今日は、精神的なお話です。
楽しいことを「自分だけ」で終わる人と、ファンを作る人との違いを考えてみましょう。
楽しいことを「自分だけ」で終わってしまう人と、ファンができる人との違い
まあ今さらですが、私は「楽しいことをして、お金を稼いでいこう」みたいなメッセージを発していますよね。
で、「私も好きなことをして生きよう!」と思って好きなことを始めても、なかなかファンができない場合があります。
ファンどころか、全然反響がなかったり、みんな立ち去っていくばかり、みたいな。
私の周囲でも、こういうドツボにはまっている人が結構いたりするんですよね。
じゃあ、楽しいことを「自分だけ」で終わってしまう人と、ファンができる人とでは、どういう違いがあるのか、ということですよね。
これが分かれば、「好きなことをしているのに、ファンができない」ということはなくなるんじゃないかな、と思います。
「年下の子と一緒に遊ぶ感覚」があれば、ファンができる
もう結論から言うと、これは「年下の子と一緒に遊ぶ感覚」じゃないかと思います。
この感覚が分かれば、着実に反響もできるし、ファンも得られるかと思います。
こういうイメージで考えてみるといいでしょう。
私たちは、小学生ぐらいの子どもだとします。
で、大好きな遊びがあります。
アスレチックなり、追いかけっこなり、ジャングルジムなり山ほど楽しいことがあって、ワクワクしている状態です。
ここでは実際にアスレチックをして、最高に楽しんでいるとします。
そんなとき、一回り年下の、幼い子どもたちもいます。
そして、「僕も入れて欲しい」、「私も入れて欲しい」とうらやましそうに私たちを見ています。
でも、その子たちはアスレチックのルールや乗り越え方も知らないし、どうやって遊べばよいのか分かりません。
こうしてその子たちは、ファンになる
そこで、その子たちと一緒に遊ぶ感覚ですね。
一見、そういう子たちに付き合うのは、面倒じゃないですか。
ルールも教えないといけないし、教えている間は自分たちは楽しめませんからね。
「そんな時間があれば、自分たちがもっと遊びたいよ」みたいに思うものです。
でも、もう少し時間の感覚を取って、長期的に見てみましょうよ、ということです。
その子たちがルールを知って、それなりの時間が経過して成長すれば、一緒に遊べますよね。
それに、「ここはこうすればいいんだよ」とか教えてあげると、その子たちは実際に試してみて、うまくできたら「すごい!」とか目を輝かせて言うわけです。
すると、子どもたちは私たちを見て「何でも知っているお兄さん、お姉さん」みたいになって、もう鼻高々ですから(笑
そして、その子たちは「この人から教わると、もっと楽しく毎日を過ごせる」と感じて、私たちのファンになる、ということです。
ファンには付き合わなくていい
ここで重要なのは、ファンとは別に付き合わなくていい、ということです。
ファンには、楽しみ方を一度教えれば大丈夫です。
そしてその教える方法を、紙に書くなり動画で説明するなりして、手がかからないようにしておけばいいだけです。
ファンができない心理的要因として、条件反射的に「レベルの低い人に足を引っ張られたくない」と感じていることがあるんじゃないかな、と思います。
アスレチックの例で言うと、自分よりも幼い子どもたちに手取り足取り教えていれば、自分が遊ぶ時間がなくなりますよね。
だから、無意識に年下の子(ファン)を遠ざけているんだと。
でもそれは、工夫で解決できます。
「ここはこうやってごらん」と一度教えて、できるようになった子に「そのコツをみんなに教えてあげて」と言えばいいだけです。
もしくは、紙に書いて渡してあげるとかで、一度きりで済ませられるようにすればいいだけです。
すると、ファンはそこから学んで、自力で挑戦して、楽しみを味わいます。
私たちは、ファンに付き合う必要はなくなります。
「道を切り開きつつ、ファンが後ろをついてくる」という状態
すると、「自分が最大限楽しみながら道を切り開きつつ、ファンが後ろをついてくる」という状況ができるわけです。
私たちは、自分の課題である高度なアスレチックを楽しみます。
で、そのアスレチックを攻略できれば、「やった! できた!」と興奮して、そのコツを人に教えたくなるものです。
そこで気づいたところはまた紙に書いて教えてあげたり、次にここに挑戦するファンのために残しておきます。
そして、私たちは次の目標に向かって行けばいいだけです。
そういう風に、私たちについてくるファンの人たちのために、ステップを作ってあげることですね。
そして、必要なのはその「最初のステップ」を一度作ることです。
紙に書くなり、ブログに書くなり、本に書くなり、動画で紹介するなり、入門者向けの「初心者はこれを読んで」というものを与えればいいと。
これができれば、後は「自分が挑戦して、新たにできたものをファンに与えて、ファンが喜んでついてくる」という構図を作ることができます。
まとめ
そんな風に、「年下の子と一緒に遊ぶ感覚」があれば、ファンはできるかと思います。
そしてその最初の一歩を、手間のかからない方法で教える工夫をすればいいだけです。
すると、ファンは自分で楽しみながら、私たちの後をついてきてくれます。
私たちも、足を引っ張られることなく、楽しいことに集中できるわけですね。
これが、ファンを作って、しかも楽しいことをしながらファンを維持できるコツじゃないかな、と思います。
ということで、今日は楽しいことを「自分だけ」で終わる人と、ファンを作る人との違いについて、考えてみました。
今日はここまで~。