今日は、時代の流れについてのお話です。

ブームになるときに、品質が落ちやすいので気をつけましょう、というお話をしてみましょう。

 

韓国産食品が増えましたよね

ここ1~2年ぐらいで、スーパーとかディスカウントストアで、だいぶ韓国産の輸入食品を見かけるようになったように思います。

ちょっと調べてみると、2020年ぐらいから、韓国グルメのブームが来ているようで。

いやぁ、私はその辺は完全に守備範囲外なので、全然知らなかったんですが(笑

 

とはいえ、こういうブームになっている時に、食品に限らず品質が落ちやすいので注意する方がいいように思います。

 

急拡大する時ほど、粗悪品が出回りやすい

まぁよくよく考えると分かることですが、急拡大する時ほど、売れる上に品薄になるわけです。

すると生産者側は、「どんどん作れ!」と、安全性とか品質を度外視して量を目指しやすくなるんですよ。

 

特に食品のような伝統産業でブームが起きた場合、経営者は外向型であることが多いものです。

そして競争がない分野ほど、さして能力がないのに相続で社長になった人とか、親から譲り受けただけで経営を続けている、みたいなところもよくあって。

するとそういう社長の場合、商品の安全性とか慎重さなんて考えずに、「拡大しさえすればいい。儲ければいい」と傾きがちです。

だから、素人を雇って品質を落としたり、安全確認を怠って粗悪品が出回りやすいと。

 

ブームでは、どこでも起きうる

これは韓国ブームだけでなく、結構どこでも起きうるんですよね。

例えばタピオカブームが来たときでも、ブームが拡大してきたときほど、ひどい粗悪品が出回ったものです。

 

他にも、例えば17世紀イギリスで紅茶が流行した時は、紅茶にどんどん混ぜ物(色づけの硫酸鉄とか、別の葉、砂など)を加えて、かさ増しして売っていたとか。

特に紅茶なんて、当時のイギリスだと、誰も本物を知らないわけです。

だから混ぜ物をしても、「これが紅茶か」と見分けられないと。

そして多くの人が見栄で紅茶を求めたので、ほとんど紅茶でも何でもないようなものが流通していたとか。

 

まとめ

そういう意味でも、ブームにはあんまり手を出さない方がいいように思います。

特に食品がらみは、危ないですからね。

いやまぁ、元々韓国グルメが好きだった人には、こういうブームはチャンスか災難かよく分からないように感じるかもしれませんが(笑

 

でもまぁ、こういう時ほど、いろんな自分軸を持っている人とか、ニッチが好きな人は影響を受けないのでいいですよね。

「周囲に関係なく、地味に好きなことを続けられる」というのは、社会の風潮に惑わされない、確固たる豊かさでもあって。

 

そういう自分の好きなことに熱中できる生き方もいいな、と思ったりもします。

 

ということで今日は、ブームになるときに、品質が落ちやすいので気をつけましょう、というお話でした。

今日はここまで~。

この記事をシェア:
Share