今日は、精神的なお話です。
「内向型は自立しやすい」、というお話をしてみましょう。
「学校に行きたくない!」で自立した子
今日もすてきなツイートのご紹介。
小2娘さん不登校1ヶ月突破記念まんが pic.twitter.com/wD7i3Yh6Qg
— えいくら葛真@セラトラ324話なう (@ikurakoikura) October 27, 2017
小2の娘を持つ方の漫画なんですが、あるとき娘が「学校行きたくない!」と我慢できなくなったと。
で、親自身もそういう性質だったので、「あんなとこ、無理に行かなくていい」と本人の意思を尊重したわけです。
すると、それ以来、独学でミシンを使いこなしてバッグやマスクを作ったり、勉強も自発的にしている、という状況で。
その上友達との付き合いも続けていて、「学校に行かなくても、普通に元気に成長できています」という報告ですね。
こういうのを見ると、「素晴らしいな」と思ったりもします。
これは子どもだけでなく、大人も同じように思います。
「学校行きたくない!」が「会社行きたくない!」に変わっただけですからね(笑
で、行かなくなったからダメ人間になるわけではなくて、むしろ内向型の人ほど、覚悟が決まるように思います。
そして上記の子のように、自発的に勉強を始めたり、熱中できることを見つけて打ち込めるようになります。
外向型と内向型では、生き方が違う
外向型と内向型では、生き方が変わります。
外向型は自分軸がないため、社会に依存しなければ生きていけないタイプです。
だから、社交的になるためにコミュニケーション能力が備わっていて、チームプレイができて、周囲の意見に流されるようになります。
外向型ほど悩みを周囲の人に相談するのは、自分軸がないからなんですよ。
自分軸がないから周囲に合わせることで、よくもないけど悪くもならない「無難」を選ぶ、という戦略なわけです。
一方で内向型は強い自分軸があるため、社会に依存しなくても生きていけますし、むしろ自立して生きる方が楽に生きられます。
というのも、社会の歯車になるには個性が強すぎて、その個性を削って周囲に合わせるには強烈な痛みを伴うからですね。
そして内向型の人ほど悩みを周囲に打ち明けない傾向にありますが、それは強い自分軸があるからです。
自分軸があるから周囲の「無難な価値観」に合わせる必要がなくて、自力で最適解を見つける方が、自分にぴったり合っていい、という戦略です。
実際、強い個性を持つ人ほど、周囲に相談したって無駄になるものです。
だって、周囲には自分と同じ特性を持つ人がいないので、参考にならないんですから。
でも、もし自分と同じような個性を持つ先人(感性が合う先人)がいると、大いに喜んでその人から学ぶようになります。
このブログを読んでくださっている方も、たぶん私と似たような感性を持っていると思うんですよ。
すると、「面白い!」と感じて、毎日の長文記事でも自発的に学んで楽しめますよね。
「むしろ長文の方がいい!」とか感じるようになって、どんどん学びたくなるわけです。
内向型は、自発的に取り組める性質を持っている
だからある意味、内向型の人というのは、自立して生きやすいタイプです。
外向型が社会に依存するタイプで、内向型が自立生存タイプだと思えばいいでしょう。
なので、もし外向型の場合、学校や会社に行かなくなると、際限なくだらけて何もしなくなります(笑
でも一方で、内向型が学校や会社に行かなくなると、自発的にやることやできることを見つけて、取り組むことができます。
内向型は、大人も子どもも、それだけ将来を見据えて考えることができるわけですね。
で、社会では外向型:内向型の比率がおよそ8:2です。
だからどうしても、多数派が当たり前だという感覚になって、「学校や会社に行かなければ、ダメ人間になる」と思われているだけです。
内向型は、社会に属さなくても、自立して生きていけるタイプです。
内向型は社会から距離を取る方が、生きるエネルギーが出る
むしろ、内向型は社会から距離を取る方が、覚悟が決まってエネルギーが出るようにも思います。
上記の子も、我慢に我慢を重ねて、最終的に「学校に行きたくない!」と決断したわけです。
それと同じで、「私は会社に行きたくない!」、もしくは「大手企業の下請けはしない!」と本気で決断してみるといいでしょう。
すると、生きる覚悟が決まるんですよ。
「私は学校に行かない。なら、学校に頼らずに生きていけるようになるしかない」みたいに。
そこでは、誰からも、何も強制されない世界です。
だからこそ、「自分がしっかり生きられるために、必要なものを学ぼう」と、自分で学ぶことを選べるようになります。
それは、自分で選ぶからこそ、強烈なモチベーションを発揮するんですよね。
「お金を稼ぐ能力」を学ぶ必要性
そして自立を決断して生き始めると、結構早い段階から、「生きるにはお金を稼ぐ必要がある」と分かります。
もし社会に依存するのであれば、社会のいいなりになっていればいいだけです。
すると、自動的にお金が振り込まれますからね。
でも、もし自立して生きるならば、この「自分でお金を稼ぐこと」からは避けては通れません。
すなわち、「学校では教えてくれないけれども、大切なこと」を自力で学ぶ必要があると分かります。
だからビジネスに興味を持つようになって、経営とか売ることを身につけられるようになると。
なら、熱中できることを元に、「こういうのでお金を稼げないかな?」と考えることができて、そこから戦略を作ってゆけます。
例えば上記の子でも、「子どもの感性で、自分が可愛いと思う服やバッグ、アクセサリーを作れる」というすごい強みがあると分かります。
すると、小学生の子を持つ他の親に対して、「小学生はこういうデザインが好きですよ。だって小学生の私が好きなんだから」とアプローチできますよね。
戦略次第で、小学生が、一流デザイナーに勝てる強みを作れるわけです。
しかも、本人は「私はこういうのが好き!」というのを熱中して追いかければいいだけです。
そうして「熱中できること」と「お金を稼ぐこと」の両輪を上手く回していけるようになるわけですね。
まとめ
そういう風に、内向型は社会に頼らずに、自立しやすい性質を持っています。
むしろ、「社会には頼らない」と覚悟を決める方が、気合いが入ってモチベーションが高まるように思います。
すると、会社勤めをしながらでも、エネルギー状態を高く保って、熱中できることに集中できるんですよね。
同時に、無駄遣いをすることもなくなって、どんどん学べて、しかも能力も高められて、独立に向けて動けるんじゃないかと思います。
ということで今日は、「内向型は自立しやすい」、というお話をしてみました。
今日はここまで~。