今日は、生き方のお話です。

「人生で最も大きな後悔は、何になりそうか」から、人生を作ってゆくスタイルについて、お話ししてみましょう。

 

人生で一番大きな後悔は何か

ちょっとした記事をご紹介。

人生で一番大きな後悔は何ですか?(Business Insider)

 

記事の内容は、「行動した後悔」と、「行動しなかった後悔」という2つの後悔について、説明しています。

で、「行動した後悔」は、痛みは強く心に残るけど、短期で終わりやすくて。

一方で、「行動しなかった後悔」は、痛みは弱いけど、長く続きやすい、ということらしいです。

私の中でも、確かにそういう傾向はあるように感じます。

 

私の場合、こういう「人生を終える時の後悔」から考えて、今の行動を決めてゆくのが好きだったりします。

なので今日は、そういう「人生で最も大きな後悔は、何になりそうか」から、人生を作ってゆくスタイルについてのお話をしてみましょう。

 

「時間の概念」が強いタイプ、弱いタイプ

人には、「今がいいほど、元気が出る」タイプと、「未来に希望が持てるほど、元気が出る」というタイプがいるように感じます。

これは、その人の中で、「時間の概念」がどれだけ強いかで決まるように思います。

「時間の概念」が強い人ほど、未来を考えて準備できます。

でも、「時間の概念」がない人ほど、未来を考えられずに、今を生きるわけです。

 

これはきっと、生命はそうやっていろんな違いを用意することで、どんな環境でも生き延びられるようにしたんだろうと思います。

というのも、「時間の概念」が強い人ほど、安定期だったり、安全な場所では無駄な準備をしがちですが、激動期には安全対策をして生き延びられます。

一方で「時間の概念」がない人ほど、激動期にはすぐに死んでしまいますが、安定期や安全な場所では大胆に行動して、発展できます。

そうやって、発展と生存を両立させているんじゃないかな、と。

 

「時間の概念」が強い人は、希望があれば幸せになれる

で、その場合、「時間の概念」が強い人ほど、今の状態がどうであれ、希望があれば幸せになれるんですよね。

たとえ今が劣勢でも、「日に日によくなる」と分かると、元気が出ます。

一方で、今がたとえ世界一のお金持ちでも、「未来は悪くなる。これから苦しみと崩壊が待っている」と分かると、落ち込んでしまうと。

 

なら、そういう「時間の概念」が強い場合、「人生の最後に満足しきっていれば、最高だ」と言えます。

だって、「人生の最後に満足しきる」は、究極の「最後にはよくなる」だと言えますからね。

なので、「人生で最もやりたかったことから、できるだけやりきっていること」が、「日に日によくなる」を意味することになると。

 

性質の違いで、スタイルを選べばいい

実のところ、世の中では結構「時間の概念」は薄いので、「今を楽しもうよ」という傾向が強いものです。

実際に、社会では「今を生きよう」というのがいいことで、「考えすぎは悪いことだ」って価値観ですよね。

一方で、「後悔がないように生きよう(=死ぬ時を起点に考えよう)」は、あるにはあるんですが、マイナー側な教えです。

 

で、私の中では、それは「好みで選べばいい」という発想です。

みんなを基準にする必要はなくて、自分の性質に合うものを選べばいい、ということですね。

そして「つい未来を考えちゃう」という人ほど、「後悔がないように生きよう」とする方が、性質として合うように思います。

 

「いつ死んでも満足だ」という状態

私はそういう未来を基準にしたスタイルで生きているんですが、こうやって生きられると、やっぱり「いつ死んでも満足だ」となれるんですよ。

そして、常に「人生で一番やっておきたいこと」とか「人生や世の中に残しておきたいこと」から挑めるようになります。

すると、今を精一杯生きられるようになると。

 

つまり、「未来に抱える後悔をなくすことが、今を生きられるようにする」ということです。

「未来が今をもたらしてくれる」という感覚ですね。

逆に、「未来を考えずに今を生きようとする」ほど、空虚な「今を生きる」になりそうに思います。

 

で、そうやって「未来を元に、今を生きる」をすれば、世の中を恨むことも、周囲を批判することもなくなります。

そして「現状は、目指す方向からは遠いけど、一歩一歩進めばいい」と、現状を受け入れられるし、逆境でも少しずつ進めます。

そういう「未来への希望が、力を与えてくれる」というスタイルです。

 

まとめ

なので、「人生で最も大きな後悔は、何になりそうか」から、人生を作ってゆくのもいいように思います。

 

重要なのは、「一番大切なことから」始めることですね。

1番目から目をそらして、2番目以降を優先すると、その「2番目以降の行動」は代償行動になりやすいものです。

やっぱりそれは、満足を与えてはくれないと。

 

なので、「人生で、まずはこれさえ実現できれば満足だ」という1つのものから考えてみるのもいいかと思います。

すると元気が出るし、そうやって動くと、景色も変わるし「未来は変えられる。どんどんよくできうる」と実感できます。

実際に動き出すと、現実もどんどん変わるものなんですよね。

 

すると、どんなに劣勢でも、元気が出てきて進んでゆけそうに思ったりもします。

 

ということで今日は、「人生で最も大きな後悔は、何になりそうか」から、人生を作ってゆくスタイルについて、お話ししてみました。

今日はここまで~。

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