今日は精神的なお話です。

「自由が好きな人ほど、自由な場の思想に触れると楽になれそう」、というお話です。

 

「自由が好き」なタイプの苦しみ

私は自由が好きなんですが、このブログでもそういう「自由が好き」ってタイプの人が多いかなと思ったりもします。

 

こういうタイプの人は、雇われるのとか、団体行動がすごく嫌なんですよね。

例えば学校や会社で、「朝9時から夕方まで、ずっと机に座って勉強や仕事しなきゃいけない」とか、「修学旅行や社員旅行で、長時間ずっと同じバス席に座ってなきゃいけない」とかあったとしましょうか。

すると、もうそれだけで憂鬱になったり、発狂しそうになったりするじゃないですか(笑

「勉強や仕事でも、集中できる時に席について、好きな時に席を立ってリラックスしたいんだよ!」とか、「見たい場所とか落ち着ける場所は、もっとじっくりいさせてよ!」みたいな。

でも、周囲がみんな席に座っていたり、動かないので、自分も苦しい中で我慢しつつ同じようにしているわけです。

 

もっと自由な場所がある

最近私が分かってきたのは、世の中では結構、もっと自由な場所があるように感じます。

その中でも、やはりアメリカ的な環境は、そういう「自由が好き、自分の好きにしたい」という人には合っているように感じたりもします。

まぁ私は米軍基地のすぐ隣に住んでいるので、アメリカという環境に少しだけ近いからそう感じるのかもしれませんが。

 

それでいい例があったので、ご紹介しましょう。

少し前に、私は「アメリカ人の家庭って、普段どういうものを食べてるんだろう? どういう日常生活をしているんだろう?」と気になって、そのライフスタイルを知りたくなったんですよ。

で、いろんなアメリカ人主婦のYouTube動画を見ていました。

それは「スーパーでこういうものを買ったよ。こういう品物は、こういう風に選ぶといいよ」とか、「こういう工夫をしたら、節約できたし、もっと楽になれたよ」的な工夫系動画でした。

 

ちなみにアメリカは国土が広大なので、特に地方に住んでいる人は、スーパーに行くだけでもかなり時間がかかることがあるようで。

それで、2週間分とか1ヶ月分をまとめ買いすることもあるようなんですが。

 

炭水化物系ばかりを買う主婦

で、とあるアメリカ人主婦の買い物内容が、すごかったんですよ。

それが、「1ヶ月近くの食料品まとめ買いが、ほぼ炭水化物系だった」みたいな。

シリアルとか、パンとか、ピザとか、スナック類ばかりで、野菜とかはほぼなしで。

完全に肥満一直線な内容なわけです。

しかも、それを子供にも食べさせていると。

 

そして、その主婦もそれが問題だと分かっているからか、動画内でしきりに「炭水化物ばかりですみません」と謝っていて。

 

でも、その動画のコメントが、印象に残っていたんですよね。

それが、「自分の考えで選んでいるなら、それでいい。何をそんなに謝る必要があるんだ。何を選んで、何を子供に与えるのか、それは親が自分なりに考えて決めればいいことだ」と。

そしてこういうコメントがぞろぞろと、ほぼ上位にあったと。

 

自由が基盤にある心地よさ

これを見て、私は「ああ、これこそ自由な環境、自由な発想だ」と感じたわけです。

日本だと99%否定的になりそうですよね(笑

もちろんアメリカでもそれなりの率で「そんなのダメだ」的な意見もあるでしょうが、自由を支持する層もそれなりにあるわけです。

 

例えばアメリカでは、イカれた量の添加物が加えられた食品とか、結構あるんですよ。

チキンナゲットとか、本来なら5種類ぐらいで作れるものなのに、原材料に80種類近くもの材料や添加物が使われていたり。

マクドナルドとか、そういうファストフード系なんて、そういうのがよくありますよね。

 

