今日はかなりどうでもいい、精神的なお話です。
「好きな色で性格が診断できる」というよりも、「好きな色であこがれが分かる」が正確かな、というお話です。
色による性格診断は何を示す?
「好きな色で性格診断」みたいなものがあるじゃないですか。
「赤が好きな人は、情熱的でエネルギッシュ」とか、「青が好きな人は、冷静で理知的」、「白が好きな人は、潔白で純粋」だとか。
それとか、男の子向けの戦隊モノでも、色でキャラクターが区別されますよね。
赤がリーダーで、青が知的キャラで、黒が孤独なイケメンで、ピンクがヒロインで、イエローがカレー好き、とか(笑
それで、見る側は「この色が好き」みたいに好みの個性を診断することもできて。
で、私の中では、あれは「性格診断」というよりも、「何にあこがれているか」が分かるんじゃないかな、と思ったりもします。
すなわち、「私の中にあるもの」というよりも、「私がもっと欲しいもの」を示しているんじゃないかと。
国や地域ごとで、色のイメージが違う
というのも、ああいう色診断って、「色から受ける影響」というよりも、「色から連想する象徴的イメージ」で主に決めているように感じます。
実は色って、国や地域ごとに連想するイメージが違うんですよ。
例えば赤は、日本では情熱的なイメージですが、インドでは高貴さを表していたり、イスラムでは愛を示していたり。
緑は、日本では自然なイメージですが、インドでは愛だったり、イスラムでは聖なる色だったり、一方で古代中国では卑しい身分を示していたり。
ピンクは、日本では女性的なイメージですが、欧米では同性愛のイメージで使われているようで。
いや、私は海外に住んだことはないので、各地域の人が「どれぐらいその色のイメージを持つのか」は分かりませんが。
もちろん「赤はエネルギー」、「緑は若々しい」、「黒は負の感情」みたいに共通イメージもありますが、結構違っている部分もあると。
そういうのもあると分かると、「色そのものから受ける影響」ではなくて、「色から連想するイメージ」だと考える方がよさそうですよね。
あこがれるものを選びそう
で、その上で何かを選ぶ場合、「私の中にたくさんあるもの」というよりも、「私がもっと欲しいもの、もっと触れていたいもの、あこがれるもの」を選びそうに感じます。
色を選ぶ場合、「私の中にたくさんあるもの」と「私があこがれるもの」の2つの要素があるかと思います。
例えば、自分のWebサイトを作って何かを分かち合う場合、そういう色は「私の中にたくさんあるもの」のイメージ色を選びそうだと分かります。
でも、そういうのを抜きにして「好きな色は何?」と単体で訊かれると、それは「私があこがれるもの」のイメージ色を前提として選びそうに感じます。
そして、その時々で好きな色は変わりうるし、その人がその色に何をイメージしているかでも、内容は変わると。
いやまぁ、根拠なんてほとんどなくて、だいぶ私の予想が入っているので、全く違ってるかもしれませんが(笑
まとめ
そう考えると、色診断は「その時々で何を欲しているか」という、あこがれの内容を映す鏡のようなものかな、と思ったりします。
自分を映す鏡ではなく、あこがれを映し出す鏡なんだと。
ちなみに私の場合、幼い頃は鮮やかな青が好きで、学生期はかなり暗めの青や紫が好きでした。
「今好きな色は何か」と言われるとだいぶ悩むんですが、強いて挙げるなら白か明るいナチュラルカラーかなと。
たぶん今の私は、自然な生き方にあこがれているのかな、と思ったりもします。
そんな風に考えると、色診断もいろいろ楽しめるかも。
ということで今日は、「好きな色で性格が診断できる」というよりも、「好きな色であこがれが分かる」が正確かな、というお話をしてみました。
今日はここまで~。