今日は精神的なお話です。

「男性はよりロジックを好み、女性はより描写を好むのではないか」という仮説について、お話ししてみましょう。

 

クリエイターの男女比

ってことで、今日のネタツイート。

 

内容はというと、「クリエイターでも、男女の構成比に違いがある」という調査結果についてです。

で、「イラストや漫画、グッズ製作では女性が多く、ゲームや音楽では男性が多い」という結果になっていると。

そして、創作をする人は、男性よりも女性の方が多い、ということですね。

 

私もそんな実感だったり

これ、私もそんな実感です

特にイラストを描く人は、女性がとても多いように思います。

実際に私が今までイラストを発注してきた人も、9割方が女性でしたからね。

 

それとか、レジンでグッズを制作する人なんて、私の感覚だと8割ぐらいが女性のような気もします。

実際に、同人誌即売会でも、グッズエリアは女性的なものばかりでしょ。

 

一方で、やっぱり作曲をする人は、男性が多くて。

それだけでなく、現実では「プログラマーやシステムエンジニアは、男性が多い」みたいな現象もありますよね。

アメリカでもエンジニアの男女比は8:2ぐらいらしいので、これはそれなりに普遍的だと言えそうに思います。

 

男性はロジックに強い、女性は描写に強い

おそらくこれは、「男性はロジックに強い」という傾向があるからかな、と思います。

これを女性側から見ると、「女性はロジックよりも、描写や創作一般に強い」と言えるかと思います。

もちろんこれは「全体的な傾向」でしかなくて、個別にはロジックが弱い男性もいれば、圧倒的にロジックに強い女性も普通にいるでしょう。

 

人間は500万年近く、狩猟採集生活をしてきました。

農耕を始めたのが、たった1万年前ですからね。

なので、私たちは狩猟採集生活に特化された性質を、今でも多く引きずっているわけです。

 

狩りをするほど、段取りが重要になる

その場合、「男性は組織的に動物などの狩りをして、一方で女性は、子育てをしつつ、村の近くで木の実などを採集していた」と思われます。

すると、狩りをするほど、段取りが重要になります

もちろん木の実を採集する場合でも、子育てでも、段取りは必要ですし、重要なものです。

でも、狩りでは「組織的に役割分担をして、獲物を追い込んで狩る」という風に、より段取りが重要になるかなと思います。

 

一方で女性の場合、例えば子育てでは、子供の「今の状態」を詳細に観察できる方がいいですよね。

何か異変はないか、調子が悪そうではないか、顔色はどうか、みたいに細かく確認する必要があります。

それとか、女性は人間関係に敏感なので、「今の状態がどうなっているのか」を重視するように思います。

 

その場合、段取りよりも、「状態をうまく観察できる」という方が役立ちます

なので、女性は描写が上手だったり、「形」を作るのが上手なんじゃないかな、と思ったりもします。

そして、例えば赤ん坊の顔色を詳細に見ることで、「女性は男性よりも、色覚認識力が強い」みたいな傾向があるように思います。

 

「反対の傾向を持つ人」は希少人物

そういう「ロジックが強いか、状態観察が強いか」という違いが、「プログラムや音楽は男性が多い、イラストやグッズ製作では女性が多い」という現象を作っているように思います。

 

裏を返すと、「その反対の傾向を持つ人」って、希少で貴重だし、革命的なことを起こせそうに思います。

例えばロジックに強い女性は、女性の感覚でプログラムを組めるわけじゃないですか。

なら、そういう女性が、女性的な感覚でアプリを作ったりすると、面白いように思います。

それは、他にそういうことができる女性は少ないので、今まで「普通の女性」にできなかったことを成し遂げやすいからですね。

 

逆に、男性の場合は、男性的な感覚で小物やグッズを作ると、面白いものができそうに思います。

それを、さらに女性向けに工夫して売ってみたりすると、とても独自なものができるかもしれません。

 

まとめ

そんな風に考えると、いろいろ違いがあって面白いですよね。

そして、得意なこともあるし、自分にしかできないことも見つけやすくて。

 

すると、「大勢ができることで競争する」ではなくて、「個性を発揮して、あまり他の人ができないことをする」みたいな戦略も取れるかもしれません。

 

ということで今日は、「男性はよりロジックを好み、女性はより描写を好むのではないか」という仮説について、お話ししてみました。

今日はここまで~。

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