今日は、生き方のお話です。

「~しなきゃ」に変革のチャンスがある、というお話をしてみましょう。

 

どうすれば、「工夫する切り口」が見えるのか

ちょっとした質問をいただいたので、ご紹介。

再び社会に入って行くのが怖いというのが本音ですが、そこはしばらく踏ん張るしかないと考えています。(中略)
私の独自の工夫というのもなかなか考えが及びません。
やはり(中略)、誰よりも好きな事を見つけて誰よりも熱中しないと無理なのでしょうか。

簡単にまとめると、「仕事が苦しくて、好きなことで収益を作りたい。だけど独自の工夫なんて見つからないし、どうすればいいのか分からない」ということですね。

 

こういう「何を切り口にすればいいのか分からない」という人は、多いように思います。

私はよく「独自の強みを」とか言いますが、最初から自分で分かることなんてまずないんですよ。

だって、それが強みだと分かっていれば、すでに使ってますからね(笑

なので、最初はほぼ確実に、「自分の強みは分からない」なわけです。

 

どう発想をすればいいのか

じゃあこういう場合、どう発想をすればいいのか。

で、いろいろ方法はあるんですが、とっかかりやすいのは次の2つかなと思います。

  1. まずは休むこと(苦しい状態から、物理的に距離を取ること)
  2. 「~しなきゃ」に注目して、それを変革すること

 

1つめの「まずは休むこと」は、とにかく疲弊した状態では何もできませんからね。

疲れて眠たいときに「アイデアを出そう」なんてしても無駄で、心と体を休める必要があると。

なので、まずは苦しい状態から物理的に距離を取ることで、リラックスすることです。

これについては、また後日改めて説明しましょう。

 

で、今日は2つめの、「『~しなきゃ』に注目して、それを変革すること」について主に説明してみましょう。

 

「~しなきゃ」という部分は費用対効果が高い

だいたいの場合で、「~しなきゃ」という部分を対処すると、一番「費用対効果が高い対策」になるように思います。

言い換えると、一番苦しみを作っているのが、「~しなきゃ」という部分なんだと。

「仕事をしなきゃ」とか、「片付けをしなきゃ」、「掃除をしなきゃ」、「あの案件を片付けなきゃ」、「あれを処分しなきゃ」みたいに、いろいろあるかと思います。

 

なので、「~しなきゃ」に工夫をもたらして、「しなくてもいい」か、「少しですむようにする」と、ぐっと毎日が楽になります。

じゃあどうやって対処してゆくのか、次の分類で考えるといいかと思います。

  1. 1度やれば完了するものは、早めに処理
  2. 1度やっても延々と繰り返して起きるものは、より根本問題に着手

 

「1度やれば完了するもの」は、どんどん処理

1度やれば完了するものとか、1度やればしばらくは大丈夫なものは、一度自分を奮い立たせて、どんどん処理すればいいかと思います。

これは、「長期のために、短期を犠牲にしよう」と思って、目先の損を受け入れればいいでしょう。

すると、短期ではしんどいんですが、処理すればするほど、日に日に毎日が楽になるので、元気が出てくるかと思います。

 

片付けとか、不要品の処分とか、誰かへの連絡とか、「1度やれば完了するもの」って、ありますよね。

なので、まずは「1度だけやればいい」というものを抽出して、早めに処理しておくと、それだけ余裕ができるかと思います。

その余裕で、次のやっかいな問題を対処してゆくことになります。

 

「1度やっても延々と続くもの」への対処

で、問題は「1度やっても延々と続くもの」ですよね。

嫌な仕事とか、嫌な人間関係とか、嫌な予定とか、いろいろあるかと思います。

今日頑張って片付けても、明日もあさっても、ずーっと続くので、「こんな毎日がずっと続くのか」と絶望してしまって。

それで「頑張るけど、もう頑張れない」レベルまで続けてしまい、未来に疲弊しきって、「もうどうすればいいのか分からない」になってしまうわけです。

 

そういう場合、そんな「1度やっても延々と続くもの」を、「しなくてもいい」か、「少しですむようにする」にする必要があると。

 

