今日は、日記的な、生き方のお話です。

人生の不運が底を打ったとき、意外と「ようやく大底だ」と分かって安心できる、というお話をしてみましょう。

 

流れがよくない時期とは、何かを手放す時期

ここ数日は、私にとっては少し流れがよくない時期だったんですよ。

で、私の中では、こういう流れの悪い時期は、「無駄な執着を手放す時期だ」ととらえています。

「潔(いさぎよ)く、無駄な執着を手放せば、次のいい流れが見える」ということですね。

 

人生が変化する時ほど、こういう「手放す時期」があるように思います。

で、そこで手放した瞬間に、「ああ、不運が底を打った。ようやく大底だ」と感覚で理解できることも多いように思います。

 

「不運が底を打った」という実感

そういう「不運が底を打った」というのは、実感で分かるものなんですよ。

実際に私の過去でも、私の人生で最も「不運の底」だったのは、私がオンラインゲームで失敗した時だろうと思います。

 

当時は2年半かけて作ったものが大失敗して、落ち込んでいたわけです。

大々的に宣伝したのに、3日後にはサーバーから誰もいなくなっていた現実を目の当たりにして、そりゃもうヘコみましたから(笑

 

で、私は散歩が趣味なんですが、その時は見知らぬ人とすれ違うのですらストレスになるぐらい、「刺激を受けたくない」という状態でした。

なので、誰も通らない道を選んで、とぼとぼと肩を落として歩いていたように思います。

いやまぁ、そこで「歩かない」という選択肢を選ばないのが、意外と元気な部分なのかもしれませんが(笑

 

手放した瞬間、「不運が底を打った」と分かる

そして近所を歩いて、誰もいない昼下がりの公園に入って、日陰のベンチに座って、「もうこういうゲーム制作はやめよう」と決めました。

次に何をすればいいのかは分からなかったんですが、とにかく手放したわけです。

 

すると、ふいに「ああ、これがどん底だ。不運が底を打った。後は上昇するしかない」と実感で分かったんですよね。

確かにそれは痛くて身体が重たい状態なんですが、精神的にはすーっと楽になったと。

 

そしてその2~3日後、「本を書こう!」と直感のようにひらめいて、そこから人生の上昇が始まったように思います。

実際に情熱的にできて、アイデアも次々出てくるし、どんどん書けるし、収益も積み重なるようになって。

それが、「ゲーム制作をする」というサイクルを終える、一つの区切りになったように思います。

 

「プチどん底」を味わおう

私たちはそういう風に、「合わないもの」をしてしまうことがあるように思います。

じゃあなぜ自分に合わないのに活動するのかというと、「あこがれがあるから」、もしくは「過去の自分には合ったから」のどちらかだろうと思います。

だけど、いろいろ経験や成長をすることで、「これは自分には合わない」と分かったり、「もう別れるタイミングだ」となるわけです。

 

確かに、こういう「プチどん底」みたいな状態ってしんどいんですよ。

というのも、いろんな目標とか自分のビジョン、自分の理想像を失うからですね。

「こういう自分になるんだ!」と理想像を掲げて目標に向かっていても、「その生き方は、自分には合わなかった」と分かるわけです。

すると、そういう「あこがれの自分像」を失って、目指すものを失って、ぽっかりと胸に穴が空いた感じになってしまうと。

 

「予想外だった、自分に合うもの」との出会い

でも、そういう目標を手放して、その後で「予想外だった、自分に合うもの」が出てくることもあるものです。

実際に私も、「ゲーム制作」を手放すと、「本作り」という新たな自分に出会いましたからね。

 

当時の私にとっては、「本を書くこと」なんて、あこがれでも何でもなかったわけです。

だけど、始めると「これが自分に合っていた!」と分かって。

 

最近の私も同様で、いろいろと「これはもはや、合わなくなった」という現実に直面しつつ、新たなステージに移行しているところです。

最近の私は、生き方をどんどん変えていますからね。

「やはり、もう本を書くこと自体も手放すかもしれないな」とか思いつつ。

そういうこともあって、いろいろと別れる切なさとか哀しさを味わいつつ、新たな自分や未来に向き合っています。

 

まとめ

なので、ここ数日は、いろいろと内面に向き合って、「この活動はもうやめよう」と手放してました。

だけど、そういう手放すことができると、「ああ、これが大底だ」とできて、上昇を開始できるように思います。

 

そういう「プチどん底」とでも言えるような状態も、変化するにはいいことなのかもしれません。

 

ということで今日は、人生の不運が底を打ったとき、意外と「ようやく大底だ」と分かって安心できる、というお話でした。

今日はここまで~。

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