今日は、タイトル通りなビジネスっぽいお話をしてみましょう。
「大好きなことで最初の商品を作るのに、どれぐらい時間がかかるか」というお話です。
「最初の商品」にどれぐらい時間をかければいいのか
少し前に、大好きなことでお金を稼いでいきたい場合、どれぐらいの時間がかかっているかを説明しましたよね。
あのときは「大好きなことで、独立する(専業になる)まで」の期間を説明したんですが。
で、今回は補足として、「最初の商品」を作るのに、どれぐらい時間をかければいいのかについて触れておこうかな、と思います。
もう結論から言うと、最初の商品は、短くとも2週間、長くとも3ヶ月ほどあれば仕上がるかと思います。
それ以上短いと、クオリティが怪しくて手抜きのように感じられますし、それ以上長いと時間のかけ過ぎのような気もします。
最初の商品は、小さくていい
最初の商品というのは、小さいものでかまいません。
基本的に今まで好きでやってきたことを詰め合わせて、見栄えをよくして、そして新たな要素をいくつか追加する程度でいいかと思います。
例えば漫画を描いてきた場合、漫画を詰め合わせて、表紙を作って、そして新たなおまけ漫画とか没漫画、設定集を少し追加する程度でいいんだと。
別の例で言うと、おしゃべりが好きで、よくスカイプで悩み相談に乗っている場合、ホームページやSNSで「スカイプでカウンセリングをします」と告知をして、ついでにカウンセリングを模したセミナー動画(音声のみでOK)でもYouTubeにアップすればいいと。
そして、例えば「心理学を学んで、より心理に深くなったカウンセリングができるようになりました」と追加部分を説明するわけです。
で、最初の商品というのは、勝負作というよりも、テストマーケティング(ビジネスモデルのプロトタイプ作り)の意味合いが強いものです。
「こういう形でリリースしたら、どれぐらい売れるかな?」と試してみる、という目的ですね。
なので、あんまり時間はかけずに、でも手抜きはせずに、形にするといいかと思います。
すると、やっぱり2週間~3ヶ月程度の準備になるかな、と思います。
で、そこで手応えがあったら続けてみるといいでしょう。
手応えがなかった場合、いろいろと別のアプローチを試してみるわけですね。
私の場合
私は同人活動では、最初にイラスト集を出したんですよ。
これは今まで作ったイラストにおまけをつけたものなので、2~3週間程度でできたものですね。
でも、これが20部か30部ほど作って、2部しか売れなかったんですよ(笑
そのうち1部は、お世話になってる大学の先輩が買ってくれたものなので、実質1枚しか売れなかったと。
それで「このアプローチはダメだな」と分かって、次にゲームを作ったら、これがヒットした流れになります。
このゲームは、4ヶ月程度かけました。
売れたからいいものの、もう少し短い開発期間でもよかったように思います。
いやほんと、アニメ制作なんか、2年ちょいかけて全然売れませんでしたからね(笑
もちろん、アニメでも3週間程度かけて、1本のプロトタイプを作ってます。
ただ、それは自信のなさからリリースせずに終わらせたので、テストマーケティングをしなかったんですよね。
結果として失敗して、テストマーケティングをせずに本格的なものを作るのは、恐ろしいな~と感じた経験でした。
まあ、長期間遊んで暮らせる資産を確保できていたことと、制作がそれなりに楽しかったからよかったんですけどね。
まとめ
そんな感じで、最初の商品作りには、2週間~3ヶ月ぐらいで仕上げてみるといいんじゃないかな、と思います。
最初は小さく始める方が、いいでしょう。
ただし、小さくても、ちゃんといいものにすると。
そして、きちんとリリースして、テストマーケティングをしてみると。
すると、いいフィードバックが得られて、戦略を調整してゆけるかと思います。
そういう風に、「失敗をしてもいいから試してみる」という小さなノリで動くといいかな、と思います。
ということで、今日は「大好きなことで最初の商品を作るのに、どれぐらい時間がかかるか」というお話をしてみました。
今日はここまで~。