今日は簡単な、作る側のお話です。

「動画配信でもブログでも、短距離走ではなく、マラソンですよね」というお話です。

 

動画配信でうまくいくコツ

某サイトで、「YouTubeの動画配信でうまくいくパターンとして、どーんと一発当てるよりも、地味に続けられるかどうかがあるよね」という内容があったんですよ。

これ、YouTubeだけでなく、ブログでも似たような性質がありますよね。

すなわち、動画配信でもブログでも、短距離走ではなく、マラソンだな、ということです。

その上で、私なりに言うと、「ちまちま調整しつつ、続けること」ができれば、うまくいきやすくなるように感じます。

 

動画配信でもブログでも、「すごいものを毎日書こう」とか、「ハイクオリティなものを毎週配信しよう」とかすると、苦しくなりやすいように感じます。

だって、毎日いい記事なんて書けませんからね(笑

私とか、もう毎日「なんかいいネタないか」というレベルで格闘しているぐらいなので、「いい記事」どころの話ではないと(笑

いやまぁ他の人はどうかは分かりませんが、私にとってはそういうノリなんですよ。

 

最高得点ではなく、「最低点の高さ」が大切

で、こういうのは「最高得点」で競うのではなくて、「最低限、これだけは味わえる」という「最低点の高さ」を続けるもののように感じます。

すなわち、無理に高得点を得る必要はないんだ、ということです。

 

例えばこのブログでも、ちょっとしたロジックとか、普通ではない考え方とか方法論、新しい発見やものの見方、そういう部分を組み込むようにしています。

すると、「その最低点さえ取れれば、今日もOK」という低いハードルがあるから、結構楽にクリアできます。

で、その最低点の基準は、「ちまちま調整しつつ、長期で上げてゆけばいいや」とすると。

この基準となる最低点も、一気に上げようとはせずに、「まぁ自分なら、無理をせずともこれぐらいは出せる」という、楽勝なラインを設定します。

なら、プレッシャーを感じることなく、方向性を保って続けられるわけですね。

 

続けるなら「前回よりも必ずいいもの」は不可能

そして、書いていると、中からヒットするものとか、「もっと書けるな」という話題が出てくるわけです。

なら、私の場合は、それをより細かく書いたり、本にして出していると。

 

でもこれが、「いつもいいものを作らなきゃいけない」とか、「前回よりも、必ずいいものにしなきゃいけない」とか思うと、しんどいですよね。

だいたい、「前回よりも必ずいいもの」なんて、コンスタントに続けるものの場合はまず不可能ですから(笑

まぁ「制作期間が数年かかる」みたいなものは、そういうのでもいいかもしれません。

でも、毎日とか毎週続けるようなものの場合、「最高得点」とか「一つの動画や記事がヒットする」というのは、おまけでしかないように感じます。

 

最低限、何が楽しめるのか

で、重要なのが、「最低限、何が楽しめるのか」という部分だろうと思います。

例えば私の場合、動画ではレシピ動画とか、食べ歩き動画、サバイバル系のキャンプ動画をよく見るんですよ。

すると、レシピ動画や食べ歩き動画の場合、「フライパンで焼ける、ジューシーでおいしそうな音」とか、「ぐつぐる煮える音」、「おいしそうに食べる部分」みたいな中核要素があって。

なら、そういう食べ物系動画では、そういう要素を入れておくことが、「最低限楽しめる部分」になるかもしれません。

 

キャンプ動画の場合、「鳥の鳴き声や、川のせせらぎ、木々のざわめきみたいな、自然を感じさせる音があること」になるかもしれません。

もしくは、「そんな自然の中で、動画主が静かに作業をしている音」とか、「社会から離れて、キャンプの世界を語っている、俗世間とは別世界の感覚や内容」とかになるかもしれません。

すると、見る側は、そういう音や感性を味わうことで、「ああ、安らぎだ。落ち着く」とか、「違う世界にやってきた」とか感じて、なんだか定期的にその動画に触れたくなると。

 

「最低限、これだけ入れておけばいい」とできると、楽になる

これが分かっていれば、「最低限、これだけは入れておけばいい」と分かって、安心できますよね。

変に最高の料理とか、最高のキャンプをしなくても、「今日もおいしそうな音を楽しんでもらおう」、「今日も自然の音を楽しんでもらおう」程度でいいんですから。

それを、いろんなシチュエーションや状況に応じて、その個性やバリエーションを楽しんでもらえばいいわけです。

 

私の中では、動画の場合はそういう「環境音」という要素が重要になりそうに感じます。

内容よりも、「その環境にいて心地よいかどうか」が重要になる、ということですね。

私はVTuber動画はほぼ見ませんが、そういうのもやっぱり「そういう配信者のいる部屋に一緒にいて、楽しい空気を味わえるかどうか」が重要になるんじゃないかな、と予想していたりもします。

すなわち、「BGMとして流しておいても心地よい」という動画ほど、うまくいきそうに感じます。

 

まとめ

そんな感じで、短距離走ではなく、マラソンのように進めることができれば、うまく続けられそうに感じます。

高得点は必要ないから、「最低これを味わってもらえればいい」という部分を見極めて、それを入れてゆけばいいんだと。

で、ちまちまと試行錯誤しつつ、その「最低限のクオリティ」を上げてゆくのでよさそうに思います。

 

すると、うまく続けられるし、楽しみつつ向上してゆけるかもしれません。

 

ということで今日は、「動画配信でもブログでも、短距離走ではなく、マラソンですよね」というお話でした。

今日はここまで~。

 

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