なぜアメリカはああいうのがまかり通っているのかと言うと、「自分で選べばいい」という自由思想があるからのように感じます。

「何を食べるのか、それを選ぶのは食べる側の自由だ」、「自分の身は、自分で守れ」、「だから、売る側は、必要とされるものを提供する」みたいな。

もちろん、「そのための判断材料は、提供しますよ。原材料や表示をしっかり見てくださいね」というのが前提です。

そういう「自由」の比率が高いんだと。

 

個としての賢さが重要になる

だから、個としての賢さや考え方、生き方やスタイルが重要になるわけです。

「社会は自分を守ってくれない」が前提なので、自分で自分を守るしかないと。

で、そういう賢さを持たない人は、「ただ安いから、便利だから」で飛びついて、肥満になって、いろいろ削られてゆくと。

でも、自分で食事やライフスタイルに気を配れる人は、時と状況に応じて適切なものを選べると。

だから、添加物やファストフード、炭水化物が完全な悪ではなくて、その人の思想や生き方、裁量で決められるわけです。

 

これは「どちらがいい」という問題ではなくて、度合いの問題ですね。

日本のように社会が多くを規制する場合、社会に従うばかりの人は大いに守られますが、自由が好きな人は自由にできないわけです。

そして「勉強や仕事は、ずっと座ってなきゃいけない」、「修学旅行や社員旅行は全員参加、ずっと団体行動」、「修学旅行のおやつは300円まで」みたいなことに苦しむと。

いやまぁ、おやつ300円に苦しむかどうかは分かりませんが(笑

 

でも、アメリカのように比較的自由な環境の場合、「自由に選べばいい」という発想もあるんですよね。

だから、「好きなスタイルでできる仕事を選べばいいだけだ」、「自分に合う学校や会社に行けばいいし、雇われが嫌なら起業してもいい」、「旅行は家庭で好きにして」、「おやつなんぞ、好きにしろ」みたいな。

すなわち、「君の人生は君のものだ。好きにしなさい。だからこそ、その結果は君が背負うものだ」という基本思想が強いと。

 

誰かのせいにできない環境が、楽になることもある

これは、個としての強さと自立、責任を必要とされるものです。

そして、誰かのせいにできないと。

でも、自由が好きな人ほど、こちらの方が安心できるし、力を発揮できることもあるように思います。

 

もちろんそういう環境では、個としての強さを持たない人は、落ちぶれます。

だからアメリカは貧富の格差も大きいし、自由だからこそ犯罪率も高いと。

繰り返しますが、それはよい悪いではなくて、スタイルの問題だということです。

もちろんこれはアメリカだけでなく、デンマークとかオランダ、北欧諸国でも、こういう自由の意識は高いように感じます。

 

まとめ

なので、そういう「自由にしていい」という思想がある環境を知ると、より元気になれることもあるんじゃないかと思います。

そして、こういうスタイルの方が、合う人もいるように感じます。

で、そういう自由を重視する環境は、世界にも結構あるし、もちろん日本でも部分的にあるものです。

 

なので自由が好きな人ほど、こういう思想が当たり前な環境に身を置くと、元気も出るし、力を発揮できそうに感じます。

時には、「みんなそうだよ」となぐさめの言葉を得るよりも、「君の人生は君のものだ。好きにしていいんだ。その結果も、君のものだ」と自立を促す方が、元気が出ることもあるかなと。

 

雇われが苦しいなら独立してもいいし、そのためにはしっかりと学ぶ必要があるでしょう。

でも、その場合でも、「個としての強さ」を身につければいいんだと。

学んで、失敗して、泣いて、そして立ち上がって、少しずつ進んで行くのでいいわけです。

だって、「個」はそれぞれ違って当たり前なので、ハンディキャップがある人はハンディキャップがあるなりに歩けばいいと。

それはその人の価値がないことを意味するのではなく、一人一人が「違う個性を持っていていい。それでいいから、泣きながらでも歩いていい」という許しがあるように感じます。

 

そういう環境の方が、力が出る人もいるんじゃないかな、と思ったりもします。

 

ということで今日は、「自由が好きな人ほど、自由な場の思想に触れると楽になれそう」、というお話をしてみました。

今日はここまで~。

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