今日は、生き方のお話です。

生き方に「(小さなレベルを含めた)移民」を取り入れると、広い可能性が見える、というお話です。

 

アメリカでは、移民が活躍していることが多い

ここんとこ私はずっと、英語に慣れるついでに、アメリカの動画を見ているんですよ。

で、金融系動画だけでなく、料理系動画とか、自己啓発とか、まぁいろいろ見て楽しんでいるんですが。

 

それで一つ、気がつくことというか、印象に残っていることがあるんですよ。

それが、「アメリカでは、移民した人でも活躍していることが多い」ということですね。

 

メキシコみたいな中米からだけでなく、アフリカとか中国、インド、アジア、いろんな国から人が移民してきていて。

で、実際に「インドから移民してきました」とか、「私は移民2世で、親がチュニジアから来ました」、「幼い頃に、家族で中国からカナダに移住して、アメリカに来ました」みたいなことが普通にあるわけです。

 

アメリカでは「移民」が日常

いや、もちろんアメリカでは人種問題がありますからね。

なのでメジャー系メディアの場合、あえて少数派にもフォーカスを当てて報道することも多いかと思います。

でも、それを含めて考えても、アメリカでは「移民」というのは日常なんですよね。

 

こういうのを見ていると、私の中にある「凝り固まった常識」を、より壊してくれるように思います。

それで最近思ったのが、生き方に「国レベルに限らない、小さなレベルを含めた移民」を取り入れると、広い可能性が見えそうだな、ということです。

 

最も大きな場の移動が「移民」

まぁ私がよく言っているのは、「個性が強い人ほど、その場で我慢するよりも、自分に合う場を見つける方がいい」ということです。

普通の人ほど「どこに行っても同じ」ですが、個性のある人ほど「合う場が限られている」と言えますからね。

だから、個性がある人は、場を変えることが重要になると。

 

その場合、「最もレベルの大きな場の移動」は何かと言うと、やはり国レベルで生きる場所を変える「移民」だろうと思います。

で、そういう「移民」を常識としてとらえられると、より小さな移動がしやすくなるかと思います。

というのも、そういう「移民として場を変えて当然だ」と分かると、小さな移動はより楽に感じますからね。

だいたい国家間を移動する場合、言語も文化も違うので、だいぶ負担が大きいものです。

 

でもそれに比べると、例えばビジネスを変えたり、国内で住む場所を変えるのなんて、さしたる負担はないと分かります。

なら、「国家間を移動するよりも、よっぽど楽だ」と分かって、いろいろと場を変えやすくなるかと思います。

そういう「より楽にできる場の移動があるし、どんどん移動していい」という感覚が、より「自分に合う場」をもたらしてくれそうに思います。

 

移民2世は成功しやすい

どうでもいいんですが、私の中では移民した世代よりも、移民2世の方が成功しやすいように感じます。

私が感じる「移民で成功した人」の共通点は、「親が移民してきて、親からしっかりした教育を与えてもらって、それで成功した」というものです。

 

これは私の予想ですが、やっぱり「移民した世代」というのは、言語とか文化で障壁が大きいのかもしれません。

でも、移民2世は、その土地で育っているので、言語や文化を幼い頃から理解していて、なじみやすいですからね。

 

移民2世は、成功できる素質を多く持つ

それに、移民2世は成功できる精神的要因を多く持つように感じます。

 

まずは、移民2世はハングリー精神が強いように感じます。

というのも、親が移民で来て、当然ですが親はすぐに大成功できるわけではありません。

むしろ、だいぶ苦労することが多いように思います。

 

すると、2世は幼い頃から質素に生きざるを得ないし、「親が豊かさを求めている」という姿を見ているものです。

そもそも、「豊かに生きたい」と強く望んでいるから、移民までしたんですからね。

なら、子は「自分が豊かになれば、親を豊かにできて、喜ばせることができる」と、幼い頃から実感できます。

だから、ハングリー精神というか、向上する意欲が強いのかなと。

 

自分の優れた点に気づきやすい

そんな中、2世は「自分の方が、親よりも言語や友人関係で優れている」と、自分の優れた点に気づきやすいものです。

それだけでなく、親からアメリカの高等教育を与えられることで、「親が持っていないものを、自分が持っている」と、使命感を持ちやすいように感じます。

 

その上、移民2世は、親の価値観を押しつけられることなく、自分の価値観を受け入れられ、自由にしやすいんですよ。

というのも、親は移民なので、「自分が正しい」とは言いませんからね。

だって、現地に合わせるのが当たり前なので、「俺が正しい。俺のようにしろ」と子に押しつけることがなくなります。

 

だから、子からすると、価値観を押しつけられることなく、自分の価値観を受け入れられるし、自分の判断で人生を決められます。

つまり、自主性が強くなるし、「自分で未来を切り開ける」と分かると。

 

成功するための要素を満たす

なら、ハングリー精神を持っていて、幼い頃から自分の優れた点を実感できて、自分の価値観を尊重され、「自分が成功すれば、親を豊かにできる」と使命感を持てます。

これって、すっごい成功するための素質でしょ。

 

だから、移民では2世が活躍しやすいんじゃないかな、と思ったりもします。

特に、「教育をしっかりと与えた」という風に、親が移民先で教えることを重視している場合、子は豊かになりやすいように感じます。

 

移民した人は、言語の障壁を下げる方が重要

もちろん、移民してきた人でもうまくいっている人たちはいます。

私の感覚では、言語の障壁が比較的少ない人が、うまくいっているように感じます。

例えばインドの人とか、インドネシアの人は、英語も使いますからね。

すると、会話がすぐにできるので、うまくいきやすいのかもしれません。

 

そういう意味でも、「言語の障壁」をできるだけ低くできることが、別の国で生きやすくなる素質なのかもしれません。

実際に、GoogleもMicrosoftも、社長はインド系ですからね。

 

まとめ

そんな風に、「国レベルに限らない、小さなレベルを含めた移民」というものを考えると、場を移動しやすくなるかもしれません。

 

そのためにも、身軽にしておいたり、不要になったものはどんどん手放すのもいいように感じます。

移動するには、身軽な方がいいですからね。

特に移民する場合、「自分の人生で大切なもの」の優先順位を決めることが大切なわけで。

 

それに、「合う場所」に生まれた人をねたんだりうらやんでも、仕方ないものです。

合わない場所に生まれてしまったら、合う場所に移動すればいいだけです。

確かに負担はありますが、そういう「人生初期で背負う負担」も、人生の一部分です。

 

そうやって移動して、いくつか荷を下ろせた時の「ああ、重たかった。ようやく少し楽になれた」という喜びは、かけがえのない体験になるかと思います。

我慢するだけでなく、自ら「移動する負担」を受け入れて背負いつつ、合う場を求めて歩いて行くイメージです。

そうやって移動しつつ、少しずつ荷を下ろしていって、荷を下ろした心地よさや開放感を味わいつつ、人生を豊かにしてゆくのも、一つの生き方のように感じます。

 

ということで今日は、生き方に「(小さなレベルを含めた)移民」を取り入れると、広い可能性が見える、というお話でした。

今日はここまで~。

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