今日は、新作本「高共感な人の生き方戦略」リリース後のお休みということで、いろいろ余談です。
表紙とか、簡単に私が使っているツール紹介でもしてみましょうか。
今回の表紙
今回の本では親子関係が多く書かれているので、親子の表紙にしてみました。
表紙はほのぼのしていますが、本の中では搾取とか隷属とか、壮絶なだまし合いバトルが行われていたりします(笑
まんま前作と同じ配置なんですが、こういうデザインって地味に好きだったりします。
サイト作りとか、サイトのデザインも、始めるとつい作り込んでしまうタイプだったり。
画像作成:「PhotoGimp」&「Photopea」
で、この表紙には、PhotoGimpというツールを使ってます。
これは、Gimpというフリーの画像処理ツールを、Photoshop風のインターフェースに調整したものです。
私は昔からPhotoshopを使っていたんですが、3年ほど前にPCがクラッシュした時に認証が通らなくなっていて、やめたんですよ。
あんまり複雑な機能は使わなくなっていたし、また買い直すのもアホらしいし、今は月払い方式になっていますからね。
なので、「お金をかける意味もないし、もうPhotoshopはいいや」と手放したと。
で、フリーで一番人気のGimpを使い始ってみたんですが、これがまぁ使いにくくてすぐに断念して(笑
でも、Gimpにはいろんなプラグインがあるんですよ。
そして検索するとPhotoGimpの存在を知って、割り当てるとPhotoshop風の操作感覚にできて、それからはこれを使ってます。
やっぱり、Photoshopの方が便利な実感です。
もし日常的に画像編集をするなら、Photoshopの方が圧倒的にいいでしょう。
ただ、数ヶ月に1度、本の表紙を作る程度なら、PhotoGimpで十分かなと思います。
で、簡単な画像編集は、PhotoPeaというウェブアプリを使ってます。
ブラウザで動くし、軽いし、しかも無料でPhotoshopの基本レベルが処理できるので、これはだいぶおすすめです。
文章作成:「LibreOffice」
文章は、LibreOfficeのWriterを使ってます。
いわゆる、Microsoft Wordみたいな、無料で使えるオープンソース版です。
ゲームシナリオを書くならテキストエディタを使うでしょうが、本を書くならこういうワープロソフトですね。
というのも、本ではタイトルとか体裁も必要になるので、テキストエディタではいろいろ不便で。
最初はGoogle Documentを使ってオンラインで作ろうとしたんですが、いろいろ不便だし、電子書籍として出力しても仕上がりの質が悪いのでやめました。
その他ツール
電子書籍として仕上げるツールは、Calibreのエディタ部分を使ってます。
これもフリーで使えるものですね。
細かいことを言うと、LibreOfficeからHTML形式でプレビューを出力して、そのソースをCalibreの編集ツールに移して、編集して本として仕上げています。
「表紙画像をリアルの本のように見せる」という画像処理は、DIY BookDesignという無料のウェブサービスを使ってます。
表紙画像を入力するだけで、本とかスマホで表示したように3D表示してくれるので、こういうのを使うとちょっと豪華に見えます。
ただ、仕上げた後で気づいたんですが、裏表紙と表紙の位置が逆になってるんですよね(笑
英語のように横書きならこれでいいんですが、日本語のように縦書きの場合、逆になっちゃうと。
こういう場合でも、「なら使えないじゃない!」とあきらめやすいんですが。
でも、例えば「表紙画像を左右反転させて入力して仕上げて、最後にまた左右反転させる」というちょっとした工夫で対応できたりします。
こういう小さなコツをうまく使えると、いろいろ実現しやすくなるように思います。
でもまぁいまさら修正するのは面倒なので、このミスはこのままでいきます(笑
今は無料でいろんなものを作れる時代
そんな風に、今は無料でいろんなものを作れる時代なんですよね。
私はPCで本を書いてますが、やろうと思えばスマホでもできるかと思います。
他にも、例えば動画でもスマホ1台あれば作れるし、イラストなら少し高性能なタブレットがあれば十分で。
それに、発表や販売の場も、ブログやSNS、投稿サイト、販売サイトでも、ほぼ無料で使えて。
さらには作り方も、YouTubeでも見ればいくらでも出てくると。
そういう風に、自分に合うベースとなるPCもしくはスマホさえあれば、後は可能性はいくらでもあるように思います。
すなわち、これからは「こういうのが欲しい」とか、「こういうのがあったらいいよね」という夢を描ける人ほど、有利になりやすいかなと。
それは、そういう夢があるほど、実現可能性は見つかりやすいからで。
その上で、「作るのが好き」という素質が加われば、もはや最強かなと思います。
別に作るのが苦手でも、人付き合いが好きなら、人同士をつなげることもできるでしょう。
そんな風に、「意外と自分の近くにチャンスはある」と分かると、希望が持てるかもしれません。
まとめ
そんな感じで、今回の新作本を作ってます。
私はもう少し後処置をして、少し休みつつ、たまった雑用を処理して、次に移れればな、と思ってます。
いやもう、完成前って雑用を全部無視して集中するので、やることがたまりやすいんですよ(笑
それに、プロットシステム完成後からずっと休みなく走り続けているので、少し休めればなと思ってます。
ということで今日は、私が使っているツール紹介をしてみました。
今日はここまで~。