今日は、考え方のお話です。

ニッチで収益を作りたい場合、早めに「学ぶ」から「研究する」に移る方がよさそう、というお話です。

 

ニッチを目指す場合、早めに「研究する」に移る方がよさそう

「競争はやめて、独自の強みを生かして収益を作りたい」ってこと、ありますよね。

ちなみに私の中では、競争=メジャーで戦う、独自性で生きる=ニッチを目指す、という方向性かなと思います。

なので、競争が嫌で、独自性を生かして生きたい場合、ニッチを目指す方がいいように感じます。

 

そういう場合、早めに「学ぶ」から「研究する」に移る方がよさそうに思います。

もちろん学ぶことも大切なんですが、学ぶことは早めに切り上げて、「研究する」という領域に立つことが重要かなと。

 

「学ぶ」と「研究する」の違い

というのも、「学ぶ」っていうのは、「先人がすでに到達していて、体系としてまとめているもの」なんですよね。

言うなれば、学ぶのは、他の人がしいた整備した歩道やレールの上を、心地よく素早く歩くようなものです。

だから、メジャーで戦うほど学ぶことが大切になります。

それは、メジャーで戦うほど「レールの上を誰よりも早く進む競争」になるので、学べば学ぶほど競争に打ち勝てるようになるからです。

 

でも、「研究する」っていうのは、「誰も到達していない領域で、自分が新たな体系をまとめて、新たに道を作ること」なんですよ。

すなわち、レールの上を進む側ではなく、レールを作る側になるわけです。

なので、ニッチでは研究することが大切になる、ということですね。

ニッチでは、研究すればするほど独自性とか、新規に開拓する領域を作れて、豊かになれます。

 

学びは2~3ヶ月程度で限界が来る

なので、ニッチを進みたい場合は、早めに研究に移ることが大切だと。

もちろん、ニッチを攻めるにも、「誰も開拓していない新境地」まで出る必要があるので、そこまでは学んで出る必要があります。

つまり、最初は学ぶことが大切だと。

 

でも、「こっちの方向に行きたい」と確たる方向性を持っていると、学ぶのなんて2~3ヶ月本気でやれば、学び尽くすんですよね。

それは、どんなに遠くても、体系立っているものを学べば、結構ぶっ飛ばして新境地までたどり着けるからですね。

言うなれば、「カナダの未踏の地まで行きたい」、「アフリカのこの町に行きたい」とか思っていても、飛行機とローカルの電車、レンタカーを借りれば、結構すぐに行けたりするわけです。

実際に比較してみると、「東京から、大分県のこういう山の中にたどり着きたい」と向かうのと、実は時間的に大差なかったりすると(笑

 

本当に一から始める場合は数年かかるかもしれませんが、好きなことは多くの場合ですでにやっていたり、知識として触れているので慣れていることが多くて。

そういう土台を考えると、やはり数ヶ月、長くとも数年以内で新境地まで出られそうに思います。

 

「学び」ではなく「研究」をメインにする発想

世の中では、「学び続けることが大切だ」、「本は読み続けなさい」って言うじゃないですか。

確かに学ぶことは大切なんですが、それはメジャー的な発想のように思います。

ニッチを進む人は、早めに学びを切り上げて、研究に移る方が、成果を出せるかと思います。

それは、学ぶことは「他人が作ったレールの上を歩くこと」で、研究することが「自分がレールを作ること」だからですね。

 

まぁ、時には「他の人が使った方法論を本で読むことで、自分に適用できるだろう」と思うかもしれません。

でも、それも実は、「研究する」に含まれます。

メインが「研究する」で、それを実現する一つの手段として「学ぶ」があるわけですね。

これが分からずに、「学ぶことが大切だ」とばかりしていると、方向性が見えなくなって、競争から抜け出せなくなるように感じます。

 

まとめ

そういう意味でも、独自の強みを作りたい人ほど、「学ぶ」は早めに完了させて、「研究する」に移る方がよさそうに思います。

そのためにも、方向性を決めるのが大切になるかなと思います。

 

個性が強い人ほど、「自分のような個性で、豊かになる」とか、前例がないと思うんですよ。

お金がなかったり、才能がなかったり、道具がなかったり、社会で我慢ができなかったり、恵まれた環境がなかったりと、いろいろそういう「独自の性質」があるかと思います。

そういう場合、「自分の性質と似たような人から、いろいろ成功例を取ってきて、自分なりに調整して組み合わせて、いい道を作ってゆく」という必要があるわけで。

その「いろいろ取ってきて、自分なりに組み合わせて」という試行錯誤部分が、「研究する」になるわけですね。

 

そしてそれでうまくいくと、それが「自分という独自な個性でもうまくいった」という「新境地を開拓した」ことを意味します。

そういう発想ができると、「学ぶばかりで現実が変わらない」とか、「競争から抜け出せない」ということはなくなるかなと思います。

で、独自性を発揮できると、競争もなくなるので、安定した収益とかファンができて、より個性を生かせて充実できるかもしれません。

 

ということで今日は、ニッチで収益を作りたい場合、早めに「学ぶ」から「研究する」に移る方がよさそう、というお話でした。

今日はここまで~。

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