今日は、クリエイティブなお話をしてみましょうか。

他人を変えようとするより、アプローチを変える方が手っ取り早い、というお話です。

 

電子書籍は、アップデート配信できないと判明しました

えー、ここ数日アナウンスしていますが、最終的に「Kindleでのアップデートは不可」という現実を突きつけられてしまいました。

なので、残念なことに「大好きなことでお金を稼いで、独立をする方法」も、「ストーリー作家のネタ帳」も、改訂版にアップデートできないことになります。

新規に購入した人のみ、新バージョンで読めます。

でも、一度購入した人は再購入できないので、そのアカウントを使う限り永遠にアップデート版は読めない、ということになります。

 

これは簡単に言うと、「Amazonの電子書籍アップデートは、バグフィックスのみ認める。機能追加(文章追加や内容改善)は認めない」という方向性だったからですね。

それ以外は、読み手は購入時点のバージョンを強制されることになります。

私は今日、それを知りました。

 

なぜAmazonは、文章追加を許さないのか

「Amazonは、なんでそんな不可思議なことをすんねん」とか思いますよね。

実際にゲーム業界にいた私からすると、一瞬目を疑ってしまったわけですが。

ゲームでは、バグフィックスだけでなくて、機能追加をしたり、アイテム追加をしてサービスをするのは当たり前の感覚じゃないですか。

「一度買ったら、お金を払わなくてもアップデートを受け取れる」というのが常識で、そっちの方が読み手やプレイヤーも喜びますからね。

私は読み手に、一度お金を払ったら、最新版を常に得られるようにしたいわけです。

「どのバージョンを選ぶかは、Amazonではなくてユーザーが選ぶことだろう」とか思ったりもしたんですが。

 

でもAmazon側の立場に立ってみて考えてみると、これは「本」という立ち位置にこだわった結果だろうな、と思います。

本は、基本的に改訂やバージョンアップするものではないと。

頻繁にアップデートするようなものは、書籍ではなくて、ウェブサービスでやるものですからね。

また、通信量も増えますし、何よりアップデートはトラブルの原因になりますからね。

 

そういう要因を考えた上で、「内容追加は不可」という前提をわざわざ作ったんだろうと思います。

そしてそれがあることで、今のような「電子書籍はそれなりにいいタイトルがそろっている」という環境を作ることに成功したんだろうな、とも思います。

 

「だめなら、他の道を探す」というアプローチ

まあこればっかりは仕方ないので、こういう時は、私は素直に従って他の解決策を探すのみです。

私はあんまり、他者を変えようとしないんですよ。

「だめであれば、他の道を探す」というアプローチですね。

 

というのも、そっちの方が手っ取り早いんですよね。

他人を変えようとするとなると、数に訴えるしかできなくなるんですよ。

「署名を集めよう」とか、「変える力のある人とつながろう」ということになってしまって、どうしても時間がかかってしまうと。

社会的に意義あることであればそっちの方がいいでしょうが、私がやってるのはスモールビジネスですからね。

Amazonを変えようとすると、私の方が先につぶれちゃうわけです(笑

しかも、Amazonを変えても、それがむしろ電子書籍業界のクオリティを落とすことになりかねないと。

 

「道を一つに決めない」、という生き方

そういう意味でも、スモールビジネスをやっている人って、そういう身軽さを持っている人が多いですよね。

常に、いくつもの選択肢を持っていると。

その中から、ベストなものを選んでいく、みたいな。

「これができないと、もうダメだ」という状況にはならない、ということです。

道を一つに決めない、みたいな感じですね。

 

言うなれば、旅に出て、目的地に着くのに「新幹線を使えなきゃダメだ」なんてことはありませんよね。

新幹線がダメなら、ローカル電車でも、バスでも自転車でも、いろいろ方法はあるわけで。

 

もちろん、使えると思っていた手段が使えないと判明したときは、落ち込むんですよ。

「ここまで来て、これが使えないのかー」みたいな。

だから、私も昨日は「なんでやねーん……」と落ち込んでいたんですが(笑

私も、落ち込む時は落ち込みますからね。

 

でも、新幹線が使えないのに、「新幹線が使えれば」なんて無い物ねだりをしても、無駄ですからね。

しっかりと落ち込んですっきりしたら、さっさとあきらめて再検討をして、引き返して他の道を選ぶのみです。

私は今まで、そうやって道を模索してきたんですよ。

 

すると、実は結構早く、夢とか願いは叶っちゃうものなんですよ。

ひらり、ひらりと問題をすり抜けて、身軽に夢を実現する、という感覚です。

「戦って、壁を打ち壊す」という感覚は、あんまり使わなかったりします。

私が言う「挑戦する」というのは、そういう「通れる道を見抜くことに、全身全霊を傾けること」かなと思います。

で、見抜くのに時間がかかりそうなら、実際にやってみる方が早いと。

 

まとめ

そんなスタイルだと、夢をどんどん現実にできるんじゃないかな、と思います。

他人を変えようとするよりも、自分のアプローチを変えると。

一つの方法論とか、一つの道筋に固執しない、ということですね。

 

むしろ、大きな道よりも、小さい道とか脇道に入る方が、うまくいくことが多い実感です

誰も通らないような、ニッチな脇道に、実は突破口があることなんて、しょっちゅうです。

私は日々そういう道を通っていますし、それで気づいた内容をこのブログで書いていたりもすると。

 

そういうこともあって、「電子書籍」というリリース形式を再検討しているところです。

ノウハウや知識を分かち合える場は、電子書籍だけではありませんからね。

まあ、「ストーリー作家のネタ帳」第5巻は電子書籍で行くとは思いますが、第5巻を最終巻にして6巻は打ち切りにして、電子書籍以外の方法でできないかと検討中です。

 

「大好きなことでお金を稼いで、独立をする方法」の改訂内容は、ブログの単体記事として、機を見てそのエッセンスを書こうかと思います。

「ストーリー作家のネタ帳」第1巻と第2巻の図は、pdfにでもして配布しようかな、とか思ってます。

もしくは、もう少し別のアプローチで何か提供できないか、みたいな。

そういうことで、いろいろ考えているところです。

 

ということで、今日は「他人を変えようとするより、アプローチを変える方が手っ取り早い」というお話をしてみました。

今日はここまで~。

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