今日は、精神的なお話です。
「身近なところから、満たせる空間を増やしてゆこう」、というお話をしてみましょう。
自室が欲しい主婦(腐)のツイート
面白いツイートがあったので、ご紹介。
主婦(腐)だって自室が欲しい
1畳位の独居房みたいなのでいいんだ pic.twitter.com/ojLb6d65XH— チョロナスは何者でもない (@nasuko_nana) August 22, 2017
身近なところから、満たせる空間を増やしてゆく戦略
「主婦でも、こういう趣味に没頭できる自室が欲しい!」というイメージなんですが、もう「すてき!」って感じでしょ(笑
特にクリエイター気質の人(内向的な気質の人)は、こういう「自分の空間」って必要ですよね。
それは1畳ぐらいの広さでもよくて、静かな場所で、一人になれる空間が欲しいんだと。
最近の私は「不便だからこそいい物件を見つけよう」とか言っていますが、やっぱりいきなり独立とか、田舎暮らしとかは難しいですからね。
でも、こういうレベルであれば、身近なところから自由にできる空間と時間を確保できると分かります。
すなわち、身近で小さなところから自分の欲求を満たして、その空間と時間を増やしていく、という戦略です。
身近な工夫は、楽しくできる
こういう戦略だと、身近なところからできるので、工夫も楽しくできるんですよ。
例えばもし適した場所がなければ、ロフトベッドを使って、その下の領域をベニヤ板とかで覆って、空間を確保できるかもしれません。
ニトリなら2万円ぐらいからロフトベッドがあるので、3万円もあれば、材料一式と加工ができるんじゃないかと思います。
それもできない場合、部屋の一角を、長い突っ張り棒にカーテンを縫い付けて密閉して、布と棒とで簡単なドアを作って、自分だけの領域を作れるでしょう。
なら、1万円もかからずにできるんじゃないかな、とも思います。
クリエイターにとって「好きなことをする」を一番邪魔するものは、「人の目」じゃないかと思います。
人の目があるから、思い切りできないものですよね。
「周囲からこう思われたら嫌だなぁ」とか、「こう評価されると嫌だ」と思うと、好きなことが思い切りできずに、周囲の価値観に合わせてしまうわけです。
そして周囲に合わせてしまい、自分を殺して我慢をして生きるようになると。
だから、人の目を気にせずにいられる空間が大切なんですよね。
実際、そういう空間があると考えると、ワクワクするでしょ。
「1畳ほどの自分だけの空間」があるなら、どう演出するか
例えば1畳ほどの自分だけの空間があったとして、そこを自分にとって最高に好きな空間に作れるとします。
で、そこは鍵がかかるので、誰も入れないとします。
なら、どういう空間にするでしょうか。
たぶん、好きなものをいろいろ置いて、飾ったりすると思うんですよ。
ならば、どういうものを中心に置いて、どういうもので脇を固めるでしょうか。
何かの「作業環境」とか「制作環境」、「実験環境」、「ネットを介して、同じ隠れ趣味仲間とのコミュニケーション環境」を置くとするなら、どう配置するでしょうか。
そして全体の世界観も作ったりして、自分なりの空間を仕上げるわけです。
以前も紹介しましたが、甲冑好きの人が甲冑部屋を作っちゃった、みたいな例もありますからね(笑
世の中には、いろんな変態部屋を作る変態人間がいるものです。
そんな変態部屋、変態空間こそがいいんですよ!(笑
周囲からの「ゴミの山」、でも自分にとっては「宝の山」
ほとんどの場合、その部屋にあるものは、普通の人からすると「ゴミの山」に見えるでしょう。
でも、自分にとっては「宝の山」なんですよね。
例えば電子機器が好きな人は、電子機器のパーツやジャンク品、工具などであふれかえった空間を作るかもしれません。
すると、ゴミ捨て場に捨てられている中古の電化製品とか見つけると、もう「お宝発見!」になるんですよ(笑
周囲からは「ゴミ拾いなんてみっともない」とか「恥ずかしい」と言われようとも、それが好きなんだからしょうがないですよね。
スティーブ・ジョブスもウォズニアックも、最初はそういうジャンク品好きな電子機器オタクだったんですから。
そのジャンク品が、Twitterで流れている画像になったり、同人誌になったり、フィギュアやアクセサリー、資料や制作環境になったりするだけです。
周囲からは評価されない、だけど自分はこれが好き。
それこそが、「周囲の人がまだ気づいていない、自分だけが先行して開拓している新しい価値」だと言えますよね。
まとめ
そういう風に、「人の目を気にせず作れる空間」を考えると、好きなことが見えてくるかと思います。
で、どういう風にその空間を作るのか、考えてみるといいでしょう。
そういう環境は、工夫をしやすいですからね。
すると、自分の特性とか、ビジネスネタが見つかるヒントになるかもしれません。
ということで、今日は「身近なところから、満たせる空間を増やしてゆこう」、というお話をしてみました。
今日はここまで~。