

「好きなこと」が与えてくれる豊かさ

でも実は、こういう「好きなこと」を持っている人っていうのは、少数派なんですよ。

大多数の人は、そんなに打ち込めることすら持っていないんですよね。

彼らは人生でやりたいことも分からずに、「何か面白いことないかなぁ」と思いながら、昨日と同じような今日を、去年と同じような今年を漫然と過ごしているわけです。

 

そういう人たちにとっては、こういう「これが好きだからやる」という発想が理解できないと。

そして、「儲けが出ているんでしょうか?」とか、「こうすればもっと儲かるのに」とかいう発想になっちゃうんですよね。

すなわち、豊かさ=お金、という公式が成り立ってしまっていると。

 

実は私は、「こうすればもっと儲かるのに」というのは、もうことあるごとに言われて来たんですよ(笑

写真加工のPhotoDramaticaだって、「なんでそんなすごい技術を無料公開するの?!」とか、作家向け教材でもそうですし、素材とかノウハウとか、ことあるごとに言われて来たわけです。

逆を言うと、それぐらい突き抜けるほどの「好き」があれば、「もっと、もっと」とガツガツすることはなくなります。

だって、「与えること」が豊かさであり、喜びになるんですから。

 

豊かさは、お金だけじゃないということです。

「好きなことをする」ということも、大きな豊かさだと言うことですね。

「人に喜んでもらう」というのも、大きな豊かさです。

そんな豊かさを持たないから、「どうしてもっと儲けないの?」、「こうすれば儲かるのに」とがんじがらめになってしまうんじゃないかな、とも思ったりもします。

言うなれば、マザー・テレサに「こうすればもっと儲かるのに」と言うようなものです(笑

 

だからこそ、多くのものを持たずとも、豊かに生きられるんですよ。

むしろ、逆境ですら豊かで楽しめるぐらいですから。

本当に好きで、打ち込めることを見つけられたら、きっとこの感覚が分かることでしょう。

 

で、大好きなことだからこそ、普通の人ではやらないようなことまでどんどんできるわけです。

すると、「好きでもないからやっている」人とは明らかに結果の差が出るんですよ。

だから、好きでやればやるほど、卓越した成果を出せるようになるんだと。

 

まとめ

私たちはつい「大好きなことを持っていて当然」とか思いがちですが、実はそうでない人も多いんですよね。

むしろ、そういう「好きなことを持っていない人」の方が、圧倒的多数派なんだと。

 

そう考えると、「大好きなことを持っているだけでも、すっごい人生が充実している」と言えますよね。

それは、実はとても恵まれた、ありがたいことなんですよ。

目標に向かって努力できることも、うまくいかなくて涙を流すことも、うまくいって喜ぶことも、これができるのは「好き」を持っているからこそなんですよね。

 

それは、マザー・テレサとか野口英世とかと同じです。

マザー・テレサに「なぜ毎日、末期患者を見送っているのですか?」と訊くと、きっと彼女は「好きだから、自分にとっての喜びになるからですよ」と答えるんじゃないかなと思います。

「好き」が豊かさを与えてくれるんですよ。

多くの人は、そんな経験すらできないわけですから、これだけでも大きな豊かさなんですよね。

 

そういうことを気づかされた、一つの質問でした。

 

ってことで、今日は「なぜブログを書くのか」ということについてお話ししてみました。

今日はここまで~。

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