今日は、日記的な思い出話です。

「俯瞰して目的を見ると、見えるチャンスもある」というお話です。

いや、立派なタイトルをつけていますが、今日は本当にしょーもないお話なので、期待しないでください(笑

 

チャンスを見抜く見方

私たちは、「チャンスが欲しい」とか思うじゃないですか。

でも、どういう場所にチャンスがあるのか、見えないことが多くて。

 

そういう場合、「俯瞰して目的を見る」ということで、見えるチャンスもあるように思います。

 

10円ガムの当たりは、どこに配置されるのか

これは本当に、しょーもない例なんですが、私が小学校低学年の頃に、こういうことがあったんですよ。

それは、私は10円ガム(フェリックス君ガム)が好きだったんですが、やっぱりお小遣いは限られているわけで。

でも、ああいうガムって、当たり付きですよね。

だから、まぁ小学生によくあることですが、「どうにかして当たりを判別できないか」と考えたわけです。

 

で、細かい思考経路は覚えていないんですが、きっと小学校低学年なので、「当たりなら、お宝みたいに、一番下に埋まっていそう」とか考えたのかもしれません。

フェリックス君ガムって、四角い箱に4×4の4段ぐらい、整って入ってますからね。

 

そこで私は、実際に駄菓子屋で、新品の箱で売り出された時を見計らって、「一番下の段のガムを、場所を分散して買ってゆく」ということを試してみました

「もし私が作る側で、当たりをいくつか入れるなら、一番下の段の、真ん中の列、一番左右に入れそうだな」みたいに思って。

箱は左右に長い長方形だったので、「左右に入れる方が、距離が遠くてバランスがよさそう」みたいなイメージだったのかもしれません。

もちろん、お小遣いが厳しくて一度に何個も買うことなんてできないので、複数日に分けて1個ずつ買って、確認したわけです。

 

本当に当たりが出た

すると、「一番下の段の、真ん中の行、左右端」で、ぽんぽんと2連続で当たりが出たんですよね。

まさに「自分なりに推論してやってみたら、本当にいきなり当たりが連続で出た」という状態です。

ほんと、これは私の中でも強烈に印象が残っているので、ひょっとすると私の「考えて見通す」というスタイルは、この辺の体験が原点になっているのかもしれません。

 

で、自分の理論に半信半疑のまま、他の駄菓子屋で試してみると、これが100%ではないんですが、最初は80%ぐらいの確率で当たりが出て。

しばらくしても、30~50%ぐらいの結構な率で当たりが出たんですよ。

なので、偶然なのかもしれませんが、偶然にしてはできすぎで。

 

まぁ、新品の箱が出る時は限られているし、他のお菓子も食べたいし、小学校低学年を卒業すると10円ガムは食べなくなるしで、あんまり検証はしていないんですけどね。

たぶん、6~7個ぐらいで終わらせて、10個も買ってないように思います。

それでも、「この法則は完璧ではないけど、かなり使える」と印象深かった、という記憶があったりします。

 

結構ありうるかも

実際に今考えても、結構これはありうるように思うんですよ。

というのも、当たりを配置する場合、一番上の段に置いてすぐに当たりが出た場合、「この箱はもう当たりがないや」となって、誰も買わなくなります。

あの当たりというのは、ガチャと同じで、一つの動機付けでもありますからね。

なら、下の方に配置する方が、「まだ当たりが出てない」となって、買い続けるわけで。

「福引きの1等賞を、いつ出すか」と似たようなものです。

 

でも、下の段の本当に端っこに置いてしまうと、最後まで当たりが出ないので、途中で「この箱には当たりがないのかも」と買わなくなる可能性があるわけで。

なら、私の場合、「70~80%ぐらい買ってくれた段階で、当たりを出す」ぐらいがちょうどいいかな、と感じたりもします。

すると、やっぱり「一番下の段の、真ん中の行、左右端」がそれぐらいになるんですよね。

いやまぁ、真実は分かりませんが(笑

 

棒アイスの当たりを見分ける方法

ちなみに、小学校中学年か高学年の頃、「棒アイスの当たりを見分ける方法」も、はやりました。

これは知っている人もいるかもしれませんが、「裏面で袋の接合部を見て、他の大多数と違ってずれているものが当たり」という法則がありました。

これも、当時の友人たちと一緒に試したんですが、実際に最初は結構当たりが出たんですよね。

 

で、これも結構妥当な原理のように思います。

というのも、棒アイスの場合、1箱に必ず決まった本数の当たりを入れる必要があります。

でも、「製造工程で、棒の中に何本おきかで当たりを入れて、同じ製造工程で作る」というのは、問題が出やすいと分かります。

というのも、製造途中や最終的な品質検査で、品質不良ではじくアイスもあるので、「1箱の中に決まった数の当たりを入れること」ができなくなるからですね。

なので、「当たりは最後の工程で、別途作ったものを、決まった本数を箱に入れる」という必要があると。

 

すると、別途まとめて当たりの分を作る必要があるので、当たりだけ袋裏面の接合部で違いが出やすいと。

だいたい機械で作るのに、そんな部分で精密さを作るなんて、ありえませんからね。

いわゆるロット(同一時期に作った製品)によって、袋裏面の接合部が変わりやすくなる、ということです。

すると、結構妥当な判定方法だと分かります。

 

ちょっと高い目線で見る

言うなれば、「劇場版コナン映画では、犯人は豪華声優を使うので、声優から犯人を判明できる」という考え方と同じです(笑

「作る側の視点」とか、「なぜそこに配置したくなるのか」という、ちょっと高い視点から見ることで、原理を見抜くと。

 

とはいえ、アイスは値段も高いし、滅多に買えるものでもなかったので、こちらも真相は闇の中です。

 

まとめ

まぁそんな風に、俯瞰して作り手側の立場からも見ると、チャンスとか原理が見えるかもしれません。

いやほんと、しょーもない例ですが(笑

というか、今日はそういう思い出話をしたかったので、「無理矢理、教訓に結びつけた感」が強いんですが(笑

 

でもまぁ、私が高校時代に一度、アイスで再び試したことがあるんですよ。

実はそれも当たりだったという。

 

でも、いろいろ面倒で、結局その当たりを交換することもなく、引き出しにずっと入れたままでした。

それで私は、「使わないなら、当たりなんて引かずに、他の人に譲ってあげればよかったな。その方が、喜ぶ人が出たな」と思うようになりました。

思えば、その辺から「無理に当たりを引く必要はない」と思うようになったのかもしれません。

 

ということで今日は、「俯瞰して目的を見ると、見えるチャンスもある」というお話でした。

今日はここまで~。

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