今日も精神的な、短いお話です。

「私の過去には意味がなかった」ではなく、「今の私が調子悪い」なんですよね、というお話です。

 

「未来をつい考えちゃうタイプ」という性質

よくネタにしてますが、「未来をつい考えちゃうタイプの人」って、いますよね。

夏休みの宿題を早めに済ませておいたり、「嫌なこととか面倒なことを先に片付けて、後を気楽に楽しく過ごしたい」というタイプの人です。

 

私の中では、こういう人は「時間の概念が強い」タイプだろうなと思ってます。

人は、「今を生きる(未来を考えない)タイプ」と、「未来を重視するタイプ」がいます。

 

で、両者がいることでより絶滅を防げます。

というのも、未来を考えないタイプがいることで、恐れずに新境地に出て行くことができたり、決まったレールの上を歩くことができて。

一方で、未来を考えるタイプがいることで、リスクが高い場所とか、環境変動が大きい時期でも準備して生き抜けます。

そういう性質の違いがあることで、人間は絶滅を防いできたわけですね。

 

「未来をつい考えちゃうタイプ」の人は、過去も考えやすい

ただ、そういう「未来をつい考えちゃうタイプ」の人って、過去についてもつい考えちゃうように思います。

フラッシュバックとか、過去の苦しみとか、結構引き起こしやすいんじゃないかなと思ったりするんですが。

 

その場合、弱っていると、ついいろいろと、過去を悪く考えてしまうことがあるかもしれません。

「自分の過去は、意味がなかったんじゃないか」とか「自分の今までは、何の成果も生まなかったんじゃないか」とか思うことがあったりして。

 

でも実は、それは「自分の過去に意味がなかった」ではなくて、「今の私が調子悪い」なんですよね。

過去が問題だったんじゃなくて、今の自分が問題なんだ、ということです。

これが分かると、「過去が問題じゃなかった」とできて、安心して今と未来作りに集中できるかと思います。

 

弱気になると、過去にも弱気になる

ちなみに、このブログでもネタにしまくってますが、先月まで私は肝臓を痛めていたんですよ。

より正確に言うと、幼い頃からそういう症状を繰り返してきたので、「元々肝臓が強くない体質だと、大人になって分かった」というのが正解かもしれませんが。

 

で、そういう病床にいると、今も未来も、そして過去に対しても、弱気になるんですよ(笑

何もろくにできないし、ベッドの中から動けないしで、弱々になると。

すると、過去に対しても同じように、「今までの自分の過去は、無意味だったのかな」とか、「何かを作る意味なんてないよね、こんなの作っても意味ないよね」と感じたりして。

 

でも、肝臓が治って元気になったら、自然と「作りたい」という欲求が出てきてるんですよ(笑

そして今は、もう勢いに乗って「新しいものを作るのって、面白いな~」と、熱中して次回作制作を楽しんでいたり。

 

過去そのものに問題なんてない

ほら、例えば風邪の時でも、地震が起きたときでも、なんか急に人恋しくなったり、不安になったり、精神的に弱くなったりしますよね。

あれと同じです。

 

だから、過去そのものに問題なんてないように思います。

「今、私が過去をどう解釈しているか」しかない、ということですね。

そして、今が元気になったり、希望に満ちあふれれば、過去なんていくらでも「今までの過去があってよかった! 意味があった!」と感じますから。

 

まとめ

なので、この原理が分かると、「過去に意味がなかったんじゃないか」という疑念を手放せそうに思います。

ただ、今の精神力が弱っているだけですね。

 

言い換えると、「過去は、今の体調や気分、希望次第で、よくできる」ということです。

なら、「体調が戻れば、精神力も戻るよ」と思えると、自分の健康とか体力回復に集中できて、それが過去をよくするかと思います。

 

「過去なんてそんなものだ」と思えると、気楽になれるかもしれません。

 

ということで今日は、「私の過去には意味がなかった」ではなく、「今の私が調子悪い」なんですよね、というお話でした。

 

ちなみに次回作制作もペースに乗ってきたので、しばらくは短めの内容が続くかもしれません。

「次は3ヶ月以内には出したいな」とか思っているんですが、こういうことを言うと6ヶ月とか1年とかかかっちゃうので、時期は分かりません(笑

 

ってことで、今日はここまで~。

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