今日は、健康のお話です。
日本人が長寿なのは、「和食+風呂の習慣」があるからかな、と予想したりするお話です。
肝臓が悪くなると、傷跡が黒く残りやすくなる
先月に完全復活宣言をした肝臓問題ですが、おかげさまで順調に傷跡も消えてきています。
傷跡は黒くなっているので、それが消えるまでしばらくかかりそうな予感です。
ちなみに肝臓が悪くなると、傷跡が黒くなって残りやすくなるんですよ。
黒くなるのは、メラニン色素が原因ですね。
メラニン色素は紫外線から肌を守る機能を持つので、傷の部分でメラニン色素を増やすことで、おそらく傷内部を紫外線から守っているんだろうと思います。
肝臓を悪くすると、シミができやすくなる
「高齢になると、顔にシミができる」とかもきっと同じ原理でできるんじゃないかな、と予想したりもします。
すなわち、肝臓を悪くすると、シミができやすくなるんじゃないかと。
肝臓が悪くなることで、胆汁生成がうまく機能しなくなって、傷ができやすくなるし、傷の修復ができなくなって、結果として部分的なメラニン色素ができてしまい、沈着してしまうと。
美容に気を遣う人にとっては、肝臓が大切だということですね。
例えば鬼滅の刃の主人公って、おでこに大きめのシミがあるじゃないですか。
実は肝臓を悪くした状態で傷を作ると、あんな感じになります。
私も先月の一時期、おでこがあんな感じになってました(笑
今はほぼ消えてますけどね。
「日本人が長寿なのは、和食+風呂の習慣があるから」説
そういう風に、肝臓について大きく注目せざるを得なかったんですが、それで少し感じたことがあります。
それが、「日本人が長寿なのは、和食+風呂の習慣があるからかな」ということですね。
これはどちらも、肝臓をよくするんですよ。
以前も触れましたが、「高温調理した油(酸化した油)」は、だいぶ肝臓に悪いわけです。
例えば揚げ物とか、開封して1年以上経った古い油、ファットスプレッドとかショートニングは、肝臓を痛めやすくなります。
元気な状態とか、肝臓が強い人ならその辺は大丈夫かもしれませんが、肝臓が弱い人ほどその辺は避ける方がよさそうに思います。
特にアレルギー持ちの人は、注意する方がいいかなと。
和食は、あまり油での高温調理をしない
で、和食って、あんまり高温調理した油を使いませんよね。
天ぷらとか唐揚げ、とんかつ系ぐらいかなと思ったりもします。
しかも、その辺をいつも大量に食べるわけでもなくて。
ちなみに炒め物は、「最初の油加熱で高温にしすぎなければ、さほど問題ない」という感覚です。
油の温度が高くならないうちに食材を入れると、さして高温になりませんからね。
私の場合、もちろん一番状態がひどいときは炒め物も回避していましたが、その後に炒め物を食べても「意外と身体への反応はないな」という実感でした。
だいたい、アメリカのレシピ動画とか見てると、すごいですからね。
「二度揚げする」とかいうレベルではなくて、「下準備で二度揚げして、それをさらに他の食材と混ぜて、オーブンで20分焼く」とかありますから(笑
「そりゃ健康に悪いわ」みたいな(笑
そういう意味で、和食は肝臓によさそうに思います。
風呂で身体を温めると、肝臓負担が楽になる
で、もう一つ、風呂の習慣も大きいように思います。
以前私は、「シャワーで十分」とか言いましたが、それは「汚れを落とす」という部分のみで有効だったと。
お風呂にはもう一つ機能があって、それが「身体を温める」ことですね。
で、夕食後2~4時間後ぐらいにお風呂に入ると、肝臓が温まるので、肝臓負担が楽になる、ということです。
特に、季節の変わり目とか、寒い地域に住んでいる人は、お風呂が効果的のように思います。
足湯でも、半身浴でもいい
なので、私は肝臓を痛めてから、足湯をするようになりました。
30~40分ぐらい足湯>20~30分ぐらい半身浴>10分ぐらい全身浴、ぐらいの順番で、身体を長時間温められるように思います。
一人暮らしで時間がある人は足湯か半身浴がよくて、家族がいる人は全身浴が、時間的にもコスト的にもいいかなと。
ちなみに足湯は、ふくらはぎまでつかる容器を入手してきて、お湯を入れて暖まる形になります。
ふくらはぎまでつからないと、ほとんど効果ないので注意しましょう。(体験済み)
ちなみに、足湯を続けるかどうかは分かりません。
体温を暖める(内臓の温度を高める)のが目的なので、肝臓の調子がよくて、夏場であれば、シャワーでもよさそうな気もします。
あと、どうでもいいんですが、お風呂の習慣って、結構日本独特のようで。
というのも、海外は水質が悪かったり、水の値段が高いので、シャワーで済ませることしかできないと。
だから、「日本ではお風呂に入りやすいし、それで身体を温めて、健康になりやすい」んじゃないかな、という予想です。
そういう意味でも、お風呂で身体を温めるのは、それなりに健康に効果があるように思います。
まとめ
そんな風に、肝臓って結構大きな要素を担っているんですよね。
なので、今回肝臓について詳しく学べたのは、いい機会だったように思います。
まぁ、確かに高温調理した油は身体に悪いんですが、裏を返すと「危険度が分かる」というメリットもあるように思います。
ほら、世の中では「ファットスプレッドやショートニングは身体に悪い」、「毒だ。絶対に摂取すべきでない」みたいに、やたらと悪者にされていますよね。
おそらく、多くの栄養管理士が、「どれぐらい身体に悪いのか」という度合いを理解できていないように思います。
だから、多くの栄養士が、揚げ物とドレッシングを同列の危険性で紹介したりとか、なんだか見当違いなことをしているように思います。
でも、「ファットスプレッドやショートニングの毒性度は、市販の揚げ物と同じレベルの危険度でしかない」と分かると、「あんまり厳密に排除しなくてもいい」と分かります。
マヨネーズやドレッシングは、さらに大丈夫ですからね。
なら、「少量ならさして問題ない」と分かって、いろいろ食べやすくなるかもしれません。
ということで今日は、日本人が長寿なのは、「和食+風呂の習慣」があるからかな、と予想したりするお話でした。
今日はここまで~。