今日は、投資的なお話です。
ギャンブルと投資の違いを理解すると、「行動する恐怖」を乗り越えやすくなりそう、というお話です。
「やってみたいけど、怖くて動き出せない」問題
「やってみたいけど、怖くてなかなか動き出せない」みたいなこと、ありますよね。
そういうのって、だいたいがリスクにおびえていることが多いんですが。
そういう場合、「ギャンブルと投資の違い」が分かると、リスクだけでなくリターンを含めて考えられるようになって、動きやすくなるように思います。
ってことで今日は、そんな「ギャンブルと投資の違い」についてお話ししてみましょう。
ギャンブルと投資の違いとは
ギャンブルと投資って、あるじゃないですか。
なお、ここでの「投資」とは、株式とか債券、不動産投資だけでなく、「自分への投資」とか、知識や経験、スキル、考え方や知恵、そういうものも投資に含めるとします。
そしてどちらも「リスクがある中で、リターンを求めて行動する」という点では、「投資もギャンブルに含まれる」と言えるでしょう。
ただ、私の中での「ギャンブルと投資の違い」って、「フィードバックを得ることで、自分の人生をよくしてゆけるかどうか」かなと思います。
で、フィードバックを得ることで、リスクを減らしたり、リターンを増やせたり、もしくは撤退できたり、軌道修正ができれば、それは「投資」になるかなと思います。
ギャンブルと投資の実例
例えば私の中では、宝くじとかルーレットって、完全なギャンブルになります。
それは、私たちがその「当たり番号」に対して、何もできないからですね。
何十回やろうが、私たちは宝くじの当選確率を上げることはできません。
なので、こういうギャンブルは、「無力感を感じている人」とか、「何もせずに一瞬で豊かさが欲しい」みたいに疲れた人ほど、はまりやすいように思います。
一方で、例えば「この新たな商品を試してみる」とか、「経験で学ぶ」、「こういう生き方を試してみる」みたいなことは、私の中では投資です。
それは、何らかの点で、私たちにフィードバックや学べることがあるからですね。
「ダメな道を知ること」も経験
私の中では、「この道はダメだ」と実体験で知ることも、一つの「未来に役立つ資産」だと思うんですよ。
というのも、自分独自の生き方をしたい場合ほど、試行錯誤が重要になるからですね。
その場合、「こういうのは危険、こういうのはなんか行けそう」という、チャンスをかぎ分ける嗅覚みたいなものが重要になるように思います。
そしてそういう嗅覚って、「どれだけダメな道に出くわしたか」という経験量によって磨かれるように思います。
そして、たまに「行けそうな道はことごとくダメだったけど、初見ではダメそうな道を試すと、実は通り抜けられる道だった」とかもあるんですよ。
だから、「10回に1回ぐらいは、ダメそうでも試してみる方がいい」と分かってきたり。
「運任せで一瞬に」か、「フィードバックを重ねて着実に」か
言い換えると、これは「ギャンブルは運任せで一瞬に」を重視して、「投資はフィードバックを重ねて着実に」を重視する、かなと思います。
ギャンブルで運任せなほど、何も考えずにすむので、楽と言えば楽ですよね。
ただ単純に、「一瞬で夢を実現できるように、夢を買っている」なんですから。
一方で投資は、「お金や時間、資源を費やしてフィードバックを得て、それを考える材料にして、そして自分でうまくいくようにしてゆく」という世界です。
なので一瞬で実現できることはまれで、これは大器晩成型というか、人生の後半から豊かになっていくタイプです。
で、どちらが好みか、ということですね。
そして私の場合、運任せよりも、自分でリスクを減らしてリターンを増やせる方が好きなので、そういう投資的な発想が好きだったりします。
まとめ
これが分かると、「新しい経験は、結構多くのことが、投資になるんだ」と分かります。
失敗をしてみることも、一つの投資ですからね。
そうやって、いろんな投資をしてみて、少しずつ精度を上げていくのでいいように思います。
すると、恐怖を減らせて、行動しやすくなるように思います。
ということで今日は、ギャンブルと投資の違いを理解すると、「行動する恐怖」を乗り越えやすくなりそう、というお話でした。
今日はここまで~。