単純に「しない」か「減らす」を考える

その場合、まずは「~しなきゃ」に対して、「しなくてもいいんじゃない? 減らせばいいんじゃない?」と、問いかけてみるのもいいでしょう。

例えば「仕事をしなきゃ」という場合、「しなくてもいいんじゃない? 単純に減らせばいいんじゃない?」と問いかけてみます。

すると、減らせる部分はどんどん減らしてゆけます。

 

で、工夫するコツは、次のように考えてみることでしょう。

  • 「結果として、何が得られれば十分なのか」
  • 「そもそもそれは、本当に必要なものなのか」
  • 「代替品はないのか」
  • 「最低限必要なラインはどのレベルか」

 

見栄や世間体を手放すと、実利が残る

そんな風に考えることで、「最低限あればいいや」とできます。

そうすることで、やめられることはやめられるし、別のもので置き換えたり、単純に減らせますよね。

 

まぁ、ここは見栄とか世間体を手放すだけでも、だいぶ楽になるかと思います。

つまり、実利に集中する、ということですね。

多くの場合で、生活レベルとか、周囲に見栄を張ること、周囲から笑われないようにすること、その辺に大きなロスがあるものです。

その辺の見栄を手放せば、後は実利しかないので、ぐっと人生が楽になります。

 

より根本問題を見てゆく

で、やめるなり減らせても、「これはやらなきゃ」という部分はそれなりに残るかと思います。

その場合、さらのその中で「~しなきゃ」という嫌な部分を抽出して、「しなくてもいいんじゃない? 減らせばいいんじゃない?」と見てゆきます

つまり、より根本問題を見てゆくわけですね。

 

例えば「今の仕事は、最低限でも6時間はしなきゃ」という場合、さらにその中で「~しなきゃ」という要素を見てゆきます。

「満員電車に乗らなきゃ」、「嫌な営業をしなきゃ」、「嫌な上司に従わなきゃ」、「早起きしなきゃ」、みたいに、いろいろあるかと思います。

その部分的な「~しなきゃ」に対して、先と同じように「しなくてもいいんじゃない? 単純に減らせばいいんじゃない?」と当てはめてゆくと。

で、ここでも「結果として何が得られれば十分なのか」とか、「そもそもそれは本当に必要なものなのか」、「代替品はないのか」、「最低限必要なラインはどのレベルか」と考えてゆきます。

 

「人生の問題部分」が見えてくる

そうやって分析していくと、「だいたいこの辺が、自分の人生にとって一番の問題だな」っていうのが見えてくるんですよ。

例えば私の場合、「雇われ自体が自分に合わないな。その代替品を作ればいいので、独立しよう。独立部分が一番の問題だ」と見えてきたり。

他にも、「満員電車が嫌なんだ。それ以外はそこそこ悪くない」と分かったら、「リモートワークか、引っ越しを検討しよう。これが一番の問題部分だな」と見えてきたり。

 

で、そこで「1度やれば完了するもの」ならば、どんどん「長期のためだ」と試してみるのもいいでしょう。

一方で、その中に「延々と続く嫌なこと」があるならば、もっと根本原因を分析してみると。

そうやって、当たりをつけて試してみるわけですね。

 

まとめ

そんな風に、「~しなきゃ」という部分に変革のチャンスがあるとして、切り口を作ってゆくのもいいかと思います。

 

だいたい自分軸がある人は、余裕と自由ができれば、好きなことは見えてきますからね。

それなのに、「好きなことが見えない」というのは、疲弊しきっていて、余裕と自由がないからで。

その余裕を作るためにも、「~しなきゃ」を工夫で解決してゆくのもいいかと思います。

特に冒頭の質問者さんの場合、自分軸がある人だったので、その辺は大丈夫かと思います。

 

で、そうやって解決してゆくと、その「自分が解決した道のりそのもの」を他者に売ったりできるんですよ。

例えば「独立しよう」と行動した人の場合、「こうすれば独立できる」という道のりを、誰かに提供できたり。

他の例で言うと、「親から虐待を受けていた」という人の場合、それを解決してゆくと、「あ、自分の考え方や解決方法が、誰かのためになるんだ」と分かったり。

すると、意外なところから「自分独自の、売れるもの」が見えたりするかもしれません。

 

ということで今日は、「~しなきゃ」に変革のチャンスがある、というお話でした。

今日はここまで~。

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