私の中で料理ブームは絶賛進行中なので、今日も料理のお話です。

今日は、「海外の料理レシピ動画を見て、気づいたこと」という内容でお話ししてみましょう。

 

海外のレシピ、ここが変だよ!

ここ最近は、海外の料理にはまってるんですよ。

で、インド料理の基本と、タイ料理のスープ系については分かってきた感じです。

後は、テキサス=メキシカンを少しと、今はフランス料理を見ていたり。

 

そしてそのレシピは全部、YouTubeで現地のレシピを見ています。

動画で世界中の現地レシピを見ることができるって、いい時代になりましたよね。

それでいろいろ感じたことを、今日はつらつらと書いてみましょうか。

 

まず思ったのが、海外のレシピって、計量がすっごいアバウトなんですね(笑

日本では「小さじ、大さじ」を使いますが、海外では「ティースプーン(コーヒーを混ぜる時に使うスプーン)と、テーブルスプーン(カレーを食べるスプーン)」なんですよね。

しかも、日本では小さじ大さじって、結構ぴっちり計るじゃないですか。

でも、海外では「ざっとすくって、ざっと入れる」みたいなぐらい、アバウトなんですよ(笑

 

特にインド料理は、「とにかくみじん切りにして、混ぜて焼く(or煮る)」みたいなノリで、アバウトだったりします。

インド料理で気づいたのは、すっごいたくさんのスパイスを使ってるんですが、ほぼテンプレート的な使い方なんですよね。

だから、一つの基本形を知れば、「またこの組み合わせか」と分かるようになります。

そしてお約束のように、全部カレー風味になります(笑

「お前らクミン(カレー風味を出す香辛料)が好きやな!」とか言いたくなるほどに(笑

 

でもまあ、日本でも同じですよね。

海外から見ると、「日本人はいつも醤油使ってるよね」みたいな感じになるんでしょう。

 

海外では「ダシ」を重視しない

あと、海外のレシピを見ていて思ったのが、海外では「ダシ」という概念が少ないですよね。

ないとは言いませんが、少ないと。

日本人って、食事には基本的に「うまみ」を求めるじゃないですか。

でも、特にインドとか東南アジア系、メキシカンみたいな熱帯地域では、「スパイスで食べる」、「スパイシーさを求める」という感じなんですよね。

言うなれば、食事の「味」に求めているものが違うような気がします。

 

ちなみにフランス料理はよくダシが出るように調理するので、そういう点では「日本と基本構造は同じだな~」と感じたり。

だから日本人的味覚なら、フランス料理は日本人によく合うような気がします。

実際に、日本人はフランス料理が好きですよね。

それは、共に「うまみ」を重視しているからじゃないかな、と思ったりもします。

で、日本人からすると、フランス料理は圧倒的に作り込む手間暇がかかるので、高級そうに感じるのかな~と思ったり。

 

そして作る流れも、フランス料理と日本食は似たような流れなんですよ。

食材とか調味料の使い方も、結構似ているので、味が想像できると。

 

一方で、インド料理とか東南アジア料理、メキシカンみたいな料理は、ほんとレシピになじみがないんですよね(笑

だからもう、失敗することすること(笑

特に香辛料でも、クローブとかナツメグ系は、入れすぎるとやばいんですよ。

もう食べられないようなものが結構できてしまって、マヨネーズ大活躍でしたから(笑

 

海外を見ていると、「こういうノリで作ってもいいんだ」と許可が出る

でもそんな風に海外のレシピ動画を見ていると、「あ、こんなノリで作ってもいいんだ」って分かるんですよ。

それは日本の料理レベルが高いことでもあるんですが、世界に基準を置けば、もっと気楽に料理が楽しめるようになると。

私は大さじ小さじは持ってないんですが、ずっと「やっぱり正確に計った方がいいのかな」とか思っていて、何度も買おうとしたんですよ。

でも、海外のアバウトさを見て、「あ、そういうスタイルでいいんだ。自分のスタイルでいいんだ」と分かった気がします。

 

タイ料理のスープとか、もう「辛くて酸っぱくて、甘くて塩味があって、うまい」みたいなノリで、「何でもありやな!」とか言いたくなりますから(笑

トムヤムクンとか、まさにそうですよね。

インド料理とかメキシカンでは、「唐辛子をテーブルスプーンで2杯」とか、私たちからすると目を疑うようなことも普通にやりますし(笑

そして、それが大好きな人がいると。

 

だから、「もっと自由に料理を楽しんでいいんだな」って感じたんですよね。

「大さじ小さじで、正確に作る方がいいのかな」とか、「調味料は、レシピ通りにちゃんとしたものを揃えた方がいいのかな」とか、ありますよね。

確かにそういうのを重視する人もいますが、そんなのは全然気にしない人もいると。

 

それと同じで、私たちは多くの「こうすべきだ」みたいな基準を持ってるじゃないですか。

「人付き合いは、しんどくてもちゃんとこうした方がいいのかな」とか、「働くスタイルは、こんな風にちゃんとした方がいいのかな」とか。

でも、世界を見てみると、「結構そんなことはないんだな」と分かったような気がします。

 

なので、今の私は「正確な大さじ、小さじ」なんてさっぱり手放して、完全に「アバウトなティースプーン、テーブルスプーン」でやってます。

それに、スパイスやハーブでも手元になければ、適当に代替品でこなせるようになりました。

バジルを切らせばオレガノで代用して、セージがなければローズマリーで代用して、オールスパイスがなければクローブで代用すると。

すると、ぐっとできることが広がって、毎日のように世界中の料理を、いろんなスタイルで味わうことができるようになったんですよね。

 

まとめ

そんな感じで、海外料理を味わうにしても、手元にある調味料や食材で何とかすればいいと。

海外の味わい方で味わうのもいいし、時には日本人に合うスタイルに調整して味わうのもいいと。

だから最近の私は、「今日はこの食材を食べたい」というだけでなく、「今日はこの国風の味で食べたい」という風に、より料理と食事を楽しめるようになったように思います。

 

ちなみにインド風はスパイシーで美味しいので、オススメです。

インド風料理にして、ついでにダシ(ブイヨンでもコンソメでも)も入れると、日本人向きになってすっごく美味しくなるんですよ。

カレーうどんとか、インド風+ダシで美味しいですよね。

あんな感じで日本人向けにアレンジすると、インド料理とかスパイシーでうまみがあって、やみつきになりますから。

何となくカレー風味ではあるんですが、カレーではない、そこがいいんですよね。

 

あと、今はフランス料理にはまりつつあります。

フランス料理はすっごい魅力的なんですが、私みたいに乳アレルギー持ちには結構厳しいだとか、料理の作り込み方がすごいだとか、工夫しないと実現できないことが多くあるんですよ。

これはまた、いつかお話できればなと思います。

 

ってことで、今日は「海外の料理レシピ動画を見て、気づいたこと」という内容でお話ししてみました。

今日はここまで~。

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