今日は、精神的なお話です。

「好きなように生きる。同時に最悪の事態に備える」というスタイルもよさそう、というお話です。

 

最近は、金融系にも興味を持っていたり

最近、と言うまでもなく、私は独立したぐらいから、金融方向に少し興味を持っていたんですよ。

ただ、私にとっては内面の整理をする方が重要だったので、ずっとそっちを優先していたんですが。

 

でもここ5年ぐらいで、特に本を書き始めたぐらいから、内面のこじれをぐっと調整できるようになって。

それで、今ではさほど気にならなくなるほど、気楽に日常を送れるようになったんですよね。

学生時代の生き苦しさを100とすると、今は3~4ぐらいになったぐらい、だいぶ楽になれて。

「ひょっとすると、本とかブログを書くのは、内面を整理するのに役立つかもしれないな」とも思ったりもしつつ。

 

そんなこんなで、内面関係の問題をようやくクリアできてきたので、最近(というかここ3~4年ぐらい)は金融方向にも好奇心を発揮してます。

 

金融系には「自由が好きな人」が多い

で、YouTubeでそれ系の動画を見ているんですが、金融とか投資系の人って「自由が好きな人」が多いように思います。

それはきっと、ビジネスとか市場というのは、世の中でも一番自由にできる場だったり、自己責任でできる場だからだろうと思います。

まぁ社会に興味がある人とか、雇われが好きな人は、政治とか社会活動、公務員とかサラリーマンに向かうでしょうからね。

そういう意味でも、特に金融市場では、自由主義者が多いように感じます。

 

それで、中にはもう「イカれたほどの自由主義者」みたいな人もいるんですよ(笑

昨日見た動画で、ジェラルド・セレンティという、だいぶマイナーな人がいるんですが、この人がやばいことやばいこと。

「そんなに言いたい放題言って、大丈夫なの!? アメリカ人だからいいものの、日本でそれを言ったらやばいでしょ」と心配するぐらい、歯に衣着せずに言う人がいたんですよ。

で、私はいろんな極端な人とか、私の常識外にいる人には興味あるので、いろいろ話を聞いているんですが。

 

それで面白いのが、イカれたことを言いたい放題言う人が、たまにいいことを言うと、「なにこの人、すっごい常識的でいい人やん」と感じたりするんですよね(笑

なので今日は、そんな「普段は極端な人が、たまに言ったいい言葉」を紹介してみようかと思います。

 

「好きなことをして生きなさい。そして最悪に備えなさい」

それが、「好きなことをして生きなさい。そして最悪に備えなさい」ということですね。(その動画はこちら(英語版のみ):29:05~29:30の部分)

 

これ、結構なバランス感覚だと思うんですよ。

というのも、「好きなことをする」って、どちらかというと「現実離れした、常識を外れる生き方」ですよね。

でもそこで、「最悪に備える」ということで、地に足をつけて進むことができると。

 

おそらく「好きなことをして生きることへの、一番の反論」っていうのが、「そんなの理想論だ」という内容だろうと思います。

「好きなことをして生きる」って、確かに普通から考えると、現実的ではなかったり、なんだかフワフワしていたり、危なっかしいイメージがあるじゃないですか。

私たちだって、「そんな夢を見ずに、我慢して、堅実に生きる方がいいよ」と言いたくなるものですよね。

 

キラキラに惑わされた人が、痛い目を見る

実際に、一部の自己啓発系の人には、あまりに過剰にキラキラにして言う人もいるものです。

「夢を見れば、つらいことなんて何一つないよ! 人生バラ色になるよ! ハッピー、ワクワク、ポジティブ、ミラクルでキラキラなエブリデイ! 一点の不安も恐怖も哀しみもない世界に、一緒に行こう! それ以外はありえないよ!」みたいな。

私からすると、「この人、なんかやばいドラッグでもやってるんじゃないの?」とか思うんですが(笑

いやまぁ、それもその人の生き方なので、止めはしませんが(笑

 

でもそういう風に、「好きなことをする」=「キラキラなもの」というイメージがあると思うんですよ。

他にも、例えば「投資をして生きる」とか、「不労所得を作って生きる」というものも、やたらとキラキラ演出がされやすいようにも思うんですが。

 

そして、そのキラキラに惑わされた人が、痛い目を見やすいように思います。

まぁこれは、宗教でも詐欺でも宝くじでも、疲れた人ほど「楽にお金持ちになりたい」と感じるので、真っ先に食い物にされるのは世の常ですが。

 

「最悪に備えつつ、好きなことをする」スタイル

私が言う「好きなことををする」というのは、そうではなくて、まさに「最悪に備えつつ、好きなことをする」というスタイルですね。

私のブログでも、いろんなリスクを語るでしょ。

そういう「最悪の事態に対する備え」という土台部分が、自由な人生には重要になるように思います。

 

ある意味、そこをしっかりできていることで、安心して好きなことをできるし、好奇心を発揮できると。

上記の「イカれたほどの自由主義者」も、その人はアメリカ人なんですが、きっちり準備しているわけです。

「何かあったときは、銃とゴールドを持って、ローカルの道でカナダに脱出するコースを準備している。高速道路は全部閉鎖されるだろうからね」と言っていて。

 

そういう、「いざというときに、どうやって国外に出るか」という部分も含めて、リスク対策のように思います。

そしてそういう「最悪に対する備え」があることで、初めて「好きなことをする」がうまく機能するように思います。

これは「好きなことをする」だけでなく、投資でも不労所得作りでも、同じかなと。

 

まとめ

そんな風に、「好きなように生きる。同時に最悪の事態に備える」というスタイルもよさそうに思います。

自由に生きるというのは、「自分ですべての責任を負う」ということですからね。

地味で、面倒で、回り道ばかりをして、何度も「こっちもダメか」と落ち込む、それを毎日できる人が、本当の自由人のようにも思います。

 

「キラキラハッピーワクワクポジティブ!」は、私からすると、「寝てはいけない、休んでもいけない」というのと同じように感じます。

ブラックというか、あるいは「純粋なホワイトは、ブラックになる」というのと同じで、不安定なように感じます。

 

これが分かると、うまく自由な人生を楽しめるように思います。

 

ということで今日は、「好きなように生きる。同時に最悪の事態に備える」というスタイルもよさそう、というお話でした。

今日はここまで~。